Naokiさんの映画レビュー・感想・評価

Naoki

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街の上で(2019年製作の映画)

3.9

初めての今泉作品
冗長な感じがしないでもないが、この冗長さが日常ということなのだろう

愛のコリーダ 修復版(1976年製作の映画)

3.8

劇場で観るのは最後だろうと思って観た。
延々と春画を観てる気分

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.8

俺も昔妄想したことはある
コマ撮りなら自分で映画撮れるやんって
妄想で終わったけど…

俺のやりたかったことをやってくれたってことで溜飲が下がったところと、やりたかったことをやられてしまったっていう悔
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戦場のメリークリスマス 4K 修復版(1983年製作の映画)

4.0

デヴィットボウイがカッコいい
やっぱり音楽が素敵
最後のたけしの顔はグッとくる
でも正直日本人キャストの声が聞き取りづらかったかな

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.9

もっとじめっとした感じかと思ってたら、意外とカラッとした終わり方だった

結局思い出すことはあるし、正解がなんなのかは分からないんだろうけど、自分の人生あるいは自分そのものを形作る一部であることは間違
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Mank/マンク(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

良い映画だった

最初はただの尊大で扱いづらいおっさんだと思ったマンクが、実はかなり繊細だなと感じた

オールタイムベストにもしばしば選ばれる市民ケーンの裏側でこんなドラマがあったのか

政治とハリウ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

日本に住んでちゃなかなかこんな生き方はなかなか想像できない世界だな

経済に翻弄されてRVで生きることを余儀なくされて(あるいはノマドという生き方を選択して)生きる人々(高齢者がほとんど)をアメリカの
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.1

シンジも大人になった
庵野も大人になった
そしていつのまにか自分も大人になった

ありがとうエヴァンゲリオン
ありがとう庵野監督

個人的には大満足(一緒に観に行った人は観賞後ポカンとしていたが)
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

アメリカの片田舎、乾いてしまった土地、農場で一旗あげようとする父親、心臓に病を抱える息子カルト宗教、脳卒中に倒れる祖母、燃える納屋

ひりひりとした現実の中で、皆何か拠りどころを探してもがいている
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市民ケーン(1941年製作の映画)

4.0

やっぱり名作と言われるだけのことはある

莫大な富を築きながら、多くのものを失ってしまう一人の男の人生を描く深くてスケールのデカい映画

始めから終わりまで計算され尽くされたような映画で引き込まれた
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ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(2006年製作の映画)

3.6

続編がゴールデングローブとったんでとりあえず1を見てみた

そもそもが字幕派なので、久しぶりに観る吹替はなかなか落ち着いて見れなかった

wiki見てるとモキュメンタリーでありながら、割とリアルにゲリ
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.8

彼女らとは一回り以上歳が離れてるし、俺らが13歳の頃とはコミュニケーションツールもだいぶ様変わりしたけど、いけてない奴らはいつの時代もいるもので、その人たちが抱えてる私だってイケてる人間になれるはずっ>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

存在感がないはずの透明人間の存在感が怖すぎ

セシリアの周りの人と同様、観てる私も途中どこまでがセシリアの妄想か分からない

息つく暇がない

最後のサプライズも怖かったけど、セシリアの復讐心というか
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ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)

4.0

秘宝の2020ベスト映画に入ってたのでチェックした
ほんとに何の予備知識もなく見たけど、俺好みの当たりの映画だったなぁ

世界はあまりに無情でハード
そんな世界を生きる人々の人生が残酷なかたちで絡まり
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

普通決して交わることがないものを一つにしてストーリーを作るって大変だと思うけどテンポよくうまくまとめらた映画だと思う

やっぱりマ・ドンソクの漢っぷりがよい

ただ傘あげた女子高生が殺されて、呆気なく
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

男性がほとんど出てこない映画

最後の表情が印象的

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.9

古いようで新しいチームもの映画
チープなB級映画かと思って映画館で観るのスルーして損した

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.8

運命が本当にあるのかどうか分からない
けどものごとを運命的なものにしていくかどうかは自分次第なのかな

アインシュタインは言った

私たちの生き方には二通りしかない。奇跡など全く起こらないかのように生
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

4.0

なんか知らないけど、これまで何回か見直してる好きなフィンチャー映画
ウィンクルボス兄弟の本を読んでるので再び鑑賞


フェイスブック設立と訴訟の裏側を描いた、どうしようもない人々の人間ドラマ
頭が良く
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時の面影(2021年製作の映画)

4.0

いい映画
好きだな

我々の人生は一瞬だが、それでも悠久の時の中を生きてるってことを遺跡の発掘と戦争に翻弄される人を通して描いた佳作

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.8

一介の漫画家であるグレイスミスをあそこまで事件解決に駆り立てたものってなんなんだろなー

STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

一部酷評されているという噂は聞きながら彼女から誘われたので観に行った

ちなみに1は観てない
アニメよりも原作ファン

一部酷評されている理由はなんとなく分かった

・原作にないおばあちゃんを未来に連
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レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

3.8

ピクサーはよくまぁネズミが料理を作る映画にゴーサイン出したもんだ

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

テンポも話の展開もよくて面白かったー

やってることは不正行為なんだけどついつい応援しちゃった
学校を中心とした社会階層とか貧富の差を学力と知恵で逆転しちゃおうともがく彼らにシンパシーを抱いてしまうん
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.9

判事の嫌なやつっぷりが凄まじい
役者が見事

当時の社会運動とかアメリカの司法制度のこと知ってたらもっと面白いのかも

ガタカ(1997年製作の映画)

3.8

ニーバーの祈りを思い出した

「変えられるものを変える勇気を、変えられないものを受け入れる冷静さを、そして両者を識別する知恵を与えたまえ」

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.7

時代設定が84年だからってことはないんだろうけど、なんか全体的にチープな感じが否めないんだよなー...
話の回収の仕方も少し無理やりなところがあるし、大味な作品といった印象


あと作品関係ないけど後
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.8

よく分からん
けど、よく分からんで終わらせたくないとも思わされる
結局庵野の手のひらの上で転がされてシンエヴァを待つ