ぐっさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ぐっさん

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彼女が夢から覚めるまで(2021年製作の映画)

3.8

色使いが素晴らしい。
前半は水槽のモチーフが出てくるように閉塞感出してたが印象が、最後はオレンジを引き立てる補色として活きる青の存在にぐっときた。ダンスのエネルギーは偉大である。

テーブル見るたびに
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

強いおじいちゃんが気を許す時に見せるキュンとくる仕草第1位『指定したニックネームで自分を呼ばせる』

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.0

政治家を長いスパンを通し人柄で見ることをしなかったので新鮮であった。
一貫し続ける為に、苦悩する姿に惹かれた。

終盤に娘が巣立った家や、意識していた50歳直前の思いが収められていたのが深みを増してい
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ルル・オン・ザ・ブリッジ(1998年製作の映画)

3.4

(寝落ちしたのは棚に置き)意図的にシーンが飛んでる部分があり幻想ムードモクモクだった。

(2001年製作の映画)

3.4

動機の割に行動が大胆過ぎて困惑した。恥ずかしいほど若気の至りで穴があったら入りたい

ザ・ソウルメイト(2018年製作の映画)

3.5

マ・ドンソクをライトに楽しむイメージビデオのような映画だった。それを伝えたいかの如くストーリーは淡白で、展開させる為に設定を事前に提示していく手腕を見せていた。形にはなっていた。

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.7

裏表が単純明快で爽快感MAXだった。
違う要素が入れば異なる雰囲気の映画になったと思う。コメディとして特化していてよかった。
ただ副業繁盛の設定に引っ張られすぎてたので、本業パートもうちょい欲しかった
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

おめでとう、全てのエヴァンゲリオン。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.7

俯瞰で外階段を昇降するシーンが好き。他の映画でも見るが大抵支持とられてない無骨な設計でハラハラする。これが吊り橋効果ってやつか…?

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

3.7

電柱をハードルのように飛び越えて、街を踏み台にしていくドデカパルクールが爽快爽快ィ!

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.9

ベースが任侠なので、2章までは既存の様式美で胸熱くすることができた。
ただ3章は現代社会に殴られっぱなしで胸糞悪かった。軽はずみな投稿→SNS制裁という流れが嫌いという部分もあるが。

ヤクザであれ家
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.8

仲間由紀恵だァ!!ってなった。

途中経過が出ながら進行するのである種バラエティを見ている感覚だった。99.99%の閉塞感と僅かながらの希望を表現するのに長けていた。

好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.6

寒さも労働環境も厳しく、周りが荒れに廃れている。我々は主人公の懐に飛び込むほか移入する術はなかった。彼の決断に歓喜し、苦悩を共に分かち合った。
横柄な人が許しを請うシーンに彼は終始目を背けていた。諦め
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オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

3.8

自分が純度100%正直者だったのはいつまでだっただろう。恥ずかしさなのか、騒ぎにしたくなかったのか。嘘やはぐらかすことにすっかり慣れてしまっている。大人になって忘れていた感覚を2人は正直に示していた。>>続きを読む

機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

3.7

魚眼レンズ越しに見たような顔のアップが記憶にmarkされている。あの表情の歪みが近未来とマッチしていた。

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.0

精錬されすぎてて、物足りなさも感じるが、その分余白を謳歌することができた。寝床を採寸してあげたり、犬を愛でたり、スープのおかわりをよそったり…
苦境でありながら優しさの瞬間があふれていて、そしてそれら
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Munchausen(原題)(2013年製作の映画)

3.6

アリアスター短編作品の1つ。セリフがないので字幕なくても大筋は理解できる。
ポップを装っており、比較的ライトに見れた。

The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

3.6

Vimeoで公開されているアリアスター短編作品の1つ。
出来事自体そもそも胸糞悪さ全開であるが、閉鎖的な家族問題を垣間見てしまう気持ち悪さが上乗せされていた。
抱え込む、見ない振りするのは沼。

有志
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

公開前の予告編が恐ろしすぎて、気になりながらも ずるずるスルーしていたが、Netflix配信が始まったのでやっと見れた。
思えばそこから暗示は始まっていたような気がする。不穏な余白による圧迫、あえて分
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ザ・コール(2020年製作の映画)

3.6

当初から消火器の多さにびっくり。彼岸島における丸太ぐらい重要な武器だった。

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.8

子供を中心に話が展開にするが、俯瞰描写が多く、説明や情報が少ないので、彼女たちの感情を汲み取れるかが鍵。
最も常識人で社会人である管理人ボビーに移入し続けるとストレスしかない。しかしボビー自身は善人だ
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叫びとささやき(1972年製作の映画)

3.6

叫びとささやき、まなざしのメッセージ

言葉は少なかったものの、張り詰めた空気と仕草による圧力が半端ではなかった。精錬された構図のなかでやっていると恐ろしさが尚際立った。
後世の作品に影響を与えている
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

4.0

主人公のポジションが変わることで他人の人格が変わってるのが面白かった。周りにいる人ってやっぱり重要なんだな

またマセた娘が案内役になる設定が大好きなんだと再認識した。
奥さん役も天真爛漫でトキメチッ
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ミスト(2007年製作の映画)

3.7

 1件の衝撃ラストの背後には、重大事故に至らなかった29件の軽微なミスが隠れており、さらにその背後には事故寸前だった300件の異常が隠れていた…とどこかで聞いたような法則の如く、主人公の行動がとにかく>>続きを読む

君が生きた証(2014年製作の映画)

4.0

展開で見方がガラリと変わるので、多様な感情が湧き出て、厚みを生み出していた。

あとRPGの武器屋的ポジションでありながら、若者の代弁する村人Aであり、重要な展開の鍵を持つ楽器屋のおっちゃんが非常にお
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ダージリン急行(2007年製作の映画)

3.6

当事者にはなりたくないけど、どこか憧れるこの気持ち…これって恋!!?

トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.6

ごり押しパワープレイによって打開する展開が多く、シュワちゃんが映えに映えた。

パワーこそ力!!

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.2

景色の素材もよければ切り取り方もよいので俯瞰的な場面が名画になりまくっていた。
特に草むらからニョキっと3人が頭を出すシーンが好み。

フランス官能の謎解きっぽい要素が上手く作用してハマりにハマった。
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

己に足りない物が本能に訴えかけてくる。
が、今回は私が低俗すぎて「物買う前にこれを思い出そう!」というマインドが主に残ってしまった。

また一定期間おいて再見する!

ティーンスピリット(2018年製作の映画)

3.6

エルファニングを素朴にプレーンで楽しめるが、何か物足ない作品。ある種イメージビデオを見ているようであった。

ずっしりした映画の後にはもってこい!