ジャイロさんの映画レビュー・感想・評価

ジャイロ

ジャイロ

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.1

なんか気持ち悪いもん見た

咀嚼音とも違う

素材をこねくりまわす音

ザッザッザッという足音

そして反復

あと猫

音と映像で個性が伝わるシュヴァンクマイエルさん

彼らしさがそこかしこに出てい
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時の支配者(1982年製作の映画)

4.0

巨大スズメバチが恐い。想像してたのより5割り増しぐらいで恐かった

なんなら草食動物だって怖い

その境遇が絶望的。音楽も相まって、ペルディド星の孤独感がすごい

蓮の妖精

空飛ぶのっぺらぼう

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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.0

ネオノワール?

アクションスリラー?

サスペンススリラー?

確かにスリルはある。妙に引き込まれるし、変にリアルだし、大胆なのか迂闊なのか、そういうところがホントにプロフェッショナルなのか疑問に思
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

面白かった

期待以上の面白さ

シナリオがいい。それに主役の人、丸井わんさん、いいね。

タイムループものは好きなので、いろいろと観てきたつもりではありますが、これはなかなかの作品。悲壮感や絶望感が
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この茫漠たる荒野で(2020年製作の映画)

3.8

NEWS OF THE WORLD

「茫漠」

だだっ広くて、とりとめのないさま。ぼうっとしてはっきりしないさま

(原題の方が個人的に好みです)

レッドリバーと聞くと、思い出すのはハワード・ホー
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

4.2

エンディングのセンスwww

最高

あっ

犬の方です

私の中でフラッシュと言えばグラント・ガスティンなので、違和感ありまくりのエズラ・ミラー版バリー・アレン。それでも楽しいのがフラッシュ

クリ
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.7

えーっと、この娘は新聞紙を着てるのかな?

なるほど前衛的ですね

と油断したところになんかいるーーーー!!!

というオープニング

主演は、ニュージーランドの女優トーマシン・マッケンジー。タイカ・
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キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.7

これがトム・ハンクスではなく、ブルース・ウィリスだったなら、海賊は一人ずつ、そして確実に数を減らしていっただろう。最後の一人なんかは大量の火薬によって爆殺されていたに違いない。

これがドゥエイン・ジ
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

3.8

どういうこと?www

登場人物たちが個性的

タクシーの運ちゃんのキャラが好きです

はは〜ん、そ~繋がってくるのね

んでまたここに戻ってくるの?

そしてそこで合流する!?

交錯する人生

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ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.7

え?

面白かったけど?

どこかで見たことあるなと思ったら『RRR』にのシータじゃないですか。出番少なめなのに最後の最後で一番目立つ、アーリヤー・バット。イギリス人のボリウッド女優なんですね。植民地
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.7

フランク・シーランの告白本

「I Heard You Paint Houses」

家のペンキを塗るとは、人を殺した時に飛び散った血しぶきをペンキで塗って隠すことを意味するスラングなんだそうな

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RRR(2022年製作の映画)

3.8

熱い

暑すぎる

暑苦しくて、すごい漢たちのRRR

なんていうか凄みがある

さっきまで毒で弱ってたよね?とかそんなのどうだっていい。関係ない。凄みで全部解決。とにかく筋肉がすごい。

エキストラ
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インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

4.0

養子縁組。人生が交わる瞬間がそこにある。

家族って何だろう

他人の子供を受け入れて育てるそのご苦労は計り知れないし、親に捨てられた子の心の中も計り知れない。ユーモアを交えて描いたある家族の物語。ユ
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.3

久しぶりのMCU。『ヴェノム』はスパイダーマンとの絡みが無いのでイマイチのめり込めない。

呪餐 悪魔の奴隷(2022年製作の映画)

3.5

いる

ぜったい後ろにいる

このパターン分かってきた。特にカメラが寄った時が一番危ない

来るぞ

来るぞ来るぞ来るぞ

次ぜったい来るってこれ



(まだか?)




(まだなのか?)
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西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

3.7

2022年のリメイク版の方を観た長男に「西部戦線、異状なかったよ」って言われたので、オリジナル版の方を観てみました。確かに平常運転でした。

原作は1929年のドイツの長編小説

1930年の本作はア
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.3

シャーリーズ・セロンがアクション!?

氷の微笑で止まっていた私に衝撃が走ります

(シャロンストーンと間違えてました)

設定は面白い

でもそんなに時間があったなら、もうちょっと強くあってほしいな
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妖刀物語 花の吉原百人斬り(1960年製作の映画)

3.6

恋心を打ち砕かれたのが「乙女」ではなく「60近いおっさん」だった場合こうなります


吉  原  百  人  斬  り


百人は言い過ぎ

まあ気持ちは分からんでもない

吉原に巣食う金の亡者たちに
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フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛を込めて(2019年製作の映画)

3.8

いつの時代もどの国もフィッシャーマンの口は悪いww

レザボア・シー・ドッグスwww

確かに悪ふざけから入る導入部分は好きになれない

それに主人公がもうちょっとこう‥‥

それらを差っ引いたとして
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シャーロック・ホームズの冒険(1970年製作の映画)

3.4

なるほど逸話が面白い

シャーロック・ホームズを題材にした映画は数あれど、ビリー・ワイルダーのホームズはこれだけか。ビリーワイルダーオリジナル。これはもうコメディですね。なかなかどうして、楽しめました
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悪魔の奴隷(2017年製作の映画)

3.5

いるって

ぜったい後ろにいるって

(((( ;゚д゚))))アワワワワ

何が怖いってカメラワークが怖い

間の取り方が思わせぶり(褒めてます)

見えそうで見えないし、いると思ったらいなくて、油
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.7

人類は核というダモクレスの剣の下で暮らしている

それは今も変わらないのかもしれない 

嘘がバレたら終わり

緊張感あるなぁ

見入ってしまった

白鳥の湖で涙が出た。その話はするなのシーンが胸を打
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アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.2

ジェニファー・ジェイソン・リーが出ているとのことなので観ました。ふてぶてしいオーラを纏っていたので流石です。

うねる大腸

しゃべるクマ

この全滅領域は、カビみたいな気持ち悪さがある。観てるこっち
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天国から来たチャンピオン(1978年製作の映画)

3.6

『悪魔の奴隷』

というインドネシア映画を観てたんです。でも途中まで観たところで中断してしまいました。怖くて

今まで結構ホラー観てきたのにな

・身内が怖い
・生家が怖い
・子供が怖い目にあう

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VIRUS ウィルス:32(2022年製作の映画)

3.4

『未体験ゾーンの映画たち2023』

見逃していた作品が観られるようになってましたね。いつの間にか。


 
ゾンビには慣れてるつもりだったのになぁ

ここ2ヶ月の間、来る日も来る日も毎晩ウオーキング
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火宅 能「求塚」より(1979年製作の映画)

4.5

火宅とは「煩悩と苦しみに満ち、安住できない現世を、火のついた家にたとえていう言葉」なんだそうで

あまりといえばあまり、500年もの間、火宅に囚われ続けている憐れな菟名日処女(うないおとめ)

地獄に
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道成寺(1976年製作の映画)

4.2

安珍・清姫伝説

紀州和歌山県は道成寺ゆかりの伝説

古くから、能、歌舞伎、浄瑠璃で語られてきたこの題材。現代に語られる川本喜八郎による人形絵巻物。これは、もはやそういうジャンルですね。

捨てたれた
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詩人の生涯(1974年製作の映画)

3.7

まるで静かに雪が降り積もるように

貧しさが降り積もる

ジャケツ!!

なんというジャケツ作品

セピア色のアニメーションは匠の技。命が宿っている。独特の世界感にどっぷりと肩まで浸かる。そして突如あ
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(1973年製作の映画)

3.0

ラ・ジュテか?と思ったけど違った

美術の教科書に出てくるような絵の中でどんどん迷子になっていく

だめだ

難しすぎる

分かんね!!!

(1972年製作の映画)

3.8

むかし、

あるところに

漁師の兄弟が

年老いた母親と

すんでいた


そこから始まる今は昔の物語。おどろおどろしさの中にどこか哀しい匂いがする。物言わぬ人形に感情が宿っている。それが伝わってく
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花折り(1968年製作の映画)

3.6

川本喜八郎の作品が観られるなんて、なんて素晴らしいことか。この調子で他の作品も頼みますよU-NEXTさん。ホント、期待してますから

川本喜八郎と言えば人形劇

人形に命が宿るんです

いやほんとに
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.5

まさかのニーガン

びっくりしたー

となりますが、それよりも何よりも、これは完全にホラー映画です。特に前半パートが怖いのなんのって。想像以上に怖い。

ハンターのネジがぶっとびすぎてる

((((;
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救命艇(1944年製作の映画)

3.5

語らずとも語りかけてくる演出が面白い。さすがですヒッチコック大先生。

沈没した船、命からがら辿り着いた救命艇。乗り合わせたのは数人の男女、そして招かれざる客。

船上に漂う疑心暗鬼

不気味な悪役の
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