まずヨンジュン好き。ヨンジュンみたいな人に何度救われてきたことか。そして、特別なものを持っている人に劣等感を抱いてしまう気持ちも分かる。その特別なものが、生まれつきの境遇とかマイナスなものだと、気持ち>>続きを読む
自分にとってホームのようなシリーズ。全員のことを友達のように感じて、もはや冷静な感想は抱けないけど、まず一番はトリ!!!世の中には名前を付けることが大切な関係性もあれば、名前が必要ない関係性もあると思>>続きを読む
無機質な空気をじっとりと映す冷酷なカメラがひたすら厭な緊張感を漂わせていた。説明なしに映像で状況の連鎖を分からせてくる。暗室の電気を点けて大写しの写真が現れたシーンが忘れられない。
映画館を出ると夜、>>続きを読む
劇団イヌカレーの美術が目減りしていて、まどマギ特有の引力が無くなってしまった印象。登場人物も多い分、見せたい関係性の焦点が合わない感じがした。
この結末からファンは13年も待っていたなんて信じられない、TVアニメ版の物語がすべてひっくり返ってしまった…!とはいえ一つのハッピーエンドでもあると思う。
それにしても美術が全編通じて常人が考えられる>>続きを読む
EDに象徴されるように、普段遣いのNYを映そうとしているスタンスが感じられてよかった。
かつて共有していた文脈を完璧に理解していることで秒で分かり合えるネッド、ありがたい…。フランクもしかり、恋愛軸よ>>続きを読む
観ている間ずっと、去年の夏、同じように祖母にこれまでの人生の話を聞いたことを思い出していた。見せたら「よく出来てるね」と言われたのも同じ、どこか自分の語りには価値がないと思っているような控えめな態度も>>続きを読む
空間の狭さが印象的だった。バルボナに以前から住んでいた人、様々な背景の元で移り住んだ人、お互い好ましくない感情を持ちながらも、線路で区切られた範囲の中、隣り合って生活している。老若男女それぞれ本当に切>>続きを読む
自分の憧れる関係性の最上級だと思った。こんな風に人と言葉をやり取りしてみたいし、構造の外へ連れ出してくれる人に出会ってみたい。
二人が歩きながら初めて長い会話をする時、真理が「聞きたいことが沢山ある」>>続きを読む
大人になってから観ると、街の先輩たちが、キキがなるべく恐縮しないように気を遣いながら優しく見守っているのが分かる。
おソノさんは住む場所を与える交換条件として店番を頼むけど、明らかにキキの方がもらって>>続きを読む
映画世界の外の状況が映画の中に入り込んでくることによって、そこにいる物たちも意思を見込まれて役を演じているような気がしてくる。揺れる木の影、手前にいるカメラ、引っかかっている手拭い、
最後、植物に被っ>>続きを読む
忘れたいような悪いことだって忘れないこと、それを名前に託すこと。歴史をすっ飛ばさず、個人個人を尊重して受け継いでいくことがより良い未来に繋がっていく。
ケイレブの羊たちにもっと個性があっても良いのでは>>続きを読む
あの最後のシーンのためにこの映画はあるのだなと思う。ヘソンを見送り、アーサーの元に戻るまでの数十秒、1カットの中に、人生の分岐が詰まってる。ノラが”イニョン”に従ってあの選択をしたということは、自分は>>続きを読む
オルガの「たとえ失敗しても異国の地で挑戦したのだから、それを誇りなさい」(大意)みたいな台詞が心に残る。それは千鶴だけでなくフジコにも言えて、名前が残るのは千鶴かもしれないけど、知らない街に1から生活>>続きを読む
原作よりもロッキーとの関係性に焦点が当てられていて、最後の教壇シーンも含めてここまで魅力的な存在として描けたことに感動する。ロッキーの船やタウ・セチ、ペトロヴァ・ラインの光粒など、未知の宇宙を体験する>>続きを読む
「より善く変われたか」、その変化のためには出会いの絶対数がより多い社会であるべきだし、だからこそ異なる者同士を分断する差別が無い世界であってほしい。
シャボン玉から飛び出して覚悟を決め、ウソにウソで勝>>続きを読む
ノルウェーの昼の柔らかな光、日が長い夏の夜のほの明るさ、一秒一秒に人が生きる空間の豊かさが宿ってる。特にノーラが脚本を音読し始め、アグネスが笑顔になると共に右から一瞬差し込む光は奇跡のような瞬間だった>>続きを読む
静けさから自分の祖母の家を思い出したけど、そこから翻って『阿賀に生きる』に映された空間は同じ山間部を映していてもうるさいくらいに人間だったなと思った。
人間が土地に定着して生きていて、道具を媒介して土地と深く繋がっている。土から切り離されて情報の間を漂うような生活とは全く違った思考がそこにあるのだろうと感じた。
土地が人間に対して災いをもたらすとして>>続きを読む
今まで観たことのあるガンダムシリーズよりも一人称視点からの臨場感が強く、MSの脚やコックピットから見えるミサイルがこちらに向かってくるような怖さがある。それは市民目線からの戦争の具体的恐怖を描くためだ>>続きを読む
まだ状況説明という感じで、次作を観ないとなんとも…という感じ。
二人の破壊衝動に、変わっていく都市の祝祭感が並走している。花火に重ねた銃声はその最たるもの。治っていく過程にだけ生を見出す二人は最後、大戦から復興したル・アーヴルに向かう。日本では衝動を解放しようにも>>続きを読む
デヴィッド・ボウイの『モダン・ラブ』で疾走するアレックスや、リーズのバイク、飛行機と化したアンナ。やるせなさを後ろに置いていこうとするスピードの恍惚が網膜に残る。
マルクやハンスとの奇妙な連帯も良かっ>>続きを読む
アニメとしての見せ場である"バトル"をする理由に徹底的に向かい合っている。現に現実においてそれがリアルタイムで行われている恐ろしさ。弱者だと思っている存在に対して、問題を解決するためにはその弱者の犠牲>>続きを読む
Zガンダム最終回からすぐに視聴。Zガンダムではカミーユの兄のようだったシャア。身近な人間を全く気にかけなくなり、地球に住む人間を粛清するという解像度の粗い理想に取り憑かれてしまった姿が恥ずかしくて見て>>続きを読む
坂を海へ下ってまた上る、波の音が消えて言葉を交わす、その往復に時間を委ねて、見終わるとなんだかぽっかりしていた。
人の語る物語なのでつっかえたり荒唐無稽だったりする。でもだからこそどこまでも自由で、その語られた世界を現実に立ち上げる映像力はすべての映画への賛歌だと思った。
最後に語られるロイの復帰は単なるアレクサ>>続きを読む
トンチキでいい曲でエンパワメント力があってキャラクターの魅力が堪らなくて、K-POP概念の映画化として完璧!!!「オイオイオイ!」「かわいすぎるだろ!」とか大声出しながら観てた。
模様の件があそこに帰>>続きを読む
突然ふっといなくなってしまった大切な存在に向けて、長い時間をかけて丁寧にお別れをしているような映画。レズビアン映画であると同時に、それだけに留まらない祈りがある。
仕事の都合で違う場所で暮らすようにな>>続きを読む
「旅とは言葉から離れようとすることかもしれない」という台詞は、何か言い当てられたような感じがする。
違う土地に住む人はある対象を、例え同じ単語だとしても違う言葉で捉えていて、馴れた言葉で構成された日常>>続きを読む
観たのはだいぶ久しぶりだけど、森の底知れなさは前以上に感じる。見通しが効くのが人間の集落、効かないのが自然(自分が人間だから)。自分の地元は鹿と衝突しそうになったりするような、山が近くにある住宅地なの>>続きを読む
手話を使わない人たちに対する意思伝達のスピードがどうしてもゆっくりになってしまうケイコの言葉を周りの人たちは聞かず、どんどん物事を前に進めてしまう。終盤のノートの雄弁さにハッとした。
これもまた本人>>続きを読む
好きと同じだけ嫌いな映画だった。
テレビの中に入る機会を逃してしまったら、どんどん劣化していくぶよぶよした皮に閉じ込められて”普通の人間”を生きることになる。日頃感じる、現実を生きている感覚の希薄さを>>続きを読む
昨日の総裁選の結果に先行き不安な気持ちになっていたのもあって、何気ない愛情表現の場面に笑顔になりながら、胸がぎゅっとなりながら観ていた。
お別れを描いているにも関わらず、ラストの台詞も含めてさらっとし>>続きを読む