おかひじきさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

おかひじき

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天国の日々 4K(1978年製作の映画)

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マリックの楽しみ方が本当にわからない。
サルトルだったら嘔吐してるであろうショットでいっぱい。

片思い世界(2025年製作の映画)

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清原果耶をどうしても起用したいなら本作じゃなくても良かった。良さを生かすならこのキャラクターじゃないはず。
全体的に撮影演出が退屈で、映画ではなく2時間ドラマで良かった。
まずこの設定であるならば、広
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大列車強盗(1903年製作の映画)

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クローズアップやらなんやらの手法が確立されてないこの時代だからこそ群集劇が採用されたのだろうか。

見えざる敵(1912年製作の映画)

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ギッシュ姉妹デビュー作。
クロスカットに加えてクローズアップが使われてた。
穴から出てくる銃を捉えたショットは、ブレッソンの『白夜』の引用元であろうか。

封印された部屋(1909年製作の映画)

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エドガー・アラン・ポーの短編小説『アモンティリャードの樽』にインスピレーション源があるそう。
壁のこちら側と向こう側のショットを繋げるにはフレームの端に壁を捉えば良いとわかったのはこの辺りから?応用的
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迷惑帽子/これらのいやな帽子(1909年製作の映画)

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急に上からクレーンが出てくるもんだからびっくり。この頃から迷惑客ってのはいたものなのね。

映画始まる直前にガサゴソしだす人間とナイロンの服をシャカシャカさせる人間の他人への配慮の無さに毎度ゲンナリす
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小麦の買占め(1909年製作の映画)

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あらゆる画面の対比とそれを生かすモンタージュをみる。こうして映画が発展してきたのかと感銘を受ける。
労働者と資本家を交互に映す。
足を踏み外し小麦に殺される資本家を映す際のモンタージュ。
演劇にカメラ
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ドリーの冒険(1908年製作の映画)

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冒頭夫が妻と娘を庇うシーンで、娘の守りが甘い点がその後の不安を仰ぐ。そしてその不安は的中し、次のシーンで夫が目を話した隙に娘は誘拐される。
そして驚愕の娘が樽に詰め込まれ、意図せず川に樽ごと流れ落ちる
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鶴八鶴次郎(1938年製作の映画)

5.0

流れるような編集に舌を巻く。
窓枠や家具を活用した精密な構図。
一番は鶴二郎が想いを伝えた中盤のシーン。

フライト・リスク(2024年製作の映画)

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会話のシーンで受け手の背後がフレームに映り込むほどの極狭空間で織りなすアクションとそれを捉えるカメラワーク凄すぎ。
密室なのになぜか開放感もあるし。

ほぼ機内からカメラが出ず、無線・電話やり取りして
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プレゼンス 存在(2024年製作の映画)

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the 3.5点
普通に面白いしラスト最高だけど、幽霊視点の撮影にもう少し工夫が欲しい。

新学期・操行ゼロ(1933年製作の映画)

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子供がわちゃわちゃ革命を起こす姿みてるだけで面白いわね。
ラスト10分盛り上がりますわ。
この映画みて『大人は判ってくれない』は思い出すけど、羽毛?のシーンで『ありふれた教室』のラストも思い出した。

巴里の屋根の下(1930年製作の映画)

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セットで構築したパリの街並みがすごいって前評判で観たんだが、ほぼ映ってなくない?

My Way Home(英題)(1965年製作の映画)

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奥行きのある構図が特徴的。
個人的に主人公がカメラ左手前で水を汲み、画面右奥で脱走失敗するところを捉えたショットが心に残る。

ビーキーパー(2024年製作の映画)

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復讐超えてなんかスイッチ入っちゃってるやん。ハチャメチャに強すぎてかすり傷一つ付けずに終わっても許した。

ロングレッグス(2024年製作の映画)

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全く怖くないし何となく展開も予想できた上で、さぁ何をみせてくれるのかと思いきや特段大した話も演出もなく終わった。
サイコ、厨二病にもなりきれぬ中途半端な映画という印象。

ニッケル・ボーイズ(2024年製作の映画)

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主観ショットかつ映された被写体がこちらに話しかけてくるスタイルだから観客がその場にいるような体験。
ラスト20分の疾走感。