はるちさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

はるち

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嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

最初の10分弱の高橋一生だけでかなり満足。最後の病室での長回しではまったく動かず、目覚めるシーンでは眼球が動いてから目が開くのがいいな〜と思った。
由加利、あんたは映画が始まってから一回でも誰かに謝っ
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.3

実親が子どもの養育権を争う話は総じてつらい。
映画ではハッピーエンドだけど、現実はそうはいかないだろうし、周りの理解やサポート、公的な支援も不可欠だ。やっぱり子どもに親の役割をさせてはいけないと思う…
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ビルド・ア・ガール(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ビーニー・フェルドスタインはこういう役が本当によく合う。序盤、中盤、終盤と主人公が別人のように変わるのに合わせて本当に別人のような顔つきになっていて見事だった。
Coming-of-age 映画のお手
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弱くて強い女たち(2020年製作の映画)

4.6

長年行方不明だった父の訃報が母の70歳の誕生日会当日に届くところから始まり、残された母、娘3人、孫娘の想いが描かれる葬儀までの話。
若草物語の”little women”を意識した英題に納得。
閩南語
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若草物語(1994年製作の映画)

3.2

2019年の”little women (ストーリー•オブ•マイライフ)”をもう一度配信で観る前にこちらも観ておこうと思って観た。
2019年版と比べると、こちらは原作の表面をそっとなぞっているだけに
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

構図も色調も世界観も大好き。同時に入ってくる情報量が多すぎて、全然画面上のテキストを追えなかったのが残念。もう一回テレビサイズで観て、すべてを消化したい。
1話目の囚人と看守の恋が一番好き。2話目はス
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.7

蒼井優の発声に驚いた。高橋一生と蒼井優の演技が艶っぽい。高橋一生演じる優作が耳元で「亡命だ」という場面、ドキッとした。純真で世間知らずのお嬢さまが愛に狂い、冷徹な判断もくだすのが恐ろしい。なんでもやっ>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.3

重い題材をなるべく軽快に、そして痛快にまとめていてすごい。
とはいえ、差別用語や差別的な思想が飛び交うのがしんどい。でも、それが現実。
フィリックスとコニーがベッドの中で何やらロマンチックなことを語る
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

冒頭のシーンの会話があまりにも早口で、過去数年に二度ほどギブアップしたことがあるけど、ようやく最後まで観た。今思えば、あのシーンだけでマークのキャラクターを印象付けているすごいシーンだった。
エドゥア
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のぼうの城(2012年製作の映画)

3.3

飄々としていた長親の雰囲気がガラッと変わるところに野村萬斎のすごさを感じる。「水攻めを破ろう」という台詞にゾクっとした。舟の上での田楽踊りが美しく、見惚れた。
所々怪獣映画っぽさがあるなと思っていたら
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.5

キャストを確認せずに見始めたら、オルガ・キュリレンコもアレックス・ロウザーも出ていたのが嬉しい驚きだった。さらにアレックス・ロウザーがフランス語も話せることに驚いた。ヨーロッパ出身の人が3か国語くらい>>続きを読む

もっと、欲ばりなだけの恋じゃなくて(2021年製作の映画)

3.1

続編が出たことにびっくり。そしてさらに続編がありそうなことにびっくり。
雰囲気がすごく好き。

二十四の瞳(1954年製作の映画)

4.2

子どもたちの歌唱シーンに心が洗われる。子どもたちが画面の右から左へ、そして左から右へと元気に駆けていくのが印象的だった。岬の分校時代と本校時代の子どもたちを演じた子役はそれぞれ兄弟だというのに驚いた。>>続きを読む

エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

3.3

Current = 電流の戦争ということで、予備知識のない状態で見たが楽しめた。
エジソンは、「色々発明したすごい人」くらいのイメージしかなかったから、本作の手段を選ばなくて性格の悪そうな感じは新鮮だ
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ハミングバード・プロジェクト 0.001 秒の男たち(2018年製作の映画)

3.5

従来より1ミリ秒速い16ミリ秒の通信を実現するために、NY-カンザス間を直線で掘って回線を繋ごうという計画。大金がかかるのにもかかわらず割と行き当たりばったりで、直線上に何があってもそこを掘るという頑>>続きを読む

ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

公開当初から観たいと思っていたから観られてよかった!コロナ前の作品だけど、今の時勢にぴったりの作品だと思う。コロナ禍を経験した身としては、感染対策はそれだけでいいのか?という疑問はある。
CF(嚢胞性
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

主人公のエイブは、ユダヤ系の母とパレスチナ系の父、そして文化や宗教、歴史的に対立する両親の親族に囲まれて育つ。エイブの作った料理を食べる楽しいはずのディナーが、何度も議論の場に発展してしまうので、エイ>>続きを読む

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

決して派手ではないが、終始緊張感がある映画だった。音楽がとても良い。
ベネディクト・カンバーバッチがかっこいいなと思って観ていたら、終盤に姿が変わり果てていくのに驚いた。どんな役でも演じてしまうのだな
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アガサ・クリスティー ねじれた家(2017年製作の映画)

3.5

お屋敷で富豪が殺される定番ミステリーにわくわくした。犯人が明かされてびっくりしていたら、その後の展開にさらにびっくりさせられ、呆然としたまま映画が終わった。とにかく最後のスピード感がすごい。
エンドロ
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あの頃。(2021年製作の映画)

2.9

ホモソノリがきつすぎて合わなかった。
いつでも今が一番楽しいと思いつつも、あの頃も楽しかったねと振り返るって素敵で健康的だ。
踊る若葉竜也が良い。夢羽ちゃんが本当にあややで可愛い。

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.1

成田凌と清原果耶のかけ合いのテンポがよく気持ちいい。成田凌の演技が良かった。笑い方が本当に気持ち悪かった(褒めてる)。
薄っぺらい講演をする実業家を小泉孝太郎が演じることで、妙なリアルさがあった。
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モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ポーカーの掛け金が大きすぎて、これは日本円でいくらだ?と常に計算しつつ観た。州によるのだろうけど、Raid(手数料)を取らなければポーカーの運営が違法ではないことに驚いた。違法ではなくても、ギャンブル>>続きを読む

彼女の権利、彼らの決断(2018年製作の映画)

4.0

テキサスのハートビート法が最高裁に差し止められなかった件を受けて見た。
中絶クリニックの営業を妨害して閉鎖に追い込んだことを嬉々として語るプロライフの人のインタビューがかなり衝撃的だった。福音派の票を
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マイ・ガール(1991年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ベーダとトーマスJがとても可愛い。
お父さんが最後にはベーダとしっかり向き合うことができてよかった。

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.3

本当に死ぬ前に死期がわかって、気持ちの整理ができたらいいだろうなと思う。住んでいるのが豪邸で圧倒される。

関ヶ原(2017年製作の映画)

3.6

軽い気持ちで観始めたら、司馬遼太郎原作の本格派で驚いた。台詞が早口で量も膨大、字幕なしでは理解できなかったと思う。NHK大河に慣れている身としては、戦闘の描写がグロくてつらかった。
伊賀者のシーンはフ
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エマの秘密に恋したら(2019年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

友人を除いて、会社の同僚の感じが悪すぎる…笑 エマの秘密は可愛らしいものだし、相手の秘密も善良なものでよかった。