ダメだこれは。人間が信じられなくなる。そもそも題材自体が強いから潜入できれば意外と誰でもこのくらいのインパクトのあるものが撮れるのでは?取材できてる事自体がすごいんだけど。
面白いけど、行動全てに意図があり、理屈っぽいのが気になった。脚本の映画なので、物語としてはすごく面白いし、飽きさせない。録音で全てを知ってしまうシーン、直接知るよりもはるかに絶望感が伝わってくる。
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この作品には善悪も理由もない。常識は通用しない。ただ悍ましい何かに取り憑かれた人間の蠢きだけがある。こんなに“凄み”のある映画はない。映画自体が何かに取り憑かれているようである。
馴染めない隊員を励ます上官。意外にも優しい。カメラがあるからかな。このあとアメリカが負けることを思うと複雑な気持ちになった。フレーミングは今まで見た中では1番カッコよかった。照明も焚いてそう。
薬物中毒者が路上に倒れていて、彼の知り合いのお婆さんが「彼はジェロニモと呼ばれていた。本当の名前は〜だよ。きっと彼に違いない。彼だよ」と言ってるシーンがとても印象に残った。バッグを盗まれたお婆さんのバ>>続きを読む
手前に歌ってる人、その奥に逆立ちしてる人が収まってるショットが凄い。
低予算ならではの編集の強引さ、暴力性が味になっている。過剰な殴り合い。ほとんどそこしか見せ場がないから相当気合い入ってる。軽すぎる殺人事件。宝探しに出かけるためのきっかけでしかない。面白いかと言われる>>続きを読む
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世界は廻る。木々に見守られ、そよ風に揺られながら、時は流れる。父はいつも椅子に座っていた。母は背中のイメージだ。祖母はいつも外を歩き回っていた。一緒に歩いた。
最後時間が無くなってきて畳みかけるようにご都合主義を連発するとこ笑ってしまう。鏡の使い方が面白い。足元だけ映るのは何か象徴的な意味があるのだろうか?
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ドアが開け放たれていることで奥行きが生まれる。ドアに拘ってる。雨と雷がとてもよい。夜は野外も部屋もしっかりと暗く、その中でもしっかりと照明を当てていることがわかる。エピソードが突然始まり、それらを雑に>>続きを読む
ミシェル・ピコリの横顔
ロミー・シュナイダー
あと20分短ければ
もう少しわかりにくくしてもいいんじゃないかな 丁寧すぎる
退屈で微妙…エキストラの数と美術がすごい。脚本はあの有名なフォークナー。王が帰還して妻と再会する時、直前まで王と話していた大僧正がいつのまにか退出している。ここは彼の勘の良さ、賢さを伝えると同時に夫婦>>続きを読む