takatoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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サム・ペキンパー 情熱と美学(2005年製作の映画)

4.1

老アーネスト・ボーグナインが可愛いい、これだけで見た価値はあった。

東京オリンピック(1965年製作の映画)

4.1

 現在大荒れなオリンピック事情。この問題は、「夢をもう一度」でいまだに1964年の東京オリンピックの再来を夢見ている爺様たちがいることが数ある要因の一つだろう(それすら言い訳かもしれないが)。今更何い>>続きを読む

忠臣蔵 (天の巻・地の巻)(1938年製作の映画)

4.1

 アマプラで視聴。王道中の王道な「忠臣蔵」でも、日本映画の祖であるマキノさんが手掛けた、阪妻や長谷川一夫などの時代劇映画黄金期の豪華キャストを用いた本作は特に秀でている。


 そもそも昔から歌舞伎に
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過去を逃れて(1947年製作の映画)

4.1

 ロバート・ミッチャムの存在力と粋な台詞の応酬がノワールとしての味わいを深くしている。個人的には物語の核のファム・ファタールより、妙にリアルなら格闘シーンや聾唖の少年の方が個人的には気になった。ラスト>>続きを読む

緋色の街/スカーレット・ストリート(1945年製作の映画)

4.1

 話には聞いていたが、なかなか見れないラング作品をアマプラで見れるようになるとは世の中良いこともある。


 「M」のような大傑作じゃないが、ノワールの様式を見事に物にしている傑作であることは間違いな
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丹下左膳餘話 百萬兩の壺(1935年製作の映画)

4.1

 ちょうど戦前から戦中にかけての映画史の本を読んでいたので視聴。夭折の映画人として伊丹万作に並ぶ山中監督の代表作。丹下左膳作品といえば、伊藤大輔×大河内のコンビが代名詞であった状況の中で、本作はそのパ>>続きを読む

プラットフォーム(2019年製作の映画)

4.3

「プラットホーム 世界のメタファー」


 町山さんの解説を聞いて久々に映画を見に来ましたが、想像以上の傑作に大満足!。現在の世界状況の縮図という寓話としても、濃ゆいキャラたちが織りなすエンタメとして
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.7

 流石すぎるピクサー映画…。こんなにエンタメとテーマが見事に噛み合い、楽しくそして大人な地平に立った作品を作れるのは世界に一つだけだろう。夢を追う主人公なら夢が叶いました、或いは自己実現しましたが普通>>続きを読む

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

3.9

 噂には聞いていたが、確かに作画はすんげぇぞ!こいつぁ。アクションのアニメショーンだけでなく、猫の動きの可愛さ一つ一つ、雰囲気まで伝わってくる背景美術、スッキリしつつも親しみ易いキャラデザ、全ての面で>>続きを読む

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

4.2

 「良い意味でも悪い意味でもファンムービーに留まらず」



 おジャ魔女ファンとしては当然見てきました。「思い出コンテンツ」として商売だけの匂いしかないような志の低いことがない辺りは「デジモン la
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.0

◯西先生「まるで成長していない…」。◯◯◯の目にも涙には爆笑。


いやあ〜笑わせてもらいました、泣かせ演出がクドいなぁ〜と思ってたらまさかのダメ押しにおもわず吹き出しました!。まぁ、笑わせよう?とし
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映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日(2020年製作の映画)

3.6

「正直申し上げまして微妙…。ただ、見所がないかと言うと…。」


本編に関してはタイトルの通りです。ハッキリ言って脚本があまりよろしくない!。短い時間の中でループ物という、時間がダブる部分があったりす
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PMC ザ・バンカー(2018年製作の映画)

4.3

いやぁ〜、韓国映画は凄いと思ってきたが、ドラマ作品ならともかくハリウッド映画並、いやそれ以上かもなポリティカルアクションものまで作られてしまうとは…。このレベルならアメリカで公開しても遜色ないんじゃ>>続きを読む

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

3.9

本当にいつ以来か…、楽しみにしてた映画を見に行くこの感慨。


三部作の完結を見届けに行ってまいりました。


結論から申し上げますに最後まで本作に対する私の印象は変わらなかったというところです。
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暗数殺人(2018年製作の映画)

4.1

 久々に骨太な刑事サスペンスものを味わえた後味が実に心地よい。何の救いもない系ではないが、最後のロング・ショットのやるせなさが韓国映画の懐の広さを改めて感じさせられた。

 平山夢明先生が書きそうな犯
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.1

アクションだけではアクション映画はならず


う~ん、残念ながらこのシリーズの欠点は変わらずかな。


アクションのためにアクションを詰め込んでも正直冗長で胃もたれしてしまう。

アクション活かすため
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フラグタイム(2019年製作の映画)

4.3

この六花凄いよぉ!、流石は「シュタゲ」や「加瀬さん」の佐藤監督!。


り、六花や…。ビジュアルもCVもグリッドマンの六花。しかも、私の見たかった弱さもミステリアスさもある最高な六花や。


「シュタ
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ハナ 奇跡の46日間(2012年製作の映画)

4.1

スポ根ものである以上に青春もの


正直あらすじ時点である程度想定できる筋どおりの事しか起こらない作品です。


しかし、王道な燃えるポイントをキッチリ抑えてるからそりゃ感動するに決まってるよ!な作品
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ゴジラVSモスラ(1992年製作の映画)

4.1

ゴジラなら平成シリーズ推し


世代ってこともあるが、初代は別格として、娯楽怪獣ものとしては平成ゴジラはなかなか良いシリーズだと思います。なによりポスターのセンスが最高!。


昭和ゴジラは、牧歌的な
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スーパーサイズ・ミー: ホーリーチキン !(2017年製作の映画)

4.3

2になっても魂は変わらず!


電波少年的なチャレンジ企画だった前作から捻った形になったが、より社会問題を抉った内容になっている。

金と力が集まる所に恐るべき腐敗と搾取あり。これはアメリカの様々な面
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ゴジラ対ヘドラ(1971年製作の映画)

4.1

怪獣映画に非ず、サイケ公害映画としては興味深い。


町山さんの世代にはカルト映画の基本な本作。もう牧歌的な怪獣プロレスだった頃も過ぎてゴジラの存在は滑稽の域になっちゃってるのは、恐怖の象徴だった初代
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15ミニッツ・ウォー(2019年製作の映画)

4.1

久々に膝をうつ快作!


もう始まって直後の字幕の出方、シーンの切り替えのテンポの良さ、キャラの説明くさくない描き方などの時点で、これは当たりだ!という予感に掴まれ、最後の最後まで全く気持ちがきれる瞬
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EXIT(2019年製作の映画)

4.1

邦画だったらアホみたいに深刻、感動路線にしそうだが、コメディータッチにすることで軽くて入りやすい作品になっている。


韓国映画は、物凄いバイオレンス路線だけでなく本作のようなコメディー路線でも良い仕
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PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR(2020年製作の映画)

4.0

フェイトがおじゃんになっちゃったので、急遽予定変更してサイコパスを鑑賞。正直3期は微妙だったし、アマプラで見れるから…と期待はしてなかったのですが、面白れぇ…じゃねぇかこれ。

しかし、やはり汚い!。
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SF核戦争後の未来・スレッズ(1984年製作の映画)

4.1

世紀末覇者も、マッドなマックスもいないポストアポカリプス。ただ、だだ、灰色が支配する世界で人々は枯れ落ちていくのみ。

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel II. lost butterfly(2019年製作の映画)

3.8

「問」近かきものは見ゆるとも、遠きものは見えず。これいかん?。「答」そは人間なり。


最終章に向けて一気に復習。1、2章合わせた評価です。ちなみに自分はゼロが大好き、UBWは朧気なフェイト弱者なり。
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LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

4.2

近年のルパン作品の最高傑作かも…

アニメレビューをされてる笠さんの動画で興味を持ち視聴。結果、感謝感謝の良質な短編映画でした。尺はテレビ2話分くらいですが、剣劇アクションアニメとしては最高峰と言って
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映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

4.0

スマプリ映画のパク…

いやぁ、流石にここまで似ちゃってると偶然とはいえないでしょう。絵本に入るって設定だけじゃなく、プロットも近いし、エンドロールに流れるもんなんてまんま…。まぁ、別に参考にしてもえ
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映画 スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!(2012年製作の映画)

4.6

実質すみっこぐらし、というかこれ…。設定かなり近いし、エンドロールに流れるもんまで…。流石にここまで似てるとヤバイレベル。まぁ、別にすみっこぐらしディスはするつもりはない。あっちも名作だしね。ただ、こ>>続きを読む

初恋(2020年製作の映画)

4.3

これぞ三池崇がおくるザッツ・エンターティメント!。ポップ、ユーモア、アクション、キャラクター,魅力的な要素が揃った快作!。

正直邦画に失望して幾星霜、ドラマはともかくエンターティメントで世界に通用す
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MIFUNE:THE LAST SAMURAI(2015年製作の映画)

4.1

三船初級編という感じ。三船が好きで多少調べた人なら知ってる域をあまり出ない。ただ、当時を知る俳優さんや女優さんが語る三船は凄く良い!。ぶっきらぼうでも椅子や食事を用意してくれた三船さんのツンデレぶりに>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.1

あまりに恐ろしいイメージの連続に逆に笑えてくるほどの傑作。やはりホラーとコメディーは紙一重。

町山さんの映画評を聞いて、アスター監督の映画好きっぷりと、嫌な家族映画をホラーに転換して売り出すという戦
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劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

4.8

クレイジーボーイこと水島監督はクレイジーな巨匠の領域へと旅立ってしまった…。ガルパンもやってるし、夢のシロバコ映画化!ってだけでも十二分に喜んだ。もうよっぽど酷くなければ満足、なんて駄目なファンに成>>続きを読む

小さな悪の華(1970年製作の映画)

4.1

まさに中二!な悪徳の栄えな作品。中二な年頃の女の子たちが悪いことしまくる、というニューシネマな感じの無軌道な若者系な作品だが、ラストは寂しい敗北に終わらず、痛快なほどに壮絶に終わるのが珍しい。

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