haguさんの映画レビュー・感想・評価

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今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

『僕は とっくに破ってる』
この台詞がとても良かった。

途中までは、嫉妬した親友のいじわるなのかなとひねくれた見方をしていた
悪い人はいないと理解してからは、切ないけれど、心が救われる思いで見られた
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劇場(2020年製作の映画)

4.1

映画を見終わったら、よく泣けたねという感想も耳に入ってきた。
自分はというと泣いてしまった。
若いときにはなんとかなっていた気持ちが、永田がだらしなさ過ぎて、紗希が焦ってきてしまって、二人の関係も紗希
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冷静と情熱のあいだ(2001年製作の映画)

4.1

何度目かの鑑賞。繰り返し見てしまう映画の一つ。
この映画や本が流行ったとき、自分も一人を想い続けるような、同じくらいの情熱をもつような恋愛ができたらと憧れた。
順正のひたむきさは修復士という職業にぴっ
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.3

原作を読んだ期待感が膨らみすぎたかもしれない。原作との違和感と全体的な唐突感を感じてしまった。
勝手な意見だけど、薪野の想いが唐突に感じてしまったし、洋子はきっと道端では泣かないんじゃないかな。早苗の
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.5

ピアニストがかかえる孤独感とか、孤高な存在であり続けなければならなかったり、繰り返し行うレッスンやオケからのプレッシャーや本番前の緊張感とかを感じて、観ていて胸が苦しくなるくらいだった。栄伝やマサルを>>続きを読む

LIFE!(2013年製作の映画)

4.5

ライフ誌のネガ管理の仕事をしているウォルター。ある日ライフ誌は突然休刊に。最後の表紙を飾る25番ネガ、カメラマンのショーンから送られてきたが、届いた封筒の中にネガはなかった。
ぼんやりしてて頼りな
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.5

現代日本のひずみを凝縮したような、グレーを描いた映画。やりきれない気持ちが最後に残った。
血が繋がっているだけ、一緒にいるだけになってしまった家族よりも、家族らしかったのかもしれない。
子を想うのであ
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.0

思春期の男子にとって、すっと距離を縮めてくれるような女子は貴重で、こういう感じの女子が好きな男子は割りと多いのではと思ったりした。
青春時代って女子の方が少し大人びていて、男子に女子との関わり方を教え
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美女と野獣(2017年製作の映画)

4.3

話は知っていたけど、予想以上に良かった。
ベルと野獣と心を通わせていく過程は観ていて幸せな気分になる。
外見だけで判断しないで。美しさは内面に宿るもの。素敵なメッセージ。
歌や曲が感動もの。心に残して
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.5

太一がいなくなって、千早が涙するシーンが泣けるポイントだった。
太一にかける周防さんの言葉が名言。
一瞬を永遠にする力がある。
1000年先に歌が届いたように。
で、君はここでなにしてるの?
うろ覚え
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恋妻家宮本(2017年製作の映画)

4.0

じんわりと泣ける映画。
夫婦で観たい映画。
結婚って幸せなのか、独身のままでも幸せになれるのか、個人的に迷っていたけど、やっぱり結婚って良いんだろうなって思った。隣にずっと一緒にいてくれる人がいて長い
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

相手に触れることもできずに、生涯を共に生き、添い遂げることができるのか。
生涯という長い時間、相手に触れることもできずに生きてきた二人のことを想像すると切なくてじんわり泣ける。
綾瀬はるかがとにかくか
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PARKS パークス(2016年製作の映画)

3.9

若さゆえの軽快さだったり、脆さや危うさが共感できた。3人とも爽やかで見ていて快い。
後半の展開が、ただのほんわか映画では終わらせない奥ゆかしさを出す。
刹那的な友情は、ほろ苦い思いもするが、きっと二人
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昼顔(2017年製作の映画)

4.0

不倫は倫理観としては間違いなく許されない。自分もされたらきっと立ち直れないほど傷ついてしまうと思うし、一時的には恨みもしてしまうかも。
だけど、どうしてもお互いに惹かれあってしまう。どうしても好きで忘
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僕らのごはんは明日で待ってる(2017年製作の映画)

3.9

こういう恋愛をしてみたい。
お互いに支え合う理想の関係。
自分が誰かの支えになれる幸せ。
これからはカーネルさんと握手してしまいそう…

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.0

子供も産んでいない、母親からの愛情も知らない双葉が誰よりも母親らしい。そして強い。きっと双葉自身が強くならないと生きていられなかった。
強い愛情を持って、生き方を教える。
自分は二の次にして、人のこと
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

4.8

最後の言葉に自分も救われた。
昔の恋人、親友、旅先の出会い、家族、いまの自分はかけがえのない人達との出会いの連続のなかで生きている。生きてやる!

ナラタージュ(2017年製作の映画)

4.5

胸に痛いリアルな大人の恋愛映画。
お互いに想い合っているのに一緒になれない。結ばれても切ない。もどかしさと込み上げてくる切なさで泣ける。曲と映画の世界観もとてもよく合っていた。曲を聞いてエンドロールで
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