少なくとも巨人はいたのである。
主人公の父親は物語るのが好きな男で、子供の枕に語るその半生はまるでドン・キホーテのようだ
一方の主人公は社会に出るにつれてそ“ほら”にさめ、次第に溝ができてゆく・・・>>続きを読む
生きていて、時折ふと思い出す映画のシーンがある。
その一つがシンドラーのリストの最後、オスカー・シンドラーが工場を去るシーンだ。
この車であと10人救えた、このバッヂで2人救えた。例え1人でもいい。救>>続きを読む
愛すべき馬鹿映画
特別感動するわけでもスリリングなわけでも爆笑するわけでもないのにどうしようもなく愛しくなってしまう映画がある
ブルースブラザーズはまさにそんな映画
この黒ずくめの二人のポスターを見よ>>続きを読む
バレエ物に外れなし!
バレエの魅力はわからなくても、才能と努力の魅力を鮮やかに見せつけてくれるのがバレエ物だと思います!
この映画はそれだけじゃなく、タフな時代を生きる父親と息子のぶつかりや悲哀の書き>>続きを読む
アカデミー賞を獲ってほしかった一作。
1秒たりと緩めないピンと張り詰めた糸のような90分。この時間感覚がまず素晴らしい。
ハートマン軍曹の生まれ変わりのようなハゲからは生徒への愛は1ミリも感じないが、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
孤独な脱獄犯と純朴な少年、完璧な組み合わせのロードムービー
ロードムービーといえば個人的な1番はこの映画です。互いに欠けたものを抱えた出発点、旅をともにして相手から得られる新しい世界、たった1枚の絵葉>>続きを読む