haizaraさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

SKIN/スキン(2019年製作の映画)

4.0

「人の心は変えられる」

白人至上主義者のグループで育てられた青年が、ある母子との出会いで自分の生き方を見つめ直します



人が生き方を変える時、それは結局自分の意志の強さ一つであると思います

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グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.0

「ジロジロ見てんじゃねえ!ガンダルフ!」

いつも仲良し"ビーンバッグ"の3人組は、好きな子との初キスをゲットするため様々な下調べを始めます

子供特有の意地の張り合いや、変なところで尊敬を集めるくだ
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.0

「愛はすべての罪を覆う」

順風満帆な青春を謳歌する高校生タイラーが、あることをきっかけに少しずつ道を踏み外していきます

個人的にすごく好きな映画でした

淡い映像、抽象的なネオンカラーを多用したり
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.0

「探してるんです、奇跡を」

ホームレス達の暖を取る場にもなっている公共図書館、一人の職員が、ホームレス達の命を守るためにある行動に出ます

映画的にはあまり上手には出来てないと感じました

色々いら
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

5.0

「楽しかったよね」

勉強一筋でハメ外しをしなかった女子達が、ある現実を知り、卒業前にパーティーぐらい行っとこうぜって悪戦苦闘する話

控えめに言っても最高でした

すごく好きな部類の映画で、心にじん
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デンジャー・ゾーン(2021年製作の映画)

3.0

命令無視により、再訓練を受けることになった兵士でしたが、なんとその上官は高性能AIだった

ていう話

なんかボンヤリ問題提起は分かるんですが…

そもそもこの主人公、型破りなんですか?堅物なんですか
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DEAR WENDY ディア・ウェンディ(2005年製作の映画)

5.0

小さな町の陰キャ少年が、偶然手にした銃

彼はその銃に"ウェンディ"と名付け愛情を注ぎますが、その愛は次第に「銃による平和」という過激な思想へ傾倒していきます

トリアー先生とはドグマの誓いの仲間、ヴ
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

5.0

追われる女を匿った小さな村、人々は弱者を前に段々と醜悪な本性を現していきます

トリアー先生の映画だから、星5

完璧に練られた脚本、壁や屋根を取り払った異常な舞台、役者さえ精神的に追い詰めた過酷な演
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

4.0

一攫千金のために有名なクイズ番組に出場する青年、過酷な孤児体験の中から次々と答えを導いていきます

スカッと感を求めて下手に鑑賞してしまうと、相当凹みます

私には信じられないくらいエグかったです
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.0

やっぱりトビー版スパイダーマンが好きすぎて、アンドリュー版スパイダーマンを腐しすぎて、トムホ版スパイダーマンはどうやて言うたら、軽ーーーーっ!

トムホ軽ーーーっ!

トビー版では人間としてのヒーロー
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

5.0

トビー・スパイダーマン最終章

なんか、トビー・スパイダーマン、トムホ・スパイダーマンに出るの?出ないの?もうマジだったら泣きそうです

ほんとに嬉しい (´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

5.0

トビー・スパイダーマンの第二作

キルスティン演じるMJが毎回酷い目に遭うのが定石となります

よくよく観るとCGもこんなに粗かったんですね…当時はビルの合間をターザンする映像はかなり爽快感があって驚
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

5.0

いわゆるトビー・スパイダーマン第1作

アンドリュー版を観ても、トムホ版を観ても、やっぱりこのトビー版は特別に大好きです

トビー演じるピーター・パーカー像は原作からかけ離れてるらしいですけど、どこか
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.0

さもない話です笑

にしても歌いすぎじゃないですか?

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

難解という話を聞いていたので敬遠していたんですが、ほんとにクッソ難解でした

腹立つ映画ですねぇ

あんだけ長時間見せられて、考察サイトをグルグル回らせられて、あれ?これさっき読んだな…とか腹立ちます
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透明人間(2019年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃにカメラワークがうまい映画です

景色のある一点をしばらく映すシーンとか、「おる?おるの…?」てなります

しかも主人公が話してる間、主人公よりその一点をハッキリ映したりするんです

「も
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ヒーローキッズ(2020年製作の映画)

3.0

クリスチャン・スレイターの扱い(´Д` )


ロバート・ロドリゲス先生はいつもめちゃくちゃ真剣に遊んでますよね

どんな映画も自分のイマジネーションの赴くまま、ひたすら真摯に、子供のように集中して、
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天気の子(2019年製作の映画)

4.0

『ただ、あの人に会いたいだけ』

東京に感じるあの独特の郷愁、喧騒、陽があたるビル群など、感情に訴える表現や、雨や雲の微細な色彩がほんと美しい映画でした

あの色彩感覚は唯一無二だと思います

確立さ
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がっこうぐらし!(2018年製作の映画)

3.0

原作がアニメみたいなんですけど、ほんわかしてるような、妙に殺伐としてるような、不思議な映画でした

メイクや設定のチープさがあったり、それぞれの演技臭さがあったり、映画っていうより学園祭の演劇的なノリ
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ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

4.0

破滅した地球で北極圏にただ一人残った男が、事情を知らず帰還しようとする宇宙船に決死の思いで危険を伝えようとします

結構細やかに伏線があって、なかなかに面白かったです

映像的なインパクト、ミステリア
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.0

ネトフリ加入してから、かえって映画観れなくなりました…

ギャンビットおもろー

巨人おもろー

ヒナまつりおもろー

ヨシヒコおもろー

アリスおもろー

というわけで、ちょっと覗き見した短編アニメ
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

5.0

「あなたは美しい」

少年と年上の女性の一夏の恋、別れ、そして再会
 
といったら綺麗なロマンスムービーですけど、虚しさと寂しさしか残らない大人の映画でした

先ずはハンナの人となりを理解するのに一苦
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ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

5.0

「この夏休みが永遠に続くと思っていた」

1970年代のスケボーカルチャーを舞台に、成功していくやつ、ダメになるやつ、十代の崩壊、再生、という、男子〜〜!なら一つや二つ心当たりがあるかもしれない、灰色
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ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

5.0

世界の中心でなくても愛を叫べるくらい、私の大好きな映画

まあ、これは好みの問題であって当然腐す方はいるわけですけど

悪ガキ達がギャングからの借金を踏み倒そうとして、まぁワチャワチャやるわけですけど
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トップガン(1986年製作の映画)

4.0

何かメッセージがあるようで、特にない、トム・クルーズのイメージビデオ

でも、幾らか年代は感じるものの、今見ても抜群に素晴らしく、カッコよく観れるのは、映像的感覚と音楽がノってたからでしょう

この辺
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ドッジボール(2004年製作の映画)

2.0

仕事に疲れて、家庭にも疲れて、1人の人間としてただただバカになりたい

いや、もっとバカな連中を見て優越感に浸りたい

そんな方はどうぞ

頭を使う必要ありません

なんなら耳も目もいらないかもしれま
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

5.0

たくさんの、それはそれは人間らしい人間が出てきて、可笑しく、哀しく、愛らしいドラマでした

魂は惹かれ合うらしいです

住職さんに聞いたことあります

同じ孤独、喪失感、それを埋め合うかのように、魂は
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.0

皆さんが絶妙な星付けをしてらっしゃってて、まさにwwwという印象です

本格ミステリ云々をよく分からないんですけど、オリガ・キュリレンコあたりの華のあるメジャーどころがただ一人出てくると、それだけで意
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

4.0

才人は才人の苦悩があるのだなと思いました

華々しい黄金期の陰で、グズグズに腐っていたハリウッドの片鱗も見えます

才能ゆえ、餌食になり、犠牲者でもあったジュディ・ガーランドの晩年を描いた映画でした
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.0

見せ方はとても上手いと思いました

何々?何が起こったの?ていうのが徐々に分かってくるんですよね

でもねぇ…7のうちの2は空気、他1がふわっと退場とか、なんか、なんだろ、それぞれのキャラの中途半端感
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

あのお歳で、未だあの眼光です、みんな

そうだ、私ははるか昔、この人達のこの眼光に射抜かれて、映画が好きになった

そんな人達が、変わらぬ佇まいと、哀愁をもって、ある一時代の、無法者達を演じ切ります
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ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)

4.0

やっと観れました、完結編

クリードの方を先に観ちゃってるんで、展開的にはやっぱりこっちが先でした…失敗(´・ω・`)

スポーツ映画界の、いやハリウッドそのものの、重要且つ英雄的キャラクターの堂々た
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

先日、72歳のおじいちゃんにコミック全巻貸しました

「TVつけりゃあ鬼滅、鬼滅ってどんなもんか読ませてみぃ」て言われまして、明日返ってくるんで感想が楽しみです

うちの子も読んでること考えると3世代
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#生きている(2020年製作の映画)

3.0

暇つぶしに覗いた程度の見方だったんですけど、面白かったです

ただ、前に観た毒ガスから逃げる韓国映画と似たシーンが多くて、既視感が凄かったのも新鮮味に欠けて残念でした

あと、リアリティの追求もかなり
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

5.0

やはりワンカットは疲れます

しんどい

中の人と一緒に疲弊していく

バードマンもクライマックスもやっぱり疲れました

今後も色んなシチュエーションでこの手法が取られると面白い映画がたくさん撮れそう
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サイレントヒル(2006年製作の映画)

4.0

ラダ・ミッチェル繋がりで、名作ホラーゲームの実写化作品です

ゲームもやりました

カタルシスもなく、ひたすら恐怖とストレスに晒されながらのゲームプレイは拷問でしかなく、もはや娯楽ではありません笑
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