hajime363さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

hajime363

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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

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いやーやっぱりスポーツ映画っていいもんですよねー

いがみ合っていたもの同士が手を取り合ってチームとして頑張る。
ヒトは1人では生きられないんだな、と改めて考えさせられる素敵な熱血スポーツ映画でした。
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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「血中アルコール濃度を常に0.05%に保つと仕事もプライベートもうまくいく説」

…を検証するのは、身体を張る系の説でお馴染みの安田大サーカス団長ではなくマッツ・ミケルセン。

原題Drukは直訳する
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

え、まじで、「ショート・ターム」の監督なの!?全く知らずに観てました…

…だとすると、めっちゃ徹したなという感じの、当たり障りないオリジン映画。

MCU映画を観る上で例えるならば、

カレーの福神
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あなたを見送る7日間(2014年製作の映画)

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ショーンレヴィ監督は電話で商談するビジネスマンに相当な恨みがあると思われる。本作にもちゃんと嫌なビジネスマンが出てくる。

アダムドライバーが出演しているのと、親子、出産といったテーマからノア・バーム
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

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メイン3人(クレジットの上から数えて)はもちろんめちゃいいんだけど、やっぱ役所広司はすごい人。

なんか緊張感があんまり無い印象でした。
吉田鋼太郎がずっと吉田鋼太郎なのと、「レイクがあるさ!」って感
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インターンシップ(2013年製作の映画)

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最&高。
うん、あえての最&高という表現。

チームビルディングの教科書みたいな映画。

それでいて、ショーン・レヴィ監督=金儲け嫌いと思ってたら、そうじゃなくてトップダウンで個を尊重しない組織が嫌い
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ナイト ミュージアム エジプト王の秘密(2014年製作の映画)

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Back to DA basics

勝手にだけど「アレで終わりはイヤだ」って感じがする続編ってあるよね!名誉挽回!

博物館の本質に立ち返って“その姿勢に学ぶ”の精神。めちゃいい。

象徴的なのは“
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ナイト ミュージアム2(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ちょっと子供っぽい…

ナイトミュージアム2を観ておいて、その感想は無いだろうとお思いでしょう?
でも、前作は作家性が出ていて良かったんですよ!!

アトラクション映画としての盛り上がりは今作の方が上
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ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

悪役が金に困った老人って世知辛すぎるでしょ!!!
エンドロールで申し訳程度の救いはあるけれども…!

これを2006年にクリスマスムービーでかませるからこそ、2021年時点でのショーン・レビィ監督なん
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

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GoG2の親殺し文脈は生きつつ、GoGにあった血縁以外の疑似家族的な繋がりの観点では「本当の血縁も別に蔑ろにしないよ」的な配慮と、親は殺して良いけど子供は可能性に満ちてるから大事にしようね、という至極>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.9

劇場公開作品がこんなに少なくなかったら間違いなくスルーしていた先品。

結論、めっちゃめちゃよかったです。
コメディっぽいKVに敬遠しないで観てくださいな。


▼人は2度生まれる (普遍性)

「一
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

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やっぱりMARVELロゴは大画面&大音量で浴びるものでした。
(シリーズの「ロキ」も面白いけどね!)

▼疑似家族と偽装家族
GotGあたりから“ヒーローのあり方(及び、それにまつわる葛藤)”よりも疑
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カンウォンドの恋(1998年製作の映画)

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いやーめっちゃ長いな~って感想が第一だったんですけど、色んな人の感想を読んでなるほど良い映画だったなと思い直しました。

そんなに監督の映画を観てないですが、
“理屈じゃない衝動的な行動”に面白みを見
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逃げた女(2019年製作の映画)

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「心と体はバラバラ」

牛は可哀想(心)だけど、焼肉は美味しい(体)よねって話。
ヴィーガンの話題を身体性の切り口で、言われてみれば当たり前なんだけどなるほどなって思っちゃう。
そこから寝たいのに寝ら
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殺人狂時代(1967年製作の映画)

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精神病!殺人鬼!ナチスドイツ!

おまけに“舐めてた相手が実は…”案件なのに、いまひとつ刺さらなかったのは、映画を観る直前にFacebook広告にやばいコメントしてる本物のやつを見てしまったからかもし
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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

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『日本のいちばん長い日を見て』

そしきっていきものみたいだな、とおもいました。

おこっておおきなこえをだしちゃうひと、しくしくないちゃうひと、いろいろなひとがいたけれど、みんな「こくたい」をかんが
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独立愚連隊西へ(1960年製作の映画)

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別に続編って訳ではないんですね。
だいぶ派手になりましたが地味だった頃の方が好きですね。

なんだか無性に「粋だねぇ~」って言いたくなってしまった時はこちらがオススメです。

独立愚連隊(1959年製作の映画)

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愚連隊っていうからなんかもっと血の気が多いのかと思ったら意外と口角上げて腹の探り合いな戦時中サスペンス色が強め。

いやーでも、やっぱりテンポがいいといいよね!
最近、野菜を食べていないのでビタミン不
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斬る(1968年製作の映画)

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侍になりたい農民と侍をやめた無宿者。
物語は同じ藩の侍同士のいざこざを軸に進む。侍、やくざ、浪人に農民、様々な身分の人物が登場し、それぞれの葛藤、あるいは達観した姿勢といった生き方に対する考え方が対照
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江分利満氏の優雅な生活(1963年製作の映画)

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前半はテンポ良くて観ていて楽しいですね!好きです!
『地下鉄のザジ』を思い出しました、違うか。

後半は“くだをまく”を素材そのまま。
時代と人間、マクロとミクロをなんか哀愁漂うテイストで強調するのだ
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フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

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めっちゃ乳首みたいなホクロが脇腹にあるおじいちゃんを銭湯で見たことがある。三度見くらいした。そのくらい乳首だった。
もちろん、それはホクロなのでおじいちゃんは隠すことも恥じらいもなく堂々としている。
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

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ある日突然、聴力を失ってしまったメタルバンドのドラマーの葛藤と再生。

私事ですが嗅覚と味覚が非常に重要なお仕事をしており、
昨年から流行している感染症の症状に「嗅覚・味覚に障害が残る」という話を耳に
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ノマドランド(2020年製作の映画)

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“地平線”は人間が知覚できる限界であると同時に、知覚できないものに想いを馳せる“境界線”であるからこそ…時折、ただ茫然と眺めたくなるのかもしれない。


もうね、クロエ・ジャオ監督の考える“画”をずー
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ザ・ライダー(2017年製作の映画)

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「ノマドランド」の予習で駆け込みNetflix

頭に致命的な怪我を負ったロデオライダー。
画面いっぱいに写し出される頭の傷からステープルを取り除く手は、目を背けたくなるほど痛々しい。

そんな“イタ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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さらば、全てのエヴァンゲリオン。

どの角度から切り取っても、
キャッチコピーの一文に辿り着く。秀逸。

あっぱれだと思うけど、
『Air/まごころを、君に』の方が好みです。

(…という人が観ても以
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

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2012年

何故か劇場鑑賞スルーしてたんですよね。
何故スルーしてたのか検討がつかず、当時の手帳とか探してみたけど漫画の山に埋もれてて見つからず…

何となくおぼろげに甦ってきた記憶は、

当時、好
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

2009年。

絶賛、友達が一人も居なくて腐ってた気がする。
この頃はまだエヴァ大好きな感じだったから劇場に1人で観に行ったな、
隣の席に座ってたのが20代くらいの男女2人組で、男が劇中にも関わらず小
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

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2007年。ちょうど中学生だった私。

軟派オタクはハルヒとらきすた。
硬派オタクはテレビシリーズのエヴァとその他ガイナックス。

私はどっちも観てましたけど、ハルヒを観てることは公言しないタイプのや
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

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絶望に直面することと、感傷に浸ること。
希望を掴み取ることと、救いにすがること。

コレとアレの違いは、つまりソレだと思うんです。

時々嫌なことを思い出しちゃって、喋るのがちょっぴり苦手な男の子があ
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ひとくず(2019年製作の映画)

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序盤は低予算感な荒削りノイズで一歩引いて観てる感じから、主人公の自己開示レベルに呼応する形で加速度的に引き込まれてまんまとラストでやられた…

児童虐待をテーマにした映画としては「そんなやつ、いねぇー
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めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

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『いや~ラジオっていいもんですよね~』

最愛の妻を亡くした男。
悲しみにくれる姿に耐えかねた一人息子は深夜のラジオ番組に『新しいお母さんをください』と電話相談をする…

ラジオ好きには堪らない映画。
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

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古典的名作。観るべき。

おそらく本筋ではないかと思いますが『先生って大変だな』と思いました。