人間同士の信不信。面白いけれど2時間の緩急に押し込むには勿体なかった。
女と子どもたちによる叫びは狂気と呼ばれ扉の向こうに片付けられる。なぜ彼女が踊るのか、歌うのか、みんな気がついているのに見ないふりしている。
置いてけぼりの家、家財、人々。もとに戻るなんてちっとも信じられないけど、それでも待っている。生活を積み重ねて。心平は置いていかれたものに新しい意味を与える。綺麗なものは綺麗、美味しいものは美味しい、た>>続きを読む
ロードムービーとしても最高だった
気持ちの切り替えに時間がかかるとき、そばで黙って待っててくれる友人最高
追いかけられるの本当に怖い…
笑いは優しさでもあるなあ。ほっとした
新垣結衣なのか…?と思って観たけど、悪くなかった。ぴったりだった!とも思わないけど、作品として上質だったので。原作の密度はないにしても。早瀬憩さんが最高でした
愛されずに生まれてしまった子、死んでくれてよかったねえ。子供を愛する父親ごっこできて良かったじゃん!弱い人間を上手に利用して目的を達成する柴咲コウすき…メメントみたいな終わり方だなって思った。復讐は永>>続きを読む
実は2度目だけど、2度とも寝てしまった。1回目観て寝ちゃったという話をしたら、そういう映画だからね、と言われたことの意味がわかったので2度目観た甲斐があった。
きつい…(映画が)早く終わってくれと願ってしまった、それを望むことすら罪のような気がする。絶えず人が殺されている。終わりのない現実に今も苦しみ喘いでいる人間がいる中で、私は快適なシートに腰掛けて苦しみ>>続きを読む
大傑作!!画がいちいち完成されている。座ったやすじの横姿が印象深い。ぐっと引いてあの距離で心情が迫ってくるのすごい。表情だけじゃない、身体全部で芝居してるんだなあ。
正義ってなんなんですかねえ。なんて考えるのは命や生活を脅かされていない人間の戯言ですか。そうかもしれないな
整合性なんて必要ないのかしらねえ。
なぜそうなった、も力技でねじ伏せる実力さえあれば…
詩をもって世界を見ること。
男は情動に衝き動かされ、女はそんな男を憐れみ愛す。そういう愛のあり方にはささやかな嫌悪があるがわからなくもない。
そんなことはどうだっていい。詩がそこにある。
音楽がうるさい。何かに急き立てられるように狂気に突っ走っていく人たち。正気に戻る前に、音楽を!