新垣結衣なのか…?と思って観たけど、悪くなかった。ぴったりだった!とも思わないけど、作品として上質だったので。原作の密度はないにしても。早瀬憩さんが最高でした
愛されずに生まれてしまった子、死んでくれてよかったねえ。子供を愛する父親ごっこできて良かったじゃん!弱い人間を上手に利用して目的を達成する柴咲コウすき…メメントみたいな終わり方だなって思った。復讐は永>>続きを読む
実は2度目だけど、2度とも寝てしまった。1回目観て寝ちゃったという話をしたら、そういう映画だからね、と言われたことの意味がわかったので2度目観た甲斐があった。
きつい…(映画が)早く終わってくれと願ってしまった、それを望むことすら罪のような気がする。絶えず人が殺されている。終わりのない現実に今も苦しみ喘いでいる人間がいる中で、私は快適なシートに腰掛けて苦しみ>>続きを読む
大傑作!!画がいちいち完成されている。座ったやすじの横姿が印象深い。ぐっと引いてあの距離で心情が迫ってくるのすごい。表情だけじゃない、身体全部で芝居してるんだなあ。
正義ってなんなんですかねえ。なんて考えるのは命や生活を脅かされていない人間の戯言ですか。そうかもしれないな
整合性なんて必要ないのかしらねえ。
なぜそうなった、も力技でねじ伏せる実力さえあれば…
詩をもって世界を見ること。
男は情動に衝き動かされ、女はそんな男を憐れみ愛す。そういう愛のあり方にはささやかな嫌悪があるがわからなくもない。
そんなことはどうだっていい。詩がそこにある。
音楽がうるさい。何かに急き立てられるように狂気に突っ走っていく人たち。正気に戻る前に、音楽を!
他人の価値観なんて歯牙にもかけず、馬鹿にされても意地を張らず、黙って受け止め、植物を愛で育てることをささやかな楽しみとする。都会の片隅にそんな人があるかもしれない。見たことはない。でもこれに感動すると>>続きを読む
ピンチのときには助けに来てくれる超越的存在への憧れ、ある。ずるいよ…為すすべもなく引き裂かれるいじめっ子の気持ちにもなってみてほしい、と思ったけど彼らがしたことも大概だったな。
期待通り!というのは、ちょっと以前に聞いた話だったからか。どうしようもねえ奴のはずなんだけど、どうしようもねえ…ってあんまり思わないのはまなみちゃんの懐の深さというか、絶妙なスルースキルのお陰なのかな>>続きを読む
切ないけど優しいな。
それぞれ違う場所に立ってるけど同じものを見れる。そういう、現実社会とずれたところにあるものが、現実社会を生き抜くことの役に立つだろうか…わからないな、
安心して笑える。原作の「シュール」を実写でかくも描けるものか。不安なところがひとつもない。スパイスが度を過ぎることなく調和している。あー面白かったって、素直に言えることの嬉しさがある。
貧困と痛ましいニュース、そして孤独。少しずつ心が抉られていく。その中でも暮らしを続けること。人と出会うこと。痛みはなくならないけれど、少しだけ心を守れるだろうか。
ここまで生きてきた方法があって、それは簡単には変えられなくって、変えられないのは自分の問題でもあるけど構造の問題でもある。そういう風に生きてきたから、そういう風にしか生きられない。呪いという言葉も似て>>続きを読む
なんというか、ちょうどいいな。
難しくなりすぎないで終わる。野蛮すぎるきらいもあるが、知能があることと人間性は直結しないので仕方ない