ロマンポルノ、ちょっと勇気が要ったが、観てみたら普通にかなり良い映画だった。全然違う世界に生きてるのかも。目の前にいるのに。言葉が届かないみたいな、どうしたらこの断絶を超えられるのか。上手ではないし、>>続きを読む
やっと観れた。
荻上監督作品、いつも少し距離を感じる。いつでもすぐそばにいて抱きしめてあげるだけが優しさではないし、少し離れたところからこそできることがあるのだと。
思い出なんて嘘だから、きれいなのは当然。でもここにあるのは今だから、美化した思い出で飾ろうとしないで。思い出に連れ去られて出ていった旦那はきっと二度と帰らない。
親が子を呪うのは、それはそうだが、子もまた親を呪うよね。
しがらみを全て振り切った結果、決してハッピーエンドと思えない終わり方が良い。
いっちゃん、さっちゃん、一緒に暮らして同じものを見て一緒に遊んで同じ記憶を共有しているけど、全然違う道を選んで違う人生を歩いてるね。もう、同じじゃない。最初から同じではなかった。私の廊下はずっと斜めだ>>続きを読む
記憶からの距離。記録はこの距離を埋めるだろうか、あるいはその遠さを教えるばかりだろうか、それとも何か届けるだろうか。
真面目じゃなかったかもしれないけどちゃんと生きてたあの時に戻ることはできないけど、取り返すことはできないかなあ。あのときのあの気持ちは本当だったって、証明しておきたいよ。結果は変わんなくとも。
浮気する男の優柔不断さが完璧すぎて、墓前でなんかいいこと言うけど何も響かない感じとか、すげえ、知ってる…ってなった。
死にたくないけど積極的に生きる気力もない。
細い根に水を遣りすぎて根腐れしちゃったのかもね。
これを映画化できたのがすごい。あみ子が本当にあみ子だった。
誰も教えてくれないよな!なんで?
25歳の身では共感し難いっす。
だけどいい映画なんだろうな。面白いのは、これを激推していた人が妻子持ち男性だったこと。
女性だけの物語ではないのだな。それはすごくいい。
前半とても丁寧で好きだったんだが、後半…好みではない。
記録が残っていないこととなんでもありは違うだろう。脚色とはいえ、もう少し「ぽさ」で騙してほしかった。勢いで押し流されるのは辟易しちゃうな、
私しかあなたのこと分かってあげられる人いないじゃん。ねえねえねえ、私淋しいの。あなたもそうでしょ?わかるでしょ?ねえねえ。みたいな、押し付けがましい恋愛感情、可愛さで許されてる節あんのかなあ。でも実際>>続きを読む
日本人にはない挙動で違和感。
細かな目の動き、目が思考を辿るところや相手の目から目へ視線を移すところなんかは秀逸だったな。
しかしなによりも、