HALさんの映画レビュー・感想・評価

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劇場版ポケットモンスター ココ(2020年製作の映画)

4.0

ポケモン大好き6歳の息子と鑑賞。

ポケモン版ターザンといったところ。

家族、友情、自然問題といったテーマが子供にも分かりやすくしっかり伝わるものになっていたと思う。

私も息子も所々泣きなか
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

ノーランなので難解なのは承知していたし、映像の凄さに惑わされずストーリーを追ってという感想も見ていたのだけど、やっぱり映像の凄さと重厚な音響に圧倒される。

視覚的にも内容的にも情報量が多くて観賞後は
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ハニーボーイ(2019年製作の映画)

3.5

シャイア・ラブーフの半自伝作品。
そして感想が難しい作品。

面白い作品かと言われれば、そうではないかもしれない。でも私にとっては良かった。

シャイアがリハビリの一環として書いた脚本を監督のアルマに
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映画ドラえもん のび太の新恐竜(2020年製作の映画)

3.5

何年ぶりか分からないぐらい久々にドラえもんの映画作品を見た。

最近ドラえもんをよく見るようになった恐竜好きの息子と鑑賞。

キューとミューもかわいかったし、恐竜もなかなか迫力があったし映画館で見れて
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無双の鉄拳(2018年製作の映画)

4.0

豪腕マ・ドンソク兄貴が無双の強さで悪党どもをぶっ飛ばす!

かつて暴れたら手がつけられない「雄牛」と呼ばれ恐れられていたドンチョル。妻ジスのおかげで今は静かに暮らすところがある日、ジスを誘拐したという
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グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.5

良い映画だった。とても良い映画だった。

トムはオンラインゲームが好きな典型的な現代っ子。ある日母親の命令で離婚した父親のクリスチャンの元でしばらく田舎暮らしをする事になる。父親は気象学者で絶滅危惧種
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悪人伝(2018年製作の映画)

4.0

マ・ドンソク兄貴やっぱり最高やー!

物語は連続殺人犯に狙われたヤクザのボスと、一匹狼の刑事が利害が一致したので手を組み、殺人犯を追うというもの。

今回のマ兄貴は手段を選ばず非道なうえに頭もキレ、腕
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

見ていて辛くて苦しくてしんどい作品だけど不思議と疲労感は無かった。

観賞中、ホアキンの圧倒的な演技な引き込まれて物語の中の現実と虚構が混ざりながら進んで行っていた事に気づかず急に現実が突きつけられた
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

4.0

見ていて痛々しく苦しくて辛い作品。

ララはただ女の子になりたかっただけ。

思春期の身体の変化が著しい時期に心と体がアンマッチなのはとても苦しいと思う。そしてララが目指すバレリーナは女性としての象徴
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ジョナサン ふたつの顔の男(2018年製作の映画)

3.5

1つの体に2つの人格。

この手のテイストは好物なので期待していたけど前半があまり抑揚無く進んでいくので見ながら少しだれてしまった。

多重人格物って多重人格者からの目線で描かれている作品をあまり見た
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.2

インド人青年と声を出せないパキスタンから来た母親と逸れてしまった少女を家に送り届けることを決意しパスポートもビザもない国境越えの2人旅に出る。

国や宗教が違えど困っている人がいれば手を差し伸べるとい
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

イタリア系のトニーと黒人のドクという生まれも育ちも違う2人が始めは衝突しながらも友情を深めていくロードムービー。

「人種差別」という重たいテーマだけど見ていてくすりと笑う場面があったり2人のキャラク
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

クイーンの曲はいくつか知っている程度で始めはそんなに興味がなかったのだけど、予告を見たらこれは映画館で絶対見るべき映画と思い鑑賞。

結果、最高。

ライブシーンはどれも素晴らしかったけどラスト2
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クレイジー・フォー・マウンテン(2017年製作の映画)

3.2

世界の名峰に挑む登山家やアスリートを追ったドキュメンタリー。

たしかに登山家やアスリートを追ったドキュメンタリーではあるけど、主役は「人」ではなく「山」

名峰に挑む「人」達を追ったドキュメンタリー
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5

あぁ。最高!
大好きだー。

そして最初っから最後まで泣きっぱなしだった。

だからといってありきたりなお涙頂戴物ではないのだよ。とてもハートに響く作品なんだよー。

物語はオギーの話だけでなく周りの
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

思春期の頃のひたむきで瑞々しいけど苦しい恋。

あぁこの感じ。
懐かしい。
遠い昔に感じたこの感じ。

色々思い出して見ていてキューっと胸がしめつけられた。

自分の事を好きになってもらいたいというよ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

ギレルモ・デル・トロが監督・脚本・製作を手がけ彼の好きな物を詰め込んだ美しいおとぎ話。孤独と愛が背中合わせな作品。

そしてとてもメッセージ性も強く、白人至上主義、障害者、黒人、ゲイ、ロシア人、南米に
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

今年の映画館始め!

今回もアクション音楽共に最高だしスパイ小道具は見ててワクワクする🎵

そしてハリーの復活!
あぁ。やっぱりコリン・ファース好き😆💕

そしてまさかカントリーロードで胸熱になりうっ
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.2

ゴールデン・サークル公開に備えて見返し。

キレッキレのアクションは見ていて爽快!

スパイ道具の小ネタも面白い🎵.

そして終盤の威風堂々の音楽にのせたあのシーンは酷すぎて最高👍👍✨←褒めてますw.
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.2

やり方は違えどみんながメアリーの幸せを想っている。

人の愛が溢れる作品。

クリス・エヴァンス演じるフランクの不器用な優しさが観てて伝わってくるし、メアリーは生意気だけど可愛らしい。

私はどうして
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

3.5

親友のマリーと同じ人を好きになってしまったフランスの目線で描かれた二人の片思いのお話。

見逃してたドラン先生の初期作品。

ドラン先生の作品の中では分かりやすい方で共感しやすいのではと思われる。
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.5

最愛の妻を亡くし定年前に仕事も失い人生に失望した頑固な老人オーヴェ。

奥さんの後を追って自殺を試みるも毎回邪魔やタイミングが悪く上手くいかない。

常に何かに怒っているけど真面目で一生懸命なオーヴェ
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僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

4.0

自閉症スペクトラムの少年が数学オリンピックを目指していく中で世界と向き合い精神的な成長をしていく姿を描いた物語。

主人公のネイサンだけではなく、お母さんや数学の先生、数学オリンピックを目指す仲間たち
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セッション(2014年製作の映画)

4.2

ゴールや正解の無い音楽など芸術と言われる領域を極めるには、ある種狂気的にならざるを得ないのかなと改めて思った。

自分を追い込んで追い込んで努力を重ね自分の限界を超えなければ偉大な歴史に名を残す人には
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.0

1979年のサンタバーバラ。
シングルマザーのドロシアは思春期15歳の息子ジェイミーの教育に悩む。
そこでルームシェアで暮らす写真家アビーと、近所に暮らすジェイミーの幼なじみのジュリーに、ジェイミーを
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.5

1970年代のニューヨークのブルックリンでゲイの男性が育児放棄された障害児を育てたという実話をもとに作られた作品。

90分弱の短い作品だけどとても深く愛情とは何かというものを考えさせられる。

麻薬
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

4.0

恋に臆病なオリヴァーは38歳の独身で彼女もいない。母が亡くなってから5年後のある日、父親のハルから「自分はゲイだ。」とカミングアウトされる。ゲイの友達や若い恋人もでき幸せな晩年を過ごしていくハル。そし>>続きを読む

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.8

T2見よう思っているので久々に見返し。

ドラッグ、女、強盗とどうしようもない青春を送っているスコットランドの若者達の話。

主人公はある事をきっかけにそんな自分を変えるためロンドンに出て新しい生活を
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.0

登場人物も場面もあまり変わらない。
終始ヒリヒリした濃密な会話劇と不器用な愛の話。

家族だから愛したいし自分の事を理解してもらいたい。でも家族とはいえ他人。全ては理解は出来ないしコンプレックスも感じ
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MERU/メルー(2014年製作の映画)

4.0

ヒマラヤ山脈メルー中央峰にそびえる岩壁“シャークスフィン”。難攻不落の直登ダイレクトルートに挑んだクライマーを追ったドキュメンタリー映画。

チームの一員であるジミー・チンが監督、撮影、プロデュースを
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.0

世界初の性別適合手術を受けたデンマーク人の夫を献身的に支えた夫婦の物語。

妻であるゲルダの愛の深さに心動かされる。もう物語中盤から何回も泣いてしまった。

アリシア・ヴィキャンデルのアカデミー賞助演
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.0

ダニエル・クレイグ版のボンドはシリアスな感じだし賛否両論あるけど私は好き。

やや早足な展開で今までの作品の集大成なのでもっと色々掘り下げて欲しかったというのは否めないけど面白かった♪

過去の007
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.5

桐島っぽいスクールカーストものかと思ったけど、なかなか一人一人が抱えてる問題が重たい。でも若者ながらの葛藤など青春だなぁと思う甘酸っぱい要素は満点。自分が女子高出身のせいか、登場人物たちの関係性が少し>>続きを読む

夢と狂気の王国(2013年製作の映画)

3.5

ジブリの日常を追ったドキュメンタリー。ドキュメンタリーとしては普通なんだろうけど、宮崎監督が砂田監督の事を気に入っているのだろう。宮崎監督と砂田監督の会話の雰囲気が柔らかい。この映画の監督は巨匠という>>続きを読む

トランス(2013年製作の映画)

3.8

スラムドック・ミリオネア以来のダニー・ボイル作品鑑賞。相変わらずスピーディーな展開で飽きないし、音楽も良かったし結構入り込みながら見れた。でも最後はチョットなぁって感じだったけど。ダニー・ボイルの映画>>続きを読む

わたしはロランス(2012年製作の映画)

3.5

お互いを必要とし愛し合う二人。でも彼は女になりたいと言う。彼女はそんな彼を受け入れようとするが…。そんな二人の10年愛。時代背景が90年代という事もあり、彼らの愛は前衛的過ぎた。ただ愛し合っていて一緒>>続きを読む

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