tagomagoさんの映画レビュー・感想・評価

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2017年鑑賞分から
2018年〜ソーシャルネットワーク(156)

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.5

冒頭の「ハードコア」のようなFPS視点のアクションに加えどうやって撮ってるんだろうというカメラワークが新鮮。ストーリーのわかりやすさを犠牲にしてまでもこれを最初に持ってきたかったんだろうなと。日本刀を>>続きを読む

ハッスル&フロウ(2005年製作の映画)

4.0

一度、夢をあきらめた負け犬の中年男の物語とヒップホップが持つ成り上がりの物語の親和性は当然のように高い。一番この映画で上がるところは、主人公が娼婦や白人青年と協力して音楽を作っているところ。音楽をつく>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.5

兄の病名を聞く場面とか大の大人が卓球で大騒ぎしてるとことかコメディなのかなと思うくらい変な撮り方をしている。
担架が救急車のドアに挟まってなかなか搬送できないという、それ必要なの?という場面を淡々と撮
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犬猿(2017年製作の映画)

4.5

なんで吉田監督はこんなにも人の心の機微を描くのが上手いのかと唸らされる。
傍目から見たらクスッとすることだけど本人にいたっては真剣。これ笑っていいのかなって困惑することもしばしば。お姉ちゃんのダンスは
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横道世之介(2013年製作の映画)

5.0

やっぱり大好きな映画だしこの世界観が愛おしくてずっと観ていたい気持ちになる。前半はニヤニヤが止まらない、世之介みたいな経験をしたことはないのだけど学生時代こんなことあったよなぁと懐かしい気持ちになる。>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

5.0

ビギンズ、3作目のライジング、この2つは重なるところが多いのだがこのダークナイトに関しては今となっては少し異質というか外伝みたいな印象を受ける。
それはひとえにヒース・レジャーが演じたジョーカーの存在
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

もっと辛くてドライな映画だと思っていたけど優しい映画だった。
登場人物のそれぞれが何らかの罪を犯すけど誰かから許すことを教えられ、結果として自分に降りかかる災難を許すことになる。署長の手紙から始まり、
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.5

モスとシガーの追いかけっこを中心にドラマは展開します。とにかくシガーが強烈。空気銃を武器に顔色一つ変えず殺していきます。顔を見られたら殺す、運が良ければコイントスで見逃してもらうことができる。存在自体>>続きを読む

デトロイト(2017年製作の映画)

4.5

白人警官くそだなと憤りを感じるけど中にはいい奴もいたということをさりげなく見せるバランス感覚はとても良いと思いました。黒人にだって悪い奴がいるということを描いている。対立構造を容易に煽ることができるの>>続きを読む

ジオストーム(2017年製作の映画)

3.0

セリフの応酬からズバッと切り込んだ伏線回収っぷり、脚本の巧みさは心地良いですね。巧みとかじゃなくて思いついたように回収してるだけかもしれませんが2回目の「私はここに住んでるのよ」は割とぐっときました。>>続きを読む

ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

4.0

爆弾処理がメインの話ではあるが中盤の狙撃合戦がすごい。血でジャムる実包、敵の動きを先読みしての偏差射撃、乾いた空気の砂漠の中で射撃音だけが響く。顔にハエが止まっても払いのけることはせず、観測手はその手>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.5

原作はもっと犯人の内面を掘り下げるものだっと思うし、捜査の過程を丹念に描いていたと思うが、映画ではレクター博士とクラリスの関係に焦点を当てている。結果、大成功だった。

レクター博士の精神分析なんて見
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.5

映画が始まって1時間のところで案の定の展開を見せるのだけどそこから加速度的に面白くなっていきました。そこの真の回想シーンは編集と音楽が冴え渡りフィンチャーお得意の視覚的演出が楽しめる屈指の名シーン。>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.5

バーフバリ!万歳!
前作をしのぐ面白さでした。これを摂取した日には思わずその場で踊り出すくらい面白くて、勧善懲悪でエンターテイメントとしてめちゃくちゃ優れてると思います。

息子はまだ何かを成し遂げた
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

3.5

バーフバリ!バーフバリ!
バーフバリの男らしさが炸裂するクライマックス。あのカリスマ性を劇場で見たかったよ。無双という言葉がよく似合う。敵のマッドマックス感溢れる野蛮さも良い。

そのバーフバリの息子
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.5

猟奇的な殺人事件を扱った原作をフィンチャーが映画にするのならと期待値はグングン上昇した。そして見事に期待に応えてくれた作品だと思う。しかもミステリーの面白さだけでなく切ないラブストーリーを感じさせる余>>続きを読む

ザ・グレイ 凍える太陽(2012年製作の映画)

4.0

リーアム・ニーソンが狼と対決って例のやつねぐらいに思ってたんですがこれが思ったよりもシリアスで驚きました。

特筆すべきはホラー的佇まい。例えば娘との思い出話を語る男がいて娘が長い髪で顔を撫でてくるん
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.5

第一幕の幼い頃の主人公が迷子になって養子になるまでが濃密な1時間。親身になってくれる女性と思ってたら買春に関係してたとか孤児院での過酷な生活とか怖くてでも次が気になる。継親をパパやママと呼ぶに至った経>>続きを読む

ハードコア(2015年製作の映画)

4.0

全編一人称視点で展開されるアクション映画。FPSというゲームのジャンルがあってまさにそれという感じ。
お話はゲームそのものでどこかで見たこと聞いたことのある設定。長編映画には向かないと思うがただそれを
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

2.5

やっと見れました。ザック・スナイダーの後を引き継いだのがジョス・ウェドンと聞いて不用意に期待した本作。良いところもあるが悪いところもあるなと思ってしまいました。

尺が短いのは利点の1つだが全員が揃う
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.0

言ってしまえば登場人物の行動に迷いがなさすぎるので1作目よりなんでもかんでもトントン拍子にいきすぎてる。しかし音楽やら映像やらもはやイキきってるので万歳です。
常に目線の先を行くアクションはダイナミッ
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.5

教会での大殺戮は前後の場面の印象が薄まるほどのウルトラCなアクション。人が入り乱れるけどちゃんと整理されててとても見やすい。コリン・ファースの流れるようなアクションに目を奪われる。
で、そのあとが少し
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

5.0

マークがなぜフェイスブックを作り世界的に拡大させたか更新ボタンを押し続ける最後の場面で分かる。
金と名声は手に入れたが本当に手に入れたかったものは得られないまま。そこは
ナップスターの創設者と決定的に
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.1

フィンチャーの特撮愛に溢れた映画。
特に役者陣の老けた顔と若返った顔。顔にCGを施したり特殊メイクをしたりと芸が細かい。
再びバレエ教室を訪れたときのブラピの若々しすぎる顔は若干怖いのだけどこれが技術
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パニック・ルーム(2002年製作の映画)

4.2

フィンチャー作品の中ではあまり評価されていないらしいが全然そんなことはなくて最後まで勢いよく突っ走るサスペンス映画で楽しめました。

強盗が部屋に入ってくるまでの縦横無尽に動き回るカメラ。CGでつない
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

前作フォースの覚醒と比べると(というか何十年ぶりの続編と比べるのは酷だが)若干テンションは下がっていたもののタイトルがバンッと出たときの高揚感はやっぱり凄い。

ヨーダのパペット感。ベニチオデルトロの
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ウィッチ(2015年製作の映画)

4.0

神に祈ればいい生活ができると思っているのが辛い。父親の判断で村の外れの森の近くで住むことになるが食物は育たないし家族の仲は冷え込むしで生きていくのでやっと。赤子も行方知らずになるし。家族は疑心暗鬼に。>>続きを読む

美しい星(2017年製作の映画)

3.5

奇天烈すぎる。よくもまぁこんな変な話を映画にしたなとおもいます。

リリーさんを筆頭に役者陣は素晴らしいハマりっぷりで特にミスコンで他の候補者を突き放す橋本愛の美女っぷりはまさに宇宙人。主要キャラ以外
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.8

四畳半神話大系やクレヨンしんちゃんを見た私にとって既に湯浅監督の摩訶不思議な映像体験は通過済みなのだがまたもや驚かされたというかブッ飛び過ぎてわけがわからない。でも楽しい。例えば、実写化不可能な詭弁踊>>続きを読む

グリーンルーム(2015年製作の映画)

3.8

刃物でザクザク切られた腕から手首がもげそうになってたり、頭から血がピューと噴き出したり、ナイフで切り裂いたところから脂肪が見えたりと人体破壊描写に逃げがない。

映画の前半、ドアを挟んで敵と交渉する場
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.5

あのスターウォーズの黄色い文字がバンと出た時点で鳥肌立ちまくったのを覚えている。熱狂するほどのファンではなかったものの1ヶ月前ぐらいからEP1〜6を予習して何かの付録で付いていた小冊子を引っ張り出し読>>続きを読む

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.9

こじらせ系女子の奮闘は自分自身を乗り越える闘い。そこにはそっと誰か救いの手が差し伸べられる。そりゃああんなに小難しい娘でもヘイリーちゃんはかわいいから文系男子は寄ってくるは先生からも一目置かれるはで環>>続きを読む

エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方(2015年製作の映画)

3.8

口に出すことも憚れるほどヒドいことをする女をエイミー・シュマーが好演。主演と脚本も務める才人ぶり。ラブコメの範疇で収まらないほどの振り切れぶりはお見事。その上をいく女編集長の狂人ぶり。上には上がいる。>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.1

抑えようとしても抑えきれない感情を発露する場面のギレンホールが素晴らしい。妻の死に泣けなかった男が破壊を通じて自分と向き合い妻への想いに気づく。あの最後のダッシュは終盤の各々の救い難さを忘れさせてしま>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

5.0

私にとって特別な一本。中学生の時に見てこんな映画もありなのかと衝撃を受けた。

殴られながらも奇声を上げて笑うブラピ。タイラーのカリスマ性を持ってしたら確かにあらゆるモノを放り出してついていってしまう
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ゲーム(1997年製作の映画)

3.2

主人公の身にかかる災難に彼と同じく振り回されたかったのだが結末が見えていてどうにも楽しめなかった。拍子抜けです。世にも奇妙な物語を長編にした感じ。私だったらショーン・ペンをブン殴ってます。

このゲー
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