Ayaさんの映画レビュー・感想・評価

Aya

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劇場(2020年製作の映画)

4.0

自分自身が昔小劇場で演劇をやっていたからかもしれないけれど、夢を追う人、破れる人の表現が妙にリアルでグッときてしまった。主人公の独白が多いので、映画というよりどこか演劇のような雰囲気。誰になんと言われ>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.6

そう言えば観たことがなくて、やっと。この映画で、ああ私アンハサウェイ好きだーって再確認しました。経験は尊いし、歳を取ることは悪いことばかりじゃないし、働くことにもう一度熱を持ちたくなる映画。なぜか、机>>続きを読む

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.3

実話ベースなので「何を伝えたいのか」というのはあまり考えずに観た。ずぶずぶの共依存、親子という名の呪い。マホウの言葉「ダッシュ」に、胸が痛い。どの役者さんも好演だったが、阿部サダヲが絶妙によかった。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.5

あまりに美しくて、浴びるほど酒を飲んで好きな人と今すぐキスするか死ぬかしかないと思った。

って、劇場を出てすぐの自分のメモに書いてあった。なかなか引っ張られる作品、黒木華さんとCoccoさんどちらも
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.5

すごく邦画らしい、良質な作品といった感じ。別段派手なことは起きない、淡々と進むなかで仕事と、言葉と向き合うひたむきさがきらりと際立つ。原作未読なので読んでみたい。

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.1

ルーが純粋でかわいい!あと歌うたいのバラッドいい!…しか、あまり残らなかったのが正直なところ。勧められて観たから期待しすぎた?

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.0

原作ファンなので楽しみに映画館へ行ったけれど、うーん映画としては冗長な感じ…。夢のような現実味ない世界観は、もう少しテンポよく見せて欲しかった。色味とキャラデザインはオシャレ。四畳半神話体系の方が好き>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.2

最後のシーンは映画館で泣いてしまった。
音楽の良さはもちろんだけれど、それ以上にこんな切ないハッピーエンドもあるんだなと。人生は、選ばなかった選択肢でできている。

千年女優(2001年製作の映画)

3.9

何度観ただろう。くるくると目まぐるしい時間軸のなかを、女優という生き物が駆け巡る。「だって私は、」 今敏監督×平沢進のタッグを、まだまだまだまだ観たかった。アニメーションってすごいなあ。

パプリカ(2006年製作の映画)

4.0

疾走感あるカラフルな悪夢。初めて映画館で観たとき意味が分からなくて、分からなすぎてDVDを買っていた。ここから今敏監督の作品を見出したので、ずっと大切な一本。多くを語るのは野暮だから、五感全開で観てほ>>続きを読む

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.1

質の良い手品ショーを観たような。情報ゼロで観たのでおぉ、すごい、とはなったけど、それでお終いのアトラクション感。あっちゃんかわいい。

乱暴と待機(2010年製作の映画)

4.1

映画というよりどこか演劇のような…4人の役者が素晴らしい。中でも美波さんと小池栄子さんの女優陣が素敵(特にジャージの美波さんがエロい!)。夜中に一人で観てニヤニヤくすくす笑うやつです。みんな頭おかしい>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

暇つぶしにレンタルで観て、エンドロールが流れる頃には即DVDポチりました。映像もストーリーもいいけど、とにかく音楽が最高。ほんとに好き。鬱陶しいときもあるけれど、家族はずっとどうしたって、家族なのだ。

永い言い訳(2016年製作の映画)

3.7

人生は他者だ。
これがすべて。淡々とした2時間で、主人公のサチオくんが妻を失った事実を受け入れ、ダメ男からちょっとだけマシな男になる。人間はクズだし、失わないと気付けないし、でもいくつでも何度でも見つ
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ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

4.9

ずっと、いちばん好きな邦画かもしれない。夫婦になるということ。普通に生きる、ということ。木村多江さんの長回しシーンは何度見ても泣いてしまう。ちゃんとしなきゃ、ちゃんとしなきゃと思っているのにうまくいか>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.8

ドンピシャ世代でもないんだけど、高校時代の何てことはない、でも毎日がいっぱいいっぱいで楽しくて未来にわくわくして友達が好きだった日々を思い出して、曲とともにわあって。山本舞香さんよかったなー。友達に会>>続きを読む

泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.8

大筋は想像通りで意外性はない、だけれど琴線に触れる部分があって大号泣。それぞれに、大事にされている空間がある。あととにかくヨルシカの歌が良い。