ドウェイン“ピアース・ブロスナンに全部持っていかれとんがな”ジョンソンさん。
海外に向かう飛行機の中で見たんだけど、旅のメインがエジプトってこともあって期せずしてアラビアンな世界が舞台だったのは気分>>続きを読む
頭空っぽ、ときどきスパイ。
思ってる3倍はスッカラカンで伏線やらなんやら考える必要がなくてよかった。実にお気楽。
アクションは派手だしキャラもクセがあるしCGが多少雑でもコメディだからと許せちゃう>>続きを読む
ボー、思てる以上におそれている。
いや言うほどおそれてないやろ〜、大げさやな〜、ちょっと見せてみ?、いやホンマや! みたいなセルフでフリオチしたくなるほどおそれていた。ホアキン困り顔フェニックス。>>続きを読む
新しい人生を始めるまでの奇妙なチュートリアル。
いやー、こりゃどえらいもん創り上げたなヨルゴス・ランティモス。怪作にして傑作。傑作にして怪作。でも問題作ではなく、ちゃんとエンタメしてて堅っ苦しくない>>続きを読む
I'm still waiting.
…のリフレインだけであと30分やってくれや案件でした。そして、IMAX大正解案件でもあり。
しかし、これを座ったまま眺めてるだけってのは酷だよなー。マイケル>>続きを読む
紅やねん。
ちょっと綾野剛の関西弁にむむ? と思うこともあったけど、気負わず見られてよかったですわでんねん(むむ?)。
原作での素直・戸惑いの聡実くんが多少ヒネた陰のある子に描かれてるのは思春期っ>>続きを読む
DC&マーベルの全作品の中で最も頭使わなくていいお魚さん。
とにかくずっと派手。この監督ならダンダダンの実写映画化できるんじゃないかと関係ないこと考えられるくらいには派手だった。
今回も砂漠に行く>>続きを読む
懸命に。
日本人の感覚からすると真面目ではないかもしれないけれど、彼らは懸命に生きている。理不尽だし透明だし報われない。しかもそれは自分たちの人間性には起因していないわけで、やるせなさも募る。でも懸>>続きを読む
いやめっちゃいい終わり方!
全体像は完全には見えないながらパズルの最後のピースはカチッとハマるという落とし方は、なぜだか爽やかですらあり。
ファーストカウをファーストカム・ファーストサーブド(早い>>続きを読む
私は私。いつだって本物。
なのに周りの人はああしろこうしろ、これがあなたらしい、あなたのためには云々かんぬん。うるさい。
私は私。でもそれ以外のことはわからない。自分が自分をわからないのに、他の誰>>続きを読む
日々の細々、少しずつに逐一満足してこます。それは爆弾。それは苗。
飽くなき向上心やら満足したら終わりといった言質にどうしても相容れぬ違和感を抱いてしまう自分にとって、イチローがインタビューで「満足?>>続きを読む
この子の生きる世界だから。
いや、お化けは死なないんちゃうんかい! というツッコミはさておき、評判のよい鬼太郎誕生物語、おもしろかったです。
勝手に、もしくは理不尽にも世界の命運を握らされた者のリ>>続きを読む
語らぬ 2人に代わって声を上げるスパークリングワイン。
「嬉しい」がこんな風に演出されるなんて極上じゃないか。ここにいられる喜びが存分に表現されたシュワ~。耳にしたこっちまで笑顔になる。
引退を撤>>続きを読む
人生はタチの悪いバカ騒ぎで、そこが楽しく、そこが哀しい。
同監督の『オン・ザ・ミルキー・ロード』のレビューで書いてたのをまんまレビューの掴みとして使い回しました。6年前の自分ええこと言うやん的な。エ>>続きを読む
にゃんこ宇宙大戦争。
ブリー・ラーソンってこんなに美人だったっけ? と見た目は『ショート・ターム』の頃から変わってないながら、なぜか今作の彼女の飾らない感じにめちゃくちゃ惹きつけられた。ってこともあ>>続きを読む
しっかりおっかなかったゴジラ氏。
監督が監督だけに感動ポルノになるのを懸念してたけど、許容範囲。意味のない特攻を否定しながら名誉のそれは肯定するとかだったら嘆息しただろうけど、あるシーンでわかりやす>>続きを読む
映画的には不要。「この映画的には」必要。
そういうことなのかな、あの兄貴の咆哮は。獣のように食ってかかる兄貴は人間貧すれば鈍すを表しているのか、チベットの置かれた現在地に対する断末魔の叫びなのか。わ>>続きを読む
果たしてアーネストはインスリンに加えたそれが何か(どちらに作用するか)を知っていたのだろうか。
あのおバカさん加減と妻への愛情、オジキへの畏怖を考えれば「知らなかった」に全振りなんだろうけど、あのカ>>続きを読む
目覚めたいなら眠れ。
って、寝たくないのに眠いんだよ!!!
とツッコミを入れるのは野暮なんでしょうか…? 野暮ですね、はい。
しかし、まーたやりやがったなウェス・アンダーソン。前作に引き続き眠いぞ>>続きを読む
裂け目の向こうへ超えていけ!(いろんな意味で)
前作『ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語』のレビューの締めでワタシこう書きました。「グレタ・ガーウィグが次に何を物語るのか(真ん中を行く>>続きを読む
名もなき人の不屈の咆哮。
局地的にスラダン級と話題になってた中華CGアニメ、噂に違わぬ傑作でした。
軽快なテンポ、軽妙なユーモア、村の暮らしの汗臭さ、獅子舞の可愛さと躍動感、不遇、不運、不毛な人生>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
放棄することで逢着する何かがある。
それを自覚し、受け入れることが「生きる」ということなんですねえ。うんうん。
って、そんなことあるかぁ! ちょっと待てェ!
ぜんっぜんわからんて! 誰か説明して>>続きを読む
彼らの世界。環世界。
その断絶は、「他の人とは違う」「隔離されている」といった感覚にとどまらず、知覚世界そのものがまるで異なっている(環世界が違う)かのように少年には感じられたのだろう。
地方の小>>続きを読む
超高速の表現は超スローモー。
光よりも速く、時間を超えるほど向こう見ずだったフラッシュくん。第二の世界線の彼があんな感じなのを見ると、オリジナルの彼が熟考の余地なく時空トラベルかまして歴史にちょっか>>続きを読む
斬新、革新、革命的。
未知の、未踏の、未体験。
やべえ、すげえ、おもしれえ。
そんな大仰な形容をひたすら詰め込めば、はい、今作の感想の出来上がり。薄っぺらい激賞ワードを連発しても大丈夫だし、周りを見>>続きを読む
我が子にしてあげたかったこと、しようとしたこと、しようとしてできなかったこと、わかろうとしたこと、わかってあげられなかったこと。
そうしたこととは別に、一方にとって何気ないやりとりに一方は引っかかっ>>続きを読む
ドンキーにボコられるマリオを見ながら年長のお兄さんと思しき子が声を発する。「今のマリオじゃ勝てないね」。
ね、ねんちょうのおにいさん!!!!!!!
明らかに語尾に“フフン”が付いてる。「今のマリオ>>続きを読む
激走! ホームレスポン引きヒモ野郎!
自分のことしか考えてないのに実にしぶとい、悪運強い。めちゃくちゃ好きですこのバカ男。ダメさ加減がカラッとしていてよい。現代版アメリカ版クズ版の無責任シリーズとし>>続きを読む
宇宙を救うゴキゲンさ。
システム上 5.0点しか付けらんないけど本当は100億兆那由多万点くらい。最高すぎる。ロケットのああまでシビアな描写があってなお作品全体としては「痛快」で「超エンタメ」なの凄>>続きを読む
会いたい人は、もう会えない人。
今会っておきたいのは、もうすぐ会えなくなる人。
上映時間、95分。うち80分は泣いてたか泣くまいと顔を歪ませてたと思う。への字口からの復帰は容易ではなく、上映後は30>>続きを読む
バレンシアガのしかめっ面とH&Mの笑顔。
cynicism masquerading as optimism.(楽観主義を装ったシニシズム)との引用を地で行くような展開にニヤリ。全編を貫く軽快な底意>>続きを読む
ザ・ファースト・仮面ライダー。
で、あっちがシン・スラムダンク。の方がしっくりきたんだけど、めちゃくちゃどうでもよかったわ。
とりあえず、おまえとおまえが出てくると「え? つながってるん!?」てな>>続きを読む
人生はせわしなく、マルチバースもまた、そう。
Filmarks含めレビューサイトの平均が芳しくないからテキト〜な気持ちで観に行ったら年間ベスト待ったなしだった。完全に油断してた。
物語は冒頭からイ>>続きを読む
蟻の大群はあらゆる可能性。
もうとにもかくにもアントマン好き。好きすぎる。だからすべての描写が新鮮だし楽しい。どっかで見たよな世界観? そのどっかで見たよなス○ーウォーズにアントマンはいないだろ! >>続きを読む
「おいちょっと紙とペン貸せ」でその場で殴り書いたメロディを、何十年後の巨匠が満面の笑みで口ずさむ。語られる幾十の言葉よりも軽やかな説得力。ええ顔しおるベルトリッチ。
齢91で往生したマエストロを追憶>>続きを読む
チームのみんなでハイタッチ、の代わりに1人廊下でフットクラップ。それが大人の世界なのだ。
友達の家で飲みつつおもむろに始まった鑑賞会。なるほどこれは評判になるわけだ。いわゆる業界ものの作品だけど、や>>続きを読む