はまたにさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.8

寝てんのかキツネえええぇぇぇぇ!!!!!


これの出典が知れただけでもう大満足です。学生時代から超局所的な仲間内で「話聞いてる?」や「ボーッとすんなよ」、そのまんま「おまえ寝てんのか」な場面で使い続
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RRR(2022年製作の映画)

4.8

この人はアクション映画を作ってるんじゃない、神話をなぞって映像化してるんだ。

だから何がおかしいとかそんなものはない。ツッコミどころなどというものもない。これがこの世界の中の「事実」なのだ。八艘飛び
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.6

逆恨みシュリちゃんの喪失復讐闇落ち追悼覚醒君臨作。

途中からタロカンの民カワイソスでそっちに肩入れしてしまったばっかりにまあまあシュリにムカついてた。ワカンダは兵器と資源を持ってる国の横柄さが出てた
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.6

細田がムニャムニャしてるあいだに新海がブッパしてしまった作品。

おれはまだまだ左手にウルトラマン細田、右手に新海星人の人形を持ってバーンバーンドーングシャァボカーンとやっていたかったのに、いつのまに
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.2

物語にも不気味の谷はある。

これだけ荒唐無稽にはっちゃけたやりたい放題ムービーにあって、スピードを上げる新幹線に走って飛び乗って強風吹きすさぶ流線型のつんつるてんのところをロープもなしに二足歩行して
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.8

機内モードにし忘れたのにずっと機内モードだったトムクルきりもみ大回転作。

正直、前作を予習したあともそこまで劇場まで足を運ぼうってテンションにならなかったんだけど、マジで行っといてよかった。そしてI
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

4.4

トッド・ラングレンの新しいアルバムがもうすぐリリースされるぜ。

とかいってカーラジオから初出の「I saw the light」が流れてきて「ふーん、結構いい曲じゃん(←後でめちゃくちゃハマる)」と
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トップガン(1986年製作の映画)

3.8

「着艦パターンは守れ」から渡されるコーヒーカップにダチョウ倶楽部ばりのイズムと様式美とお約束を感じる。そうか、これがトップガンか(違う)。

アマプラに今さら加入したのでネトフリにはなかったトップガン
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

4.2

いつのまにかGotGの面々にまで冷たい目で見られるソー。

神様だけど銀河系おバカ集団にすら呆れられるだなんて、品格的には冥府落ちだな。と思ってたらもっと俗物な全知全能さん出てきたの好き。アホのスケー
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犬王(2021年製作の映画)

3.6

物語れ、さすれば生まれん、さすれば逝かん。

そんな感じ? 舞い歌って物語ることで変則的なヒルコである犬王は身体を取り戻し、平家の亡霊は成仏する。琵琶法師になった盲の小僧は犬王と出会うことで恨みと名を
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.2

解像度の高いモノクローム。

ガンマイクを通じて届く音声もクリアに違いなく、人間の心の内だけがブラーブラーブラー。…とかいう対比をさせたかったわけじゃなく、単に撮った映像が綺麗だっただけな気がする。で
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

昭和40年代の特撮の空気感。

って、こんななのかな? と思わせる作りだった。禍威獣対策の最前線という死地にあってあののんびり感。緊迫感の希薄さはリアリティのなさではなくて、当時のウルトラマンシリーズ
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.2

カジュアルにエンタメホラーかますサム・ライミに乾杯。

でもまあ、特に怖くなかったから安心(エドガー・ライトくんは廊下に立ってなさい)。それより「とにもかくにもワンダビジョンは履修しといてくれよな!」
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

確信犯的碇シンジモーメントに乾杯。

アニメ版をようやく完走したので劇場版に間に合ったコミックス派。0なんで別にアニメ追ってなくても大丈夫だけど、スターウォーズは公開順に観る派なんで。

しかし乙骨シ
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アネット(2021年製作の映画)

3.8

かつてのアンファン・テリブル、めっちゃテリブルなアンファン描いてしまう。

ファニーに尖った「ほんとは恐ろしい〇〇童話」みたいなやつを、マリオン・コティヤール、アダム・ドライバー、昔のEテレの人形劇み
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モービウス(2022年製作の映画)

4.0

マーベル・ユニバースとスパイダーマン・ユニバースって別物なの!?

ということすら知らなかった初心者がこちらです。ヴェノムとかも後者なんか…と思ったらちょっとガッカリ。GotGの面々と絡んでほしかっ
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英雄の証明(2021年製作の映画)

4.8

完膚なきまでにファルハディ作品。

乾いた空気、やわらかな陽光のイランで人間界の雲行きだけがどんどん怪しくなってくる。ちょっとだけならの嘘、いや、普段なら嘘にも至らないような取り繕いが雪だるま式に大き
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.2

持てる者には持てる者の、持たざる者には持たざる者の苦悩がある。

互いに分かり合えないし、懊悩の叫びを聞いてもピンとこない。それが現実だ。

おもしろいのは、Renewalという言葉を見て希望を抱く者
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.4

ウェっさん得意のシンメトリー、理解と感情アシンメトリー。

つーか、ちんぷんかんぷんなんだけど結局なんだったの!? と思ったら、どうやら雑誌の記事という体裁をとったオムニバスなのね。たしかに新聞や雑誌
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.8

ときには言葉以上に理解できると思うんです。

さりげない会話の中に作品の主題がさらりと表明されるのはよくあることだと思うんだけど、これだけの長尺、会話量、戯曲のセリフが散りばめられてるんだからどれを取
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.8

さすがに「おお…」て声出たわ。予想されていたことではあっても。

前作は盛大にネタバレ踏んで怒りに燃えてたけど、今作ネタバレしてたら後悔なんてものじゃすまなかっただけに何も知らないまま鑑賞成功した自分
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.4

奪われた、夢の名残が夢に出て。

そんな倫敦怪奇夢幻譚。
つーか、普通に怖かった!😭😭😭

ホラーっつってもスタイリッシュな感じだろとタカをくくってたのにガッツリきっちり怖かった。トーマシン・マッケン
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.8

ほぼコント。

ぴょん吉ことヴェノム(or ヴェノムことぴょん吉)はご近所付き合いの範囲も広がって、雑貨屋のおばちゃんのみならず宿主の元カノの今カレとも交流する始末。エサのニワトリになまじっか名前をつ
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

重厚、長大、続くんかい!

2時間半の旅路の果てに壮大なカタルシスが得られるものと信じて船出したつもりが、冒頭のPart One表記を見て思いっきり挫かれて集中力が欠けてしまった。前半はマジで眠気との
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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.2

「おまえがやってる仕事はおまえが思ってるようなものじゃないし、おまえが思ってるおまえもおまえじゃないから。そこんとこよろしく」

とか雇用主(創造主)に言われてアイデンティティ・クライシスに陥る社員た
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.0

オークワフィナにカラオケ誘われて断れる人間はいない。そこはどんな能力者でも抗えない。サノスでも無理。そんな映画でした(嘘)。

上善は水の如しな太極拳のしなやかな動きはそりゃこれまでのアベンジャーズの
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.2

バカバカしさが露悪を越えてフライハイ。

こんなにグロいと思ってなくて面食らってたのを最終的には捲りあげたジェームズ・ガン監督すごい。

正直、途中まではガン監督でもDCは救えなかったかーとしょんぼり
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.4

痛快至極の実存エンタメ決定版!(そんなジャンルはない)

ゲームの世界でモブキャラがアイデンティティを持ってしまったら…というプロットくらいしか知らなかったんだけど、まさか裏テーマが実存主義だとは。
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.2

問:生体情報を抽出して自動生成されたアバター=自分のポテンシャルの可視化がわけのわからん大根の精だったときの本人の気持ちを考えよ。
答:知らんがな。

というわけで、事情あり久々の映画館。未来のミライ
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.6

超人的であっても超常的ではないアベンジャーズ白兵戦要員の物語が、どっこい超絶おもしろい(語彙)。

ビームも出なけりゃ魔法も使えず、空も飛べなきゃ伝説の武器なんてものもない。特殊スーツ、目を引くギミッ
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.4

もしかして:コング、人間より演技力ある?

ゴジラの国の人だけど、コングの瞳にやられちゃう。そのくらいコングフィーチャー回だったな。人間界におサル以下しかいなかったこともあり、見事に主演俳優賞でした。
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.6

幸せ、だけどある意味拷問な107分。

最高のライブムービーを鑑賞するのに満席の劇場で微動だにせずスクリーン凝視ってのが合わなさすぎる。ニホンジンギョーギヨスギルヨ…。
(マイコーの『This is
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

-

金曜ロードショー、英語音声に日本語字幕を添えて。

全集中で見たわけじゃないんで点数はつけないけど、そりゃもう名作中の名作でした。鉄道、パイゲロ、池のヒル。それ以外の記憶がすっ飛んでたから、感情昂ぶる
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.6

スワンキーにとってのツバメの渡りは、ファーンにとっての見慣れたエンパイアの眺めだっただろうか。「もうこれで終わってもいいわ」と思える光景を経て始まる次の旅路には、きっと異なる涼感の風が吹いているのだろ>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

4.4

スーパーワンダー目の保養。

前作でも全くおんなじこと言った気がするけど、とにかくガル・ガドットが美しい。神々しい。見目麗しいことこの上なし。これぞまさしく女神様。見えそうで見えないチラリズムも含めて
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羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.6

思った以上に呪術廻戦な中華アニメの現在地。

無限様が列車で活躍するので無限列車とも言えるんだけど、鬼滅の刃ってよりは呪術廻戦なのな。

妖精と呪術師、人間と共生派と人間滅すべし派、能力と呪術、その中
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