ひきにーとさんの映画レビュー・感想・評価

ひきにーと

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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

4.0

有名なホラーとして観てみたけども、いちいち洗練された衣装が輝いていたし、背景の作り、画角共に美しく、美術点が高い。意外な所で嬉しい。恐怖シーンもじっくりしていて、全体として上品な作品に思った、ですよ。

マジック(1978年製作の映画)

4.7

悲しさでも悲惨さでもなく、なによりセンチメンタルな珍しいホラー。大好き。

ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.3

結末やメッセージを伝える事に固執しないからこそ、たっぷり描ける各シーンの揺れと深みと苦味。なぜならこの話には結末もメッセージもないから。娯楽映画ともまた違う厳しいシナリオの中で、人の一生に於ける遊び方>>続きを読む

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.3

チャックノーランド本当可哀想。
映画の作り云々よりそれが先来るじゃん?
そう思える程この人物ノンフィクションばりにはっきり存在させちゃうトムハンクスと映画に賞賛。
彼はその4年より後もずっと、無人島か
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そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

4.5

皆んな演じきっていた。
色々噛み合わさった大事に作られた映画。

中島が言った「(家族を)大事にしてっから、おかしくなんだべや」
これがすべて。

幻の光(1995年製作の映画)

3.9

叙情的な作品。
人のあたまは、死ぬまで色んなことを考えさせる割に、他人のことも、自分のことすら、何もわからないまま終わる。
光なんて、本当に存在するのかも分からないものを追いかけれてしまう、重度のロマ
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

2.4

惰性。
この風通しの悪い空気感も意図して作られたのか、と言いたい程には、終始たるい。
この連中の中に入りたくない。青春にもなり得ないモラトリアム。
何故こんなに嫌悪感があるのか、といえば、きっとこの浅
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.9

衝撃的すぎた体験はいずれ内外の垣根をなくし概念となり、民から民へ血統レベルで刷り込まれる。
ヒトラーを語り継ぐべきか、はたまた語り継がないべきだったのか、どちらにせよ人々の心からヒトラーを完全に消し去
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.5

冒頭からかなり熱い演技と演出、目立ったBGMもなく(というか完全になかった可能性がある)、硬派なサイコスリラー。アントンシガー役の醸すサイコ野郎特有の隔絶感。
こんな危ないやつ見たことないはずなのに、
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.3

見る立場によって変わるはずの意見をぶつけ合う為に用意された問題作。
厳しい、確かに厳しいんだが、それで終わったらこんな映画を撮った意味も、ましてそれを観た意味もない、し、むしろマイ。
流されるな、選択
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.3

中二感どころか乙女の妄想の域、その妄想に満ちた頭の中のイメージを、きっちり具現化してるんだからすごい。
シリアスなテーマをお伽話的に扱いながら、現実問題を夢物語の様に比喩したり、馬鹿みたいに夢見がちな
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.4

引っ叩かれたりして乱れる小松菜奈を見てムラムラしない男などいるのだろうか、いやいない
柳楽優弥くんが本当セリフなくてわろ、闇抱えた演技よすぎ問題。

キリング・ミー・ソフトリー(2002年製作の映画)

3.6

えろい役がきちんとえろい配役されてるのってすごく大事☺︎

ネバーランド(2004年製作の映画)

4.1

下賎な台詞回しが全くない。
そして軽薄な悪役が居ないどころか、
すべての登場人物に愛と説得力がある。
分かりやすい刺激無しに、こんなに心を動かしてくれるというのは、すごいことだと思う。
口当たりよく上
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ロスト・エモーション(2015年製作の映画)

3.6

音楽がよい。退屈ともいうがサラっとしているとも言う、なんというかその「涼しさ」がよかった。

息もできない(2008年製作の映画)

4.0

人なんて、どうしようもない。
生まれた世界で暮らすだけ。


見てきた日本映画の中にはなかった、
切なさの表現方法。
これ自体も前の映画だけど、
最近の邦画人間ドラマが平和ボケして感じる人にうってつけ
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フェニックス・インシデント 襲来(2015年製作の映画)

2.8

UFOとかエイリアンとか、一度はこの目で見てみたいものですねぇ…と茶しばきながら話した事がある人向け。
エイリアンの揺れ方とか飛び方って作品や監督が違くてもCGのパターンの観点から大体同じだという事に
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

近頃ショッキングな演出の映画ばかり見ていたからか、この映画が懐かしくこじんまりとした印象に思えながら適当に観ていったが、
ラストの重いもの全部解放して一つになる瞬間に、爆笑すると同時に思っくそ泣いた。
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舟を編む(2013年製作の映画)

4.7

もうずっと昔にみたが、
しゅきぃ
となる作品であった事だけ残しておこう。

凶悪(2013年製作の映画)

3.6

リリーフランキーもピエール瀧も相当悪そうに見えた。山田君の悪さはもう少し描いて欲しかった。
こんな最低な事件で映画を作って約2億円のカネを稼いだ白石監督もまた…凶悪なのでしょうね…( ◜◡‾)ゥンゥン
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ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.9

生き様。
女でなくともボクシングでなくともハッピーでもバッドでも関係ない、描かれたのは美しい生き様だ。

どんな死に際が一番かっこいいか。思えばそんな作品ばかりのクリントイーストウッド。今も昔も大好き
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怒り(2016年製作の映画)

3.1

表現を一般的な感覚に寄せたり、人気役者を揃えたり、流行りの画を取り入れたり、丁度良く流行を踏襲した塩梅があまりよく思えなかった。予告も内容とかなり違ったようだし、このかまってちゃん感がたまにきず。
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.8

パニック映画なんてベタな位がちょうどいい。と感じれる映画。遊園地のアトラクションのようだった。
ハラハラ出来る、でも本当じゃないって分かるから、楽しめる。
例えばバケモノが何か?なんて、どうだってよい
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