Hさんの映画レビュー・感想・評価

H

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輪廻の少年 ノーカット完全版(2017年製作の映画)

4.5

リンポチェの真っ直ぐな性格と世話役のおじさんの無限愛に泣いた。運命って時に残酷だよね。

来る(2018年製作の映画)

2.8

柴田理恵による柴田理恵のファンのための映画。柴田理恵がこんなに映える映画はこの上ないだろう。

ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.2

いじめられっ子が家の放火にあい親族を焼死させられ、その復讐としていじめっ子を惨殺する、爽快感と退廃的な様を混沌と味わえるホラー作品。人が死にすぎて死に対する倫理観のハードルがかなり低くなりそう。

MOTHER マザー(2020年製作の映画)

3.7

教育ってただただ大事だなと思わされる映画だった。人間って自暴自棄に陥ると、とことん地の底まで堕ちることができるんだな。運命に抗うことの大事さ、懸命に生きることの大事さを考えさせられる映画。
こんな親で
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.8

ところどころ真剣なのに笑ってしまうシーンが多かった。凛の自殺シーンや草薙の乳ポロリシーンとかね。

(2020年製作の映画)

4.2

前情報がいっさいなく、正直なところありきたりな日本製純愛映画かと思っていたが、想像を超えるほど感動した。映画を見て泣いたのは久しぶり。榮倉奈々の場面が特に涙腺がゆるんだが、他キャストの演技も素晴らしく>>続きを読む

コンテイジョン(2011年製作の映画)

2.8

世情と相俟って全体的に退廃的で後味の悪い映画だった。しかしこれが2011年に放映されてるとは感慨深い。パンデミックによってもたらされる事象を鮮明に予言していると考えれば、この作品の価値が高くなる。暴動>>続きを読む

感染列島(2008年製作の映画)

3.2

この時期だからということか、Amazonプライムの上位に来てたので鑑賞してみた。

未来予知でもしてたかのようなリアルさは現状で起こっていることと重なる部分も多いはずだ。医療崩壊、命の選別、社会インフ
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怒り(2016年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

二度目の視聴だが、一回目と違う感想だった。犯人を知っているからこそ、犯人とはならない二人の細かな心情を知れた。人を信じることって大事だが、簡単に見えてかなり難しいことなんだと思う。

ラストレター(2020年製作の映画)

3.2

俳優陣がとにかく豪華。庵野氏まで出るほど異色のキャスト。ただメインディッシュが多すぎてサイドメニューが欲しくなるような濃いキャストなので、作中のキャラの主張が普通より濃く感じたかな。

映画の内容は初
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

ビートルズという存在が全世界の人々の記憶から消され、売れない歌手の主人公が利用しビックスターになるストーリー。
あたかも自分が作曲したような詐欺師感を享受できず、それでもスターに登り詰めるもその葛藤に
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.7

さすがトイストーリー、幼少時代を懐かしく思う世界観と作画はかなり好み。
ただ、これまでのシリーズに比べたら個人的に物足りなさを感じた。子供のおもちゃになることの閉塞感を知り、愛で溢れる果てしなく広い世
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天気の子(2019年製作の映画)

3.9

映画館で鑑賞。
真夏に見る青春系アニメはかなり好きで、そのシリーズとして今年はこの作品。

天気を操るようになる少女と、上京したが手に職をつけれずその場凌ぎの生活を送る主人公の恋愛青春物語。
主人公が
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スプリット(2017年製作の映画)

3.5

ヒューマンホラーシネマの真骨頂を観た。お化けやゾンビなどの非現実世界とは真逆の乖離性同一性障害の男の生々しい実態を描いた、背筋凍るものだった。
最近観た映画では一番怖いと感じた。人の狂気ってお化けとか
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アラジン(2019年製作の映画)

4.2

映画館で鑑賞。
原作アニメを観たことがなかったので、ストーリーの行き先が分からず没入した。コメディとミュージカルがテンポよく交互に訪れる感じはディズニーならではかと。首っ丈に集中して観れたので満足とい
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.8

本作3回目の視聴。

何度見ても飽きさせないストーリーと映像はクリストファーノーランのかけた魔法で観るものを必ず虜にさせる。

この作品における一番の素晴らしい点はやはりジョーカー演じるピースレジャー
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インセプション(2010年製作の映画)

3.7

創造性が豊かすぎて前半はついていくのに必死だった。インセプションは人の潜在意識にアイデアを植え付ける行為。相手の夢の中に入って夢を共有することもできるし、夢の中で夢を見て複層の夢を見ることもできる。主>>続きを読む

SING/シング(2016年製作の映画)

3.5

冴えない動物たちが一夜にヒーローとなるコミカルミュージカルアニメ。

ミニオンスタッフが制作しているということでキャラクター一つ一つに魂がこもってて、2時間見入ってしまった。姪っ子と見ていたが、今まで
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

3.8

marvelヒーローは、ブラックパンサー・ドクターストレンジ・キャプテンアメリカしか観たことがなく、アベンジャーズシリーズは初見であったことから、物語の背景を鑑賞中に考えていたことと、展開の速さと三時>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.9

最&高
これ以上の作品は生きているうちに何回観れるかと言っても過言ではないほどの超絶大作。個人的な意見だが、SF作品でこの作品の右に出るものは観たことない。
今回で3回目の視聴だが、3回とも違う目線で
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.2

ジャンレノの良いところの袋詰め。
20年以上前の作品なのに、この時代になっても多くの人から評価される、良質の映画。
CG、SFとは無縁で生身の人間の内外関係なく等身大で描いている。

ストーリーは暗殺
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.3

ストップモーションアニメを駆使し、こだわりにこだわりぬいたと言える作りこんだ作品は、作画、ストーリー、音楽、世界観どれをとっても一級品だった。
舞台はドッグ病という近代の病に蔓延したうに県メガ崎市。市
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共喰い(2013年製作の映画)

2.7

登場人物がかなり少ないながらも田舎の閉鎖された空間で起きる物語を色濃く描いていた。
性的描写の温床で見る人を選ぶ作品だと思う。今や教師役まで務める菅田将暉のおぼこい少年期は新鮮に感じた。

この作品の
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パディントン(2014年製作の映画)

3.1

喋るくまが主人公ということで某作品をイメージしたが、キャラが相反していたので別作品として観れてよかった。こちらのパディントンは純粋すぎて言いたいことをストレートに言う天然キャラ。

内容的には種族を超
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

2.5

最近忙しさゆえに映画を鑑賞できてなかったので、久々に観た作品。

誘拐されたオタク主人公が、外の社会と隔離され、犯罪者である両親とガラパゴス化された生活をしていた。しかしある日警察が押しかけ、両親は刑
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.7

本作の監督を知らずに鑑賞したが、観終わって監督を知るとスピルバーグだということで、なるほどなと感じた。これぞスピルバーグという出来。

前半はVRと現実世界を行き来するよくある映画かなと思い、味気なさ
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悪人(2010年製作の映画)

4.4

余韻が残る映画とはこの事かと。

北部九州が舞台の作品。方言の可愛いさが作品をより濃く際立てている。

この映画のテーマとしては誰が悪で何が悪かということだ。主人公目線で書いた映画であることから、主人
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告白(2010年製作の映画)

3.3

話題作とは聞いていたが、なかなか観る機会がなく、上映から5年以上経ってからの鑑賞。

松たか子の冷静沈着なまでに、生徒を追い詰める様は、恐怖を感じた。
人を殺めたものはそれ相応の罰が与えられるべきと信
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悪の教典(2012年製作の映画)

3.8

サイコパスの心理に興味があるものとしては、彼らの精神的異常を忠実に再現していて楽しめた。
彼らの特徴としては、一見口達者で周囲からの評価は高いが、自分の利害に関わることであれば、他人の死など全く興味な
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.6

最先端技術を駆使するワカンダ王国の国王ブラックパンサーがあらゆる悪と対峙する、スリルと期待感の大きいスカッとする映画。

何年後かにはこういうテクノロジーになってるんかな〜と想像させてくれる世界観は度
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しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

4.0

実話に基づいた話でハートフルな内容がものすごく胸に突き刺さる。

ビックマイクは保護本能の人一倍優れた寡黙で心優しい少年であるが、家族とは疎遠になり、里親を転々とし、終いには逃亡者とも呼ばれる。

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