hanaさんの映画レビュー・感想・評価

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ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

3.8

イゴール包容力あるな〜笑
悪そうなヤツが素朴で優しいギャップ萌え。
でも大金持ちと結婚したアノーラはイゴールなぞ自分と釣り合わない男と見下している感じもあ〜ぁなんだけどうまくかわせてるあたり好感持てる
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動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)

3.9

これを上映してくれるのさすがユーロスペース様!

2本立て続けに映画を観たので序盤からもうお尻が痛くて落ち着かない…。
観終わって席を立ったら椅子の座面がボロボロに擦り切れていてこりゃあ痛くなるわけだ
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LETO -レト-(2018年製作の映画)

3.9

ユーロスペースで観たい映画があり上映時間をチェックしていたらこれも観たいぞ、、と二本立てで観ることに。

ペレストロイカ以前のソ連アングラカルチャーを描いた作品を観たことがなかったので興味ありありで飛
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夏時間(2019年製作の映画)

3.8

外が暑くて暑くて嫌になっちゃうのでそんな日は夏映画を。
写真とか映画とか歌とかになると、夏の情緒っていいですよね〜。夏の魔力かしら。

夏の魔力についてAIに聞いてみたところ、

「夏は強い日差し、青
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関心領域(2023年製作の映画)

3.8

やっとみた。

かつてナチスドイツは有機農業に取り組んでいた。
自然との共生は一見あるべき理想的な姿のようだけど、だからこそ土着性とか固有性とか、自分たちが住んでいるここの風土やそこに生きている私たち
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我来たり、我見たり、我勝利せり(2024年製作の映画)

3.8

映画を観終わって新しくなった武蔵野館をぐるり見渡していたら「ウルリヒ・ザイドル」「問題作」の文字が目に飛び込む。

え!ウルリヒ・ザイドルも新作出たの!
そして10分後に上映ときた。
ちょうどすぎるタ
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新世紀ロマンティクス(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

梅雨入りで休日は雨。水曜日。 
水曜日割引の映画館といえば武蔵野館あたり。なんとなく検索したらジャジャンクーの新作を発見。
雨とジャジャンクーってなんか気分合う。

だいぶ久しぶりの武蔵野館は新しくな
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未完成の映画(2024年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

すごい作品をみた。

ロウ・イエすごい。

たまたまそこに居合わせてしまいそのまま一緒に取り残されたような気分になった。
もう完全ドキュメンタリーみたいな錯覚すら覚えた。

これってドキュメンタリー
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教皇選挙(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

平日休みの友達とかるく昼飲みしてから映画館へ。天気が良くて気分良い。

急遽チケットとったので前から2列目になってしまい「けっこう近いな…」と思ったけど始まってみるとそんなに気にならなくなってる順応力
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モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン(1979年製作の映画)

4.0

先日千葉へ向かう道中、友人が最近大人買いしたらしいBlu-ray「何買ったの?」と聞いたらやや躊躇いがちに「モ、モンティパイソンなんだけど…」と言うのでプチ盛り上がり。

私もモンティパイソン大好き🥹
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

思ってたのと全然違う展開でこわかった笑

話し合いができない相手(ヘイトクライム)って怖いなあ。

そうならないで欲しい展開に進んでいっていっていってしまい、
「そこまで!」
「それ以上はアカン!」
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私、オルガ・ヘプナロヴァー(2016年製作の映画)

3.6

ナタリーポートマンとスカーレットヨハンソンを足して2で割ったような美少女。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

裁判というのは真実や正義ではなく「人にどう思わせるか」の脚本構成が肝となる舞台みたいなものだ、とジョニー・デップ&アンバー・ハード泥沼裁判の時に思ったけど、人は自分が信じたいものを選択して信じるのでほ>>続きを読む

細い目(2004年製作の映画)

3.8

2000年代初頭の青春恋愛映画バイブスに「あ〜この感じ」と懐かしみ。
自分が恋愛体質ではないのでこの手の恋愛ドラマにはあまり興味がないのだけど、ヤスミン・アフマドのアンコール上映となれば観るっきゃない
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

先が予測できない展開の映画は観てて面白い。
非現実的な世界観と現実的な共感の融合が本当にお上手。すごいな〜さすがだな〜。内容が最近の自分のテンションとマッチしすぎてすっかり見入ってしまいました。

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パーフェクト・ノーマル・ファミリー(2020年製作の映画)

4.0

最初の方はケイトリン・ジェンナーの状況と被って余計なこと思い出しながら見てしまいあまり集中できてなかったけど、役者さん特に娘たちがとても良くて思いのほか何度か涙が込み上げた。
現代的価値観ではだいぶ受
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しあわせの雨傘(2010年製作の映画)

3.8

カトリーヌ・ドヌーヴとルキーニが適役すぎて完璧💯

最近都知事選でいろいろ考えることがあり(もー本当にいろいろ、)
純真無垢で人ったらしなカトリーヌ・ドヌーヴに癒されました☺️

やっぱカトリーヌ・ド
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アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド(2021年製作の映画)

4.0

こんだけ人型すぎたら感情移入しまくりで間違いない😂
ダン・スティーブンスのアンドロイドっぷりが完璧💯
世間に擦れてないところが可愛いしこれは愛着湧いちゃうね〜3週間で手放せないね〜🥹

自分好みや気分
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

4.0

再鑑賞のつもりでみたけど初見だったパターン。このパターンもあるのか。思い込みってこわい。益々自分が心配になる😌

アニエス・ヴァルダの土地・時代・カルチャー・人物を映し出すフォトグラファーらしい映像に
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枯れ葉(2023年製作の映画)

3.9

帰ってきたカウリスマキの新作キター!

「街のあかり」(わりと最近めのイメージだった)の主人公の男性がだいぶおじさんになっていてもうそんな経つのかと衝撃を覚える。まあそうか。

いつものことだけど、こ
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.0

映画らしい映画、とゆうか作り込まれたアートフィルムが観たい気分。
クリス・マイケルがAmazon primeで観れるって嬉しすぎ。他のも観たいな〜。なんとかなりませんかねAmazon様〜

モノクロ写
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母の残像(2015年製作の映画)

3.9

しばらく暗いテンションの映画観れないでいたけどなんか今日はそっちの気分。ヨアキム・トリアーな気分。で再鑑賞。

心の声をそのまま文章化したような言葉や映像がなんともリアルで、生々しくもあるしでも嫌な感
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

レオ様、プラピ様の出てる映画ってあまり好みと合わないイメージで避けがちだったけど(あと大袈裟な演技も気になる)、最近は気楽で明るい映画が観たい気分なので鑑賞。

ハリウッドらしい演出にバッチリピッタリ
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ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜(2020年製作の映画)

3.8

明るくて笑える映画が観たい気分、けどそういうのって探すと少ない気がする(ちょっと暗い又は真面目テンションの方が多いような)。
なので面白いかどうかは賭けだけど片っ端から観る作戦。

王道コメディって避
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パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.0

amazon primeでついにアキ・カウリスマキが解禁されたのでもう片っ端から観る!

若〜〜〜〜い
二人とも可愛いし良い役者さんすぎる最高🥹

カティ・オウティネンは本当に魅力的なお顔立ち。若くて
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

噂になってたエヴエヴ意気揚々と再生したけど、最初から全然意味わかるけど訳わかんないし混乱するので観るのに3〜4日かかってしまった。
鬱病×邪悪=自暴自棄からのやっぱり愛に救われる的なやつでしょうか。
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ある過去の行方(2013年製作の映画)

4.1

アスガーファルハディの負のスパイラルつら〜〜〜😂
ほんの出来心からの罪悪感地獄。

感覚の微妙な差とか認識の違いとか、ちょっとの誤解とか思い込み(憶測)で批判しちゃったりとか、あるよね〜。コミュニケー
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