ミッシングさんの映画レビュー・感想・評価

ミッシング

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ひつじ村の兄弟(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

こんな作品があったなんてツタヤに行かなければ知り様はなかった。どこの国の話かなと思った。よくできてると思った。切実な話である。生活の全てである。生活と書いたけれど題名のごとく描かれているのは兄弟である>>続きを読む

アンジェリカの微笑み(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

非常に眠くなり、うつらうつらととぎれとぎれに観た。そういう環境(お家でDVD)楽にして見るので当然そういう結果になる。
見る前からもしかしてすでに見た作品かもしれないと予想されていたが、そうではなかっ
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告白(2010年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

湊かなえの原作の映画は「贖罪」がそうであったように、主演もきれいなイメージの女優を使うところが共通点である。復讐という方法をどう使うか。今回はHIV感染と少年法あるいはマザコンなど流行のキーワードから>>続きを読む

悲しみのミルク(2008年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

異国の悲しい歴史なんてどうだって構わないじゃないかという考え方も当然ある。自分には関係のない話じゃないかと突き放すのも勝手だ。この国ペルーの貧困をどうすればなど、自分にはできるわけもない。しかし、映画>>続きを読む

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

噂通り、きつい内容であった。そして、ドイツ語を話す俳優によって、そうかこの監督はドイツの人だったのか、併せてファスビンダーを思い出した。傾向からすると正解か。同じグループなのかなあ。前回見た作品がフラ>>続きを読む

イノセント・ガーデン(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

無垢な庭。死体の埋めてある庭である。父親ベッタリの娘と嫌われた母親の構図。あり得るであろうかという疑問が、まず、ある。明らかに、インディアという娘を中心に話は進む。ちょっと変わった娘という雰囲気を持つ>>続きを読む

あるスキャンダルの覚え書き(2006年製作の映画)

3.0

これは、あり得る世界かな。特に日本はいるんじゃないかな、オールドミスっていうやつ。厳格な性格で、人に心を開かない、日記だけにその怨み、辛みを書き綴っている人。自分のなかにもそういう部分はある。其所にた>>続きを読む

脳内ニューヨーク(2008年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

チャーリー-カウフマンの名前を覚えた。題名からするとSFのようなイメージがあるが、全く異なった。「アダプテーション」同様、コンプレックスな内容である。悩めるという意味での「脳」のような感じがしてきてい>>続きを読む

パイレーツ・ロック(2009年製作の映画)

4.5

痛快という言葉を当てはめたいくらいの素敵な映画。パーソナリティとは個性そのものである。
対比としての政治がある。元来の法というものを考えさせられた。人々は何を求めて生きているのかが見えてきたりもする。
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ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

自分が観たいと思う本来の好みではないはずの内容なのに、色々な映画的要素から、注目するべきシーンが多かった。カメラワークが非常に良かった。それは、何気ない景色に意味を持たせるというのか、町の様子を描くの>>続きを読む

シカゴ(2002年製作の映画)

3.5

女囚たちの存在を、あのように描いて良いのかなあという引っ掛かりが、どうしてもある。それを弁護する側を、どのように捉えるのか、ましてや、看守側の扱いとか、色々とありますが、曲が良いだけに、あの詞では勿体>>続きを読む

ディナーの後に(1998年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

カン-スヨンは今年で34歳。結婚しているのだろうか。「ハラギャティ」は、自分にとって衝撃的な作品だった。「曼荼羅」も同様だったが、同じウォンテグ監督の作品。仏教についての疑問。神は人間を救えるかがテー>>続きを読む

東京夜曲(1997年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

庶民の暮らしかたの基本は、あれが正しい姿なのだろうか。現代において、銭湯とかの社交の場の事を思ってしまう。本当に、本来の意味における近所付き合いというものは消えてしまったのであろう今、子供の頃だったら>>続きを読む

恐怖分子(1986年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

やはり、以前、観た事のある作品であった。やはり、エドワード-ヤンのタッチは面白い。
「クーリンチェ少年殺人事件」の雰囲気なんだなこれが。何とも言えないタッチである。謎が多いところ?繋がり具合?いくつか
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0.5ミリ(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

キネ旬ベストテンの2位を取っているので、借りてみた。
典型的に現代日本の本当の姿を見させてもらった感がある。つまり、老人たちである。自分もやがてそうなるのかと思うと、うんざりもしてしまうのだけれども、
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浮き雲(1996年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

久しぶりに観るアキ-カウリスマキの映画。彼の映画を初めて観てから何年ぐらいの時が経ったであろう。結構、当時は衝撃的な感じを持っていたのだけれど、その毒に慣れたというか、毒が少なくなったのか、ブラックな>>続きを読む

永遠なる帝国(1995年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

「我らの歪んだ英雄」という作品を、過去に見ている自分は、少し期待をしていたが、やはり、あの映画は原作の持つ力が大きかった事が分かったような気がした。とは言うものの、この作品にも原作があり、70万部も出>>続きを読む

キルソドム(1985年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

中国残留孤児が話題になって、久しい。それと同じレベルで北と南に分けられた肉親の問題は、韓国では、その歴史的な背景が伴っているだけに 、根が深いと思われる。映画はTV局が中心となって、その催し物を開き、>>続きを読む

スターリングラード(2000年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

戦争映画として観るものが、最近流行ってる。これは、しかもロシア(旧ソビエト)側から描いたもので、ニキータ-ミハイルコフの以前の映画以来かもしれない。作り上げられたヒーロー像というテーマはどの国にも、あ>>続きを読む

ショコラ(2000年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

映画はもう好みの監督でしか、観る手段はなくなってきている。あらゆるものを観ようという行動は限定されている。
この監督もまた、その一人であり、外したことのない過去からの洗いだしである。フランスの丘の上に
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DISTANCE/ディスタンス(2001年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

「幻の光」「ワンダフルライフ」に続く、是枝裕行の第3作目は、現代日本を象徴するような事件であったオウムの教団側から見た内容である。
頼りになるものを求めている状況は、教団に入る、入らないに関わらずに、
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ブランカニエベス(2013年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

白黒サイレント映画である。非常にわかりやすいストーリーで、それこそ童話を見ているイメージであった。色がついていない事が 、余計に色つきの情景を想像させるに好都合のような感じであった。カメラワークも素敵>>続きを読む

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

人間の本性に迫る項目なので、事は慎重に進める必要がある。性の違いが何故、あり、そして、それをどのように対処すべきか。という普通に生活にも関わってくる問題であるからだ。やくめからするのであれば事は簡単で>>続きを読む

ザ・ハリケーン(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

オーソドックスな映画を久しぶりに観た。出だしはノーマン-ジュイスンらしいなと不思議に思えた。「夜の大捜査線」(サントラが良かった印象がある)とか、「ネットワーク」(フェイ-ダナウェイかっこ良かった)と>>続きを読む

チェンジリング(2008年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

アンジェリーナ-ジョリーって、こういう役者なんだというのを初めて知った。クリント-イーストウッドの映画で一貫しているのが、明らかな体制批判。題材を勧善懲悪にするのに必要とされるのに、当然の相手で、常に>>続きを読む

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

チームの顔ぶれが凄い。イーストウッドを始め、トミー-リー-ジョーンズ、ドナルド-サザーランド、ジェームズ-ガーナー。映画作りには欠かせないメンバーたちである。ほとんど、おとぎ話に近い話だが、面白く作っ>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

クリント-イーストウッドの製作意欲には驚かされる。しばらく映画を劇場で観に行かなくなり、未見のを確認したら、5本もあった。
歳はいくつになるのだろう。結末は悲しいものが多かったかなあ。よく覚えていない
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

パトリシア-アークエットはロザンナアークエットの妹か姉か、いずれにしろロザンナの方が良いと思った。少し太り気味で、官能的から少しずれている。思えばデビット-リンチはこの外し方の滑稽さを映画で出すのも、>>続きを読む

奇跡の海(1996年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

いこの監督も自分と同い年である事に驚かされた。エミール-クリトリッツアにしろ、王家衛(この人は三つ若い)にしろ、今、主流は同年代である事を考えると、頑張らねばという気にさせられる。
この人の映画は、以
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エピデミック〜伝染病(1987年製作の映画)

3.0

『奇跡の海』の公開に合わせてのラース-フォン-トリアの特集の第一本目の初公開作品らしいが、よく分からなかった。だが、意欲的な作品であった事は確かだ。それは分かる映画の脚本を仲間と一緒に作っていく話は題>>続きを読む

ヴィルコの娘たち(1979年製作の映画)

2.5

15年前若かった頃、臆病であった主人公は思いを遂げる事ができずに戦争に駆り出されてしまった。15年後、その当時の娘達は年老いた。一人だけを除いては。生活にくたびれていた。若い娘は彼の若い頃の投影であり>>続きを読む

PK(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「きっとうまくいく」が快作だったので、観た。
設定自体は面白いのだけど、前半部はどうも、あらかじめ予測されるような笑いネタの続出で、付いて行くのが苦痛に思われたが、神様をめぐる導師とのやりとりからが、
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トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

記憶として残っているのは「ジョニーは戦場に行った。」の脚本という事が自分としては強烈に残っている。
後は赤狩りの犠牲者であったことも、知識としては持っていた。だが、実状は全く知らなかったので、良い機会
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ダゲレオタイプの女(2016年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

黒沢清的謎解きを楽しめる、明らかに異国の地で表現されるべき、オカルト映画だった。
まず、驚かされるのが原寸大のカメラ。本当に存在したのだろうか。
映画に惹きつけられる要素にある驚きと謎に満ちている。
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

その人の境遇と一言で言ってしまうと、特殊な立場にある方に失礼になってしまうかも知れないが、様々な境遇で生まれてきた人達のオンパレード的な要素を集めすぎじゃないかと思いつつも、涙してしまうのは、歳のせい>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

西川美和は現日本の状況の把握が上手いと思う。
つまり、納得のできる話の展開のできる監督だと思う。
それは全体のストーリー展開だけでなく 、むしろ場面の細部に見られる。
小説家という設定は一般的では無い
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