ミッシングさんの映画レビュー・感想・評価

ミッシング

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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

第一印象はポールートーマスーアンダーソンっぽくなかったかなあというものだった。確かに両主人公とも強くて弱い人間らしさは持ってはいたけれど、従来の狂気的な人物設定ではなかったような。こうした典型的恋愛劇>>続きを読む

(2005年製作の映画)

4.2

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キム-ギドク12作目。夢のような話だが、作者の言いたいことは、はっきりしている。この作家、性に纏わる話ばかりを描く。その点がお気に入りの監督なのだけれども。
海の上にずっと暮らしてきた少女と老人の物語
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グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.9

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韓国の怪獣映画。リアルな感じ。それだけ。グロテスク。人間の感覚に近ければ近いほどグロテスクに思える。ホルマリンを川に流し続けたために、あんな奇妙な生物が発生するのは、ちょっと信じられないが、人間が奇形>>続きを読む

殯の森(2007年製作の映画)

4.1

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認知症の主人公と、子供を失った女性とが山に入り込んでいくことの意味。生命の息吹の象徴としての山中。叫びが印象に残った。不安が発生させる孤独感。失ったもの同士の共感。夢。確かに山は不気味だ。一人では入っ>>続きを読む

娚の一生(2015年製作の映画)

3.3

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榮倉奈々って以前からどこか近しい雰囲気、はっきり言ってペコちゃんのような表情と類い稀な体とのアンバランスさ、一種の怖さを持った女優さんだなと思っていたけれど、この映画ではそれをうまく活かした役柄である>>続きを読む

草原の実験(2014年製作の映画)

4.5

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変わった映画である。セリフが全くない。だから、こちら側からの想像で物語を作っていく面白さがあった。家屋や車、生活必需品など、ほとんどが使い古された、いわば朽ちたものだが、不思議な存在感があり、写真のワ>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

執事役のマイケル-ケイン、80歳を越えている。脇役のモーガン-フリーマンと大御所で固めている。あと、ヒロイン役の女優さんが少し役不足かな。
ストーリーは漫画らしい飛んだ話。ダークナイトは夜の騎士の意味
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

2.0

是枝裕和映画ファンとしては残念な作品でした。何がいけなかったのだろうか?
あまりにも現代の社会に拘泥しすぎたのではあるまいか。
日本アカデミー受賞の監督のコメントがぴったりと来る。「いまだ映画というも
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ドリーム(2016年製作の映画)

3.0

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設定として、制約の中で生き抜く人々の姿。というのは常に成功を収めれば、劇的要素を多分に含むだろう。これは言い訳でもなく、自分がその立場にいない事の意味を考えてみたいからだ。
つまり、感動の要素とは?と
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アントマン(2015年製作の映画)

3.1

ツタヤの人気No.1のコーナーにあったので借りてみた。SFの面白さとは奇抜性と説得力だろうか。何のために科学はあるのかと問われれば、表向きは人類の幸せのためであるに決まっている。蟻を仲間にして意思疏通>>続きを読む

インソムニア(2002年製作の映画)

3.5

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この映画の題名、どこかで記憶に残っていたのは、恐らくヒラリー-スワンクを気に入って、出ている作品を全部見てみようと、リストアップし、探しても見つからなかった作品であったのかもしれない。主役のアル-パシ>>続きを読む

メメント(2000年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

クリストファー-ノーラン、まだ初期の頃の作品で、あまりに同じ場面の反復が繰り返され、事柄の真実や名前、その他いきさつなどが混錯し合う。直近の事柄だけの記憶喪失という題材は「リピーテッド」でニコール-キ>>続きを読む

ハラがコレなんで(2011年製作の映画)

4.1

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石井監督が暗中模索をしている様子が窺える。今回のキーワードは「粋」であった。前回は「中の下」だ。女性を引き続き主人公に置くのは太陽だからか。今回もまた男に騙された女性である。外国人に捨てられ、身ごもり>>続きを読む

川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

4.5

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かなりあら削りな作り方であるけれども、勢いを感じたのは、初期の満島ひかりのおかげだと思う。
セリフで妙な言い回しをする所はいただけないけれど、「中の下」の考え方というのは説得力があった。
自分のレベル
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ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

石井裕也監督の存在は「川の底からこんにちは」が縁となり、満島ひかりが結婚した。という話くらいしか知らなかったが、キネ旬の今年のベストワンに選ばれた「夜空はいつでも最高密度の青色だ」を見て作品の資質に触>>続きを読む

レンタネコ(2011年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

本当に猫を貸す商売をする独身女性が主人公。おばあちゃんの家に住み、理想的生活を送る。経済的には株で儲け、、占いも大流行、あともうひとつ商売をしているので、レンタルネコは趣味のようなものだ。レンタル料は>>続きを読む

めがね(2007年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

これも異文化になるのだろうか、離島での生活。何もないところが魅力である場所。本人は煩わしさから逃れるため携帯電話の繋がらない場所であれば、どこでも良かったと訪れる。黄昏れるためにやって来る。例えば、現>>続きを読む

トイレット(2010年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

言葉が通じないとコミュニケーションがとれないだろうか?そういう疑問を投げ掛ける。
物語は、ある外国の家族の母親の葬式から始まる。
三人兄弟、男二人と妹、それに日本人のおばあちゃん。その間に横たわる繋が
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バーバー吉野(2003年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

自分にとって、子供たちの世界が遠くなったのは当然の事である。
思い出すのは、街には必ずお馴染みの床屋があって、そこが近所の子供たちのたまり場であった。マンガ本が置いてあって(この頃はマガジン、サンデー
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バナナ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.8

歴史とは悲しみの染みあとであるのが、よくわかる。

忠烈図(1975年製作の映画)

3.5

武狹映画は娯楽映画というジャンルを思い出させてくれる。

エドワード・ヤンの恋愛時代(1994年製作の映画)

4.8

恋愛映画だが、奥は深い。こういった感覚を持ち合わせてる監督はいないと思う。

多桑/父さん(1994年製作の映画)

4.5

こういった日常を静かに、なおかつ劇的に作ることのできる作家は稀有だと思う。

青春神話(1992年製作の映画)

4.5

鬱屈とせざるを得ない時代をうまく描いている。

無言の丘(1992年製作の映画)

5.0

本当はこの映画のすごさを、じっくり考えなくてはいけないと思っている。

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.0

内面的な怖さを作り上げていく監督のうまさに、脱帽。

Hole(1998年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

暗い内容になっているのは分かっていたが、本当に暗いのだろうか?ミュージカルを間に挟んでの変わった作り方。
グレース-チャンというスターが昔いて、その人に捧げるというコメントをいれるところを見ると、明る
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GO(2001年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

在日の問題は自分にとっては直接関わりのない事だが、本や映画ではよく接する。国籍についても無関係である。だが、閉ざされた世界という観点から見ると違ったように触れられる。
それは冒頭のシェークスピアの言葉
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HANA-BI(1997年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

死を垣間見た人間だけが得られるものがあるだろうか。「生と死」、「天国と地獄」、「暴力と優しさ」。タケシの映画の中には相反するテーマが混在している。思い返せば彼の作品は「3-4×10月」「あの夏、いちば>>続きを読む

Dolls ドールズ(2002年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

赤が基調であった。綺麗なものにあこがれる。被写体という意識を持っていれば、当然そうなるのだと思う。例えば、花を美しいと思える心を失いたくない。それが見える場合にこそ、はっきりとする。だが、見えないもの>>続きを読む

ひそひそ星(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

アナログなSF映画である。宇宙宅配便の話である。宇宙船の作りが日本家屋の古民家風なところが日常を連想させたり、灯りに集まる蛾のはばたきが懐かしさを醸し出す。アンドロイドの名前も鈴木洋子という何人も存在>>続きを読む

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

こういう例って今現実に起こりうるだろうなと社会の動きをもう少し認識を変えていかなくてはいけないと思わせた。
自分のまわりにはこういった出来事は起きていないが、そういった対象になる人たちの数を考えてみる
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

全体から感じた印象はシニカルであった。
イコール現代の雰囲気を上手く掴んでいるのかなという印象。醒めた感覚とは何でも知り尽くしているという勘違いから始まり、それに毒された場合にとんでもない生活を味わう
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