続きが気になる……
2時間半も見せる前提で、しかしクライマックスが入るように無理矢理ストーリーを縮めたりはしない姿勢が最高に好きだ。
この余韻はマトリックス レザレクションズに似ている。
感情を持っていることが人間の定義なら、姿形など関係なく彼もまた人間なのだろう。
2008年の3DCG映画とは思えないハイクオリティ。
演出と表現は一流なのに引きこまれなかった。
ちょっとしたジョークが散りばめられていたけれど、個人的には不要だと思った。雰囲気を壊している。せっかく沈んできたところなのに浮上させているイメージ。
このレビューはネタバレを含みます
主人公がもう少しだけ冷静で、優先順位を間違えない人物ならどれほど良かったか…運が良いから上手くいってる。
ただ、度重なる裏切りが主人公の脳に負荷をかけたからこそ抗体が完成したのかもしれないので何とも>>続きを読む
何を食べたらこんな世界観、設定を思いつくんだろう。
日常に溶け込んだ恐怖が平和を喰らっていく。
半神と人間が神と闘う神話。
2010年とは思えない丁寧なCGとリアルな世界観が、観るものを古代ギリシアへと誘ってくれる。
天才兄弟かと思いきや、兄が圧倒的に賢い気がしたのは置いといて。
天才の作ったシステムによって引き起こされる天災。
NINJA is so cool, so strong, so smart.
彼が強い理由は他人の決めた掟やルールよりも、自分が大切にしていることを必ず優先するから。
よくある展開でつまらないと思ったのなら、その感想こそがこの映画の偉大さを表している。テンプレを作った名作中の名作である。
制作されたのはノストラダムスの予言で21世紀が訪れないと思われていた時代。不>>続きを読む
本当に賢い異星人は原作のように甘くはない。突如、禍威獣が現れ始める不自然さにも根拠を与えられており、とても合理的な特撮と言える。
孤独な異邦人の闘いと償いの物語。
深い海の底に水面があって、そこから更に沈んだ底にもまた水面があるようなそんな世界観。
内側に生きる人間と、外側に生きる人間の対比が印象的であった。しかし倫理や理性で拒んではいるが、果たして夢の中に生>>続きを読む
傲慢なホストと、傷ついたゲストの物語。
言葉が通じても心が通じ合わない悲しさが印象的だった。
このレビューはネタバレを含みます
前作で、エイリアンたちはイナゴのように資源を求めて集団で移動していると言われていた。つまり敵は資源が枯渇した状態で再戦に備えなければならなかったのだ。しかしたかだか20年で出来ることなど知れている。結>>続きを読む
地位も境遇も性格も得意不得意も異なる人間たちが、自分たちの星を守るために戦う物語。1996年の映画とは思えないほどの丁寧なCGと新鮮な展開に興奮が止まらない名作。
平行世界は並行した時間軸に存在するとは限らない。時にそれは、同じ時間軸上に存在する。
次元が繋ぐ家族の物語。
今目の前で起きている小さなことにも何か意味があるかもしれない。
失った自分と失った人、失われた世界を取り戻す物語。夢を見て目が覚めたら朝になっているのと同じように、目を閉じる前と目を開けた後の世界は違う。長い眠りは相応に大きな変化を伴う。
ここで終わり!?と思う>>続きを読む
見えている世界、愛する人がたとえ現実じゃなかったとしても、それでも護らずにはいられない。
2人の"自分"が、大切な人の居る新しい世界を求めて抗う物語。
多感な少年少女の心を露わにしたとき、そこには醜くも美しい生への執着と快楽への渇望が表れる。大人の管理下に居つつも、自分たちはもう子供じゃないんだと大人に伝えたい子供たちの抵抗が最後まで続いていた。