ihaさんの映画レビュー・感想・評価

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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

機内で観たのがなんだかすごく良かった。長回しや引きのカメラワークが印象的。シンプルなんだけど、絶妙な温度感のある映画。ラストシーンにはノラと同じように号泣してしまった。
これはユ・テオの繊細さがとても
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ニキータ(1990年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

なぜか一番好きな映画。
ニキータが唯一最後に自分で選択出来たことは、最後にふたりの愛する人を置いていったこと。切ないけど強い。

夏時間(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

おじいちゃんのお葬式で弟がカードゲームやってるシーン、どこでもカードゲーム始めて聞いてないけど説明してくる子どもの頃の自分の弟そのままで懐かしすぎた笑

弟は何の躊躇もなく自分が甘えたいように親に甘え
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遠いところ(2022年製作の映画)

3.8

沖縄戦で4人に1人が地上戦で亡くなってものすごいトラウマを抱えてて、そのあと50年はアメリカの統治下で日本の憲法外で人権は守られずに、今も日本にある基地70%(しかも実質一部は沖縄の土地じゃなくてアメ>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.8

戦う勇敢で強くて賢い女の子!こーゆう小説や映画の少年版は腐るほどあったけど、少女版て全然なくてどんなに憧れたか。子供の頃に観たかったな。。ミリーにぴったり

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.0

春ごろにドイツ帰りの飛行機の中で。所々ドイツ語が出てきて面白かった。Jojoと親友が可愛くて泣ける。映画は英語だったけど、お腹の中に蝶がいるというあのシーンはSchmetterlinge im Bau>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

自然と人の心が同等に美しい。モノクロなので余計に際立つ。
ラストの海辺のシーンの力強さ
救いようのない男性たちばかり出てくる

シーズ・ソー・ラヴリー(1997年製作の映画)

4.0

良し悪しじゃなくて最低で最高のラブストーリー。
役者たちの映画愛が伝わってくる。
ぶっ飛んでるけど悪者が一切出てこない。
こんなショーン・ペンみたいな男を好きになったら大変だけど大変魅力的です。

アニー・ホール(1977年製作の映画)

4.0

高校生くらいの時観た以来久しぶりに観たけど初見とは全然違う映画に感じた。演出が当時はとにかく斬新だったんだろうな。台詞はとにかく色褪せない。ダイアン・キートンとそのファッションもタイムレスにスタイリッ>>続きを読む

痛いほどきみが好きなのに(2006年製作の映画)

4.0

思いの外すごく良かった!
サラの気まぐれさと自己中さにムカつくけど、あの母親みてなぜあんな複雑な女性なのかが分かる。。切ない。
脚本が繊細でロマンチック。音楽も良かった。
誰もがあんな情けない恋愛を一
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点子ちゃんとアントン(2000年製作の映画)

-

いつか子供に愛と創造力わ与えられる大人になりたいと思わせられた。

シンプルメン(1992年製作の映画)

-

最初と最後の「Don't move」がヘンテコなストーリーを介して意味が打って変わって違う。オフビート感が堪らない。詩的なセリフ。絶対的なフィクションな上に誰のことも憎めない。恋とは、人生とは何か。音>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

5.0

なんでこんなに良かったのかまだよくわからない。第一人称(エリオ)からの視点で誰しもが訪れる初恋について、をここまで瑞々しく、それが伴う沈黙について、を深く描写された映画って今まであるようでなかったのか>>続きを読む

バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

4.4

お互い猫に生まれ変わってたらもう一度会おうみたいなセリフが超いい。サントラも素敵

マグノリア(1999年製作の映画)

4.8

このトムクルーズがいちばん好きかもしれない。別に彼にしか出来ないわけではない役なんだけど。カエルが降ってくる夜。そんなような夜は人生には一度、だれでも訪れるのかもしれない。

ベティ・ブルー 愛と激情の日々(1986年製作の映画)

4.7

18くらいの時に観てからトラウマ映画です。ジャン=ユーグ・アラードがとにかく素敵。女の子がこんなにいい男を見つけられたなら本当にラッキーだけど、現実ではそうそういないな笑 愛とはこういうものなのかとつ>>続きを読む

セレステ∞ジェシー(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

うっかりコメディで観たら普通の悲しいラブストーリーである意味トラウマ。。冒頭のリリーアレンの曲が先の2人を暗示している。あるあるだけどちゃんと正面から描いていて、それが良かった。何故か無駄に泣いてしま>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

4.3

当たり前の日常と詩。今の時代だからこそ必要とされる映画なのかもしれない。アダムドライバーがただただ映画に愛されていて、惹きつけられる。普遍的な愛が一番大切なんだと強く思わされて、落ち込んだ。

バグズ・ライフ(1998年製作の映画)

4.0

たかだか人間の世界では恐らく1kmとかそれくらいの単位の規模の話をこんなにも壮大に描いていてピクサー様々です(このあとピクサーがトイストーリーに移るのもなんとなく分かる)。飛行機で何度か観ました。子供>>続きを読む

ブンミおじさんの森(2010年製作の映画)

5.0

何故この映画をもっと早くに観なかったのかと後悔した。誰か大切な人を亡くしてしまった経験のある人は観たら癒されるのかもしれない。タイ語は全然知らないけど心地いい響きで、さらに眠りを誘います。観ていてこん>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.8

構成と主演のフランシスマクドーマンが本当に良かった。現代のアメリカだからこそ意味があり深みをさらに持たせると思う(だからこそこの映画を撮ったというのも理解できる)。そして現代においてのクライム映画とし>>続きを読む

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

4.5

情報は全て過去な上で映画としては少し先をいっているSFだと思った。ちゃんと映画としてまとまってはいる(原作は未読です)。主役のナタリー・ポートマンは迫真迫る演技で、本当に良かったとは思う。映像としては>>続きを読む

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

5.0

「人間を形作るのは困難やレッテルじゃなく、感情や夢のはずなんだ」と言うドランの考えがよく分かる映画だと思う。全てにおいて完璧な映画。

天使の涙(1995年製作の映画)

5.0

ご飯が美味しそうな映画も素敵だけどこの映画はとにかく不味そうに食べてるのがいい。金城武の演技が彼にしかできない役どころ。奇跡みたいな映画だと思う。恋する惑星よりも先に観てしまったせいかこれが一番好き。