kaitoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

少年の君(2019年製作の映画)

4.4

wasとused to be

『少年の君』

まずすごく関係ないんですけど、こういう映画を観るのはシネコンではなくミニシアター系の映画館に限るね✌🏻(そもそもシネコンでやってないんだけどね)

デレ
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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.8

『ライトハウス』

本作における「灯」は何を示すか

2年待ちました。

ロバート・エガース作品『ライトハウス』はA24スタジオ制作の映画である。1890年代のニューイングランドを舞台に、2人の灯台守
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

2.6

僕は別に大のマーベルファンというわけでもないので、率直な感想するよ。

『ブラック・ウィドウ』

FFH以来?の劇場公開となったMCU作品である。今作は『エンド・ゲーム』よりも前を扱う作品であり、あま
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

2.8


『ゴジラvsコング』

アダム・ウィンガード監督作品『ゴジラvsコング』はモンスター・ユニバースシリーズの4作目である。過去作品は観てきたけど正直あまり覚えていない。

アダム・ウィンガード作品は『
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ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

4.1

『ミッチェル家とマシンの反乱』

『ミッチェル家とマシンの反乱』はNetflixオリジナル配信となっているアニメーション映画である。とある日、大学に向かうのを兼ねて家族旅行に出向いた時、突如ロボットが
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.3

『キュア CURE』

恥ずかしながら初の黒澤清監督映画である。昨年公開された『スパイの妻』が話題になり、観よう観ようとなっていたのだが結局昨日になってしまった。

その初めての黒澤清映画に選んだのが
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猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.5

『猿の惑星 新世紀』

『猿の惑星 新世紀』はリブート版猿の惑星シリーズにおける第2作目である。一作目の『猿の惑星 創世記』は予想外にも楽しめたし、興味深い映画だった。猿と人間がいかに対立関係になって
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

4.0

『クワイエットプレイス 破られた沈黙』

まず僕はこの作品が大好きであったことと、続編よりも楽しめたことだけ先に明記しておこう。

『クワイエットプレイス 破られた沈黙』は前作『クワイエットプレイス』
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.9

『RUN/ラン』

待ちに待った『search/サーチ』監督の新作

アニーシュ・チャガンティ監督作品『RUN/ラン』は、麻痺を患っているため車椅子生活を強いられているクロエが、あるひ母から渡されてい
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トゥルーノース(2020年製作の映画)

3.0

『トゥルーノース』

2020年の東京国際映画祭で公開されていた本作『トゥルーノース』は、北朝鮮政治に対する反某疑惑で捕まってしまった父の連帯責任で北朝鮮強制収容所に送られた家族がなんとか生き延びよう
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.7

『アメリカン・ユートピア』

Our kids are fucked.

就職活動も落ち着き、ちょうどいいタイミングでスパイク・リー監督の『アメリカン・ユートピア』が上映されていたので観に行った。上映
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

『ファーザー』

映画の感想に入る前に日本版予告に違和感を覚えた。ほんとに視聴者を馬鹿にしているのか、それとも映画の本質というか色というものを掴みきれてないところが今回の予告編を作ったんだろうな。ミス
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.2

『ジェントルメン』

ガイ・リッチーの新作映画。2019年公開の『アラジン』を監督したのがガイ・リッチーだったらしい。(観てないから知らなかった)で今回『ジェントルメン』が公開して、「ガイ・リッチーが
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.4

“No, I’m not homeless. I’m just houseless”

『ノマドランド』

クロエ・ジャオ監督作品『ノマドランド』は、フランシス・マクドーマンド演じるファーンと遊牧民を
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ミナリ(2020年製作の映画)

4.1

今年初、映画館で涙を流しました。

『ミナリ』

韓国映画?と思いつつも製作はアメリカである。A24とPLAN Bがタッグを組んで製作したよう。

結論から述べると、良かったし泣いた。映画自体はかなり
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.9

自宅で2ヶ月ぶりの映画鑑賞。なぜか避けてきた『トゥルー・マンショー』を鑑賞することに。

『トゥルー・マンショー』

ネタバレする🚨

ジムキャリーが主演を務めるコメディドラマ映画と言うべきか。はちゃ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.6

僕はエヴァンゲリオンを深く知っているわけではなく、新劇シリーズを追っているだけの身なので多くは言わないし言えないです。

観終えた時は「あ、終わったんだな」としみじみ感じて、総体的に愛のストーリーなん
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.3

『プラットフォーム』ネタバレするよ

まず最初にある引用を
1st meaning of 333 : Ascended masters are guiding you to move forward.
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.4

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』

滅多にない邦画を鑑賞した日だった。『テネット』が公開された時くらいの時期にこの映画の名前をチラホラ聞くことがあって、展開は想像できたものの思いの外飽きることな
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ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

3.0

『ズーム 見えない参加者』

2021年の劇場公開映画2本目は『ズーム 見えない参加者』という映画。シチュエーションホラー?といえばいいのか。基本的に映画はズームの画面で繰り広げられていく。

思った
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

1.4

『新感染半島 ファイナル・ステージ』

劇場で観る一本目は『新感染半島 ファイナル・ステージ』。本作を監督したヨンサンホ監督による一作目『新感染 ファイナル・エクスプレス』はかなり好きなパンデミック・
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

3.5

『猿の惑星 創世記』

かの有名な『猿の惑星』のリブート版。オリジナルの『猿の惑星』は観たことあるが当時は小学生だったのであまり覚えていない。盛大なネタバレは覚えているくらい、これは再度鑑賞してレビュ
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オキュラス 怨霊鏡(2013年製作の映画)

3.3

『オキュラス 怨霊鏡』

僕の好きな監督の1人でもあるマイク・フラナガン監督のホラー映画。前々からTSUTAYAで借りようと思ってたのに、近所のところには置いていなくて、primeで配信されてることを
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インソムニア(2002年製作の映画)

4.1

『インソムニア』

クリストファー・ノーラン監督による長編映画で、ジャンル分けをするならばサスペンス/スリラーだろうか?なかなか正統派なサスペンス映画であったように感じる。
物語の中にテーマ性がしっか
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.1

あけましておめでとうございます。

『レヴェナント 蘇えりし者』

今年の1本目はアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督作品『レヴェナント 蘇えりし者』である。『バードマン あるいは…』は非常に大
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.9

『ソウルフル・ワールド』


率直に申し上げれば今夏に公開した『2分の1の魔法』はあまり好みではなかった。客観的観点また私情も含めて。でもこの本作は心から楽しめた。

久しぶりに視覚的・聴覚的な面が印
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.6

数多くの映画を生み出したクリント・イーストウッド監督による最新作。映画館で観るのを逃し、気がつけばNetflixにて配信されていたので観てみた。

レビュー入る前にイーストウッド監督の作品についてだが
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.2

『シカゴ7裁判』

最近は評価4以上をあげすぎている気がするが、僕の評価基準が甘くなったわけではなく、単純に観る映画の質がよい。

本作『シカゴ7裁判』は、Netflix配信となった映画であり一部劇場
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アザーズ(2001年製作の映画)

4.6

余談だけど、先日『バックトゥーザ・フューチャー』を映画館で観てきた。初めて劇場で観たから鳥肌立ちすぎて鳥になるかと思った🕊🕊


『アザーズ』

泣いたわ。泣いたといっても脚本とかストーリーに泣いたわ
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ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒(2019年製作の映画)

3.6

『ミッシング・リンク』

特別招待作品としてTIFFで公開されていた本作だが、都合が合わず観れなかったので一般公開を待ち、昨日ついに観ることができた。

シンプルに面白かった。
映像は本当に素晴らしい
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獣の棲む家(2020年製作の映画)

2.9

『獣の棲む家』

ネットフリックスで配信されている『獣の棲む家』は、

南スーダンからイギリスに亡命した夫婦が、新たに住むことになった家で不可解な現象を目の当たりにするスリラー/ホラー映画。

個人的
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.8

『燃ゆる女の肖像』

⚠️途中からネタバレする⚠️

第33回東京国際映画祭の特別招待作品として上映されたセリーヌ・シアマ監督作品『燃ゆる女の肖像』。ついさっき上映が終了し、即座に感想を書いている。
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