haruさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(279)
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

5.0

おそらく自分の中で「観たい」と思ってから実際視聴するまで最も時間を要した映画。

気づけばもう20年近くも経っていた。

観れなかった理由は1つで、とてつもない鬱映画だという評判がすごかったから。
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

5.0

ペーパー・ムーン
紙で出来た偽物の月。

しかし例えそれが偽物でも、深い愛が有れば本物になる。
 

亡くなった恋人の娘を遠く離れた町まで送り届けることになった、詐欺師モーゼ。

幼くして親を亡くして
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.5

映画の魅力の出し方とは、脚本やキャストだけでは無いのだと改めて感じさせられる作品。

最近何かと話題のワンカット(風)カメラワークは、臨場感と緊迫感を煽りに煽りまくる。
ある時は主観的に入り込ませられ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.1

御年85歳の有名ミステリー作家ハーランが、誕生日パーティーの夜に何者かに首を斬られて殺された。

現場は、自分の屋敷の書斎。
パーティーに参加したのは、彼の家族たちと使用人、そして個人看護師。

犯人
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

4.1

幼くして白血病を患った12歳の少女。

彼女の願いは、大好きな日本のアニメキャラである魔法少女のコスプレをすること。
しかし一点物の衣装はかなりの高額だった。

父は娘の願いを叶えたいと切に願うが、彼
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

4.1

エリート検事・最上(木村拓哉)と彼の正義を継承すると崇拝する新人検事・沖野(二宮和也)。

ある時起きた老夫婦殺人事件の参考人名簿の中に、過去に起きた殺人事件の重要参考人である松倉の名前が。
過去の殺
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

2020年の映画館初め。
1月上旬にして、今年1番面白い映画観ちゃったんじゃないの?と感じながら劇場を後にした。


全員失業中の、半地下で暮らす貧乏家族。
その中の長男が友人からの紹介で始めた、金持
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.5

かつては有名レーベルを立ち上げた大物プロデューサー、でもいまは落ちぶれプロデューサー。
彼がNYのライブハウスで出会ったのは、恋人に裏切られた傷心の女性シンガーソングライター。

2人が出会ったことで
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.3

インド人の18%しか生理用ナプキンを利用しない、生理用品は常用するには高級過ぎた時代。

自分の妻が生理用品の代りにボロキレを使っていることに衝撃を受け、お金のかからないナプキンを手作りしようとする。
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ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)

5.0

観賞後、なぜ日本ではあまり知名度が高くないのか不思議になるくらい感動させられた映画。


家族も友達もいない、孤独な青年。
彼は何度も自殺を試みるがその度失敗してしまう。
ある日彼の元に4人のゴースト
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それだけが、僕の世界(2017年製作の映画)

4.0

【記録用】
すごく綺麗で、すごく感動的な、すごく好みの映画だったけど、もう1度ちゃんと観てからレビューを書きたい!

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.5

村上春樹原作。
原作は未読だが、かなりのアレンジが効いてるということなので気にせず視聴。

なにか新しい感覚にさせられるミステリーだった。
表面的に何か事件が起きているわけでもなく、誰かが死んだわけで
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カノジョは嘘を愛しすぎてる(2013年製作の映画)

2.9

久しぶりにこういう映画を観たなぁと。
悪い人が出てこないし、誰も人が死なない平和な映画w


物語的には、音楽業界を舞台とした恋愛映画。

何かと嘘ばかりついている男と、それを正直者と信じる純粋な少女
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.9

「どんでん返し」や「衝撃の結末」的なコラムや特集などには、必ずと言っていいほど名前があがるこの作品。


ドイツ映画を意識して観たのは久しぶりな気がする。


学生時代は透明人間的に存在感が無かったが
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ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

ヒース・レジャーのジョーカーが最強だと思ってたけれど、ホアキン・フェニックスのジョーカーも素晴らしかった。

特にアーサーからジョーカーへと完全に切り替わってからは、鳥肌が立つほどだった。

階段を踊
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.1

クリストファー・ノーランのバットマントリロジー最終章。



締めくくりとしてすごく素敵な内容になっているのだが、どうしてもダークナイトのジョーカーがチラつき比較してしまう。



もちろんダークナイ
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オアシス(2002年製作の映画)

4.6

すごい映画を観た。


観終わった直後の感情をうまく整理することができず、その表現に落ち着くことが稀にあるが、この映画を観終わった瞬間の感情がまさにそれだった。



前科三犯で出所直後の男
脳に重度
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.6

「ジョーカー」と言えばジャック・ニコルソンという当たり前を塗り替え、新たな伝説となったヒース・レジャー。

ホアキン・フェニックスのジョーカーを観る前にと思い、初視聴。


ジョーカーという圧倒的な悪
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バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

4.1

ノーラン監督のバットマントリロジー第1弾。


SFが苦手目の私なので、いままでこの系統の映画からは眼を背けていたのだけれども。
現在上映中の「ジョーカー」が観たくて、じゃあせっかくだから映画館に行く
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.3

タランティーノ作品への評価が甘々な私です。だって面白いんだもの。


この作品も最高。
イングロリアス・バスターズ=名誉なき野郎ども。


ナチを壊滅させるための精鋭部隊の野郎どもの奮闘劇だが、私が好
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.9

遠い昔、学生時代に初めて視聴し、時系列とテーマの複雑な絡まり方に驚かされた記憶がある。


あれから長い時間が経ち、たくさんの映画を観て、大人になってから再び視聴して感じるのは、タイトル通り「くだらな
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.4

個人的にタランティーノと聞くと最初に浮かぶのがこの作品。数年ぶりに鑑賞。

なんて言うか、全体的にいろいろカッコいい。


あまりにも有名なオープニングシーンがとにかくカッコいい。
レザボアドッグス見
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.9

支持率2.3パーセントの史上最悪の総理大臣。その総理が頭に石をぶつけられたことが原因で記憶を無くしてしまう。

もうこのあらすじが既に面白そう。

そして中井貴一がとにかくすごい。
市場最悪の総理、想
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.9

これは面白い。今年観た映画の中ではダントツかも。

久しぶりに日本版のポスターちゃんと見て良かったなと。
そしてシャロン・テート事件を予習してから観て良かったなと。
予習無しで観たよくわからない映画だ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.9

ある日突然、田舎の寂れた道に建てられた3枚の看板。

それはレイプ殺人事件で娘を失った母親が、なかなか事件の解決に向かわない警察に向けて発したメッセージだった。

レイプされ、娘は死んだ
なぜ犯人は逮
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.4

「カンニング・クライム・サスペンス」
なんとも斬新なカテゴリ。


誰かが殺されたり、犯人を捜したりするようなサスペンスではなく、タイの超絶天才少女がいかにして周囲にカンニング「させる」かというサスペ
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

4.7

「光州事件」と呼ばれる、事実に基づいて作られた映画。
ジャケットのソン・ガンホの満面の笑みからは想像出来ないくらい衝撃的な内容だった。

光州で起きた民主化のためのデモ活動。
市民を暴徒と報道し、軍は
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いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.7

「ブレイキングバッド × オーシャンズ」と言ったイメージのイタリア映画。3部作の1作目。

うだつの上がらない研究者たちが集まって始めた、新型合法麻薬の製造・販売。
全員博士。

だが、ブレイキングバ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

BGMが格好いいアクション映画はよく見かけるけれども、音楽を完全に演出の中に組み込んだ映画は初めて経験した。
メロディや歌詞だけでなく、1音1音に演出の中で大事な役割を与えている。
超絶お洒落演出。
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

4.7

薄毛でロン毛で体がでっかい、とにかく純粋なフーシ。40代独身。いままで女性と交際したこともない。
この作品はそんな彼の初めての恋物語であり、それを通じて自分の殻を破り成長していく様を描いている。
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ファイナル・デッドコースター(2006年製作の映画)

3.0

ファイナル○○シリーズには前から興味を持っていたが、邦題のせいでどれが何作目かわかりづらいため観られずにいた。

今回一か八かでファイナルデッドコースターに挑戦。
1作目と信じながら視聴を始めると、画
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.2

大人には見えない、子供にだけ見えるピエロの姿をした「IT」。
学校や街では、次々と子供が行方不明になっていた。

内気な少年ビルの弟もまた、雨の日に行方不明になっていた。ビルはいじめられっ子の友人たち
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横道世之介(2013年製作の映画)

4.3

横道世之介は長崎から進学のために東京に出てきた、なんともマイペースで真っ直ぐで素直な青年。
彼と出会った人たちはみんな彼との出会いに特別な感情をもっていた。

彼と出会えた分だけ自分は他の人よりも得し
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.3

クレイジーなパパラッチが奮闘する、クレイジーなジャーナリズムの世界。

パパラッチとは言っても、ハリウッドスターがレストランから出てくるところをパシャパシャ撮るようなゴシップものではなく、事件・事故な
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八つ墓村(1977年製作の映画)

4.0

戦後最悪の大虐殺事件と言われる「津山三十人殺し」をモチーフとした、横溝正史原作の作品。

山崎努が頭に二本のライトをぶっ刺して、猟銃と日本刀で村人を惨殺しまくるシーンと、「たたりじゃ〜」が有名過ぎて、
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犬神家の一族(1976年製作の映画)

4.0

日本の映画史に残る、ミステリーの傑作。

実はタイトル、水面から突き出た二本の足、スケキヨくらいしか知識がなく、恥ずかしながら具体的な内容は全く知らなかった。

序盤、余りにも複雑な相関関係に頭がつい
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