ハルさんの映画レビュー・感想・評価

ハル

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GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版(1995年製作の映画)

5.0

何十回とDVDで観たけどついにこの日が、、、
自分が産まれる前の作品をスクリーンでみれる機会に感謝。

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

4.8

久しぶりに観た。
関連書籍を何冊か読んで自分の中での評価が一転した。この作品が決して美談ではなく、ルパンという男、もしくは作品自体の限界と当時の経済成長がいかに空虚でロマンや夢を破壊していったのかが理
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.6

トーキング・ヘッズ、デイヴィッド・バーン好きじゃなくても全人類観るべき

機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

1.0

酷いなぁ。なまじ機体のデザインが良かったからガンプラ促販のために低予算でつくりあげたと言った感じなのかも。。。酷い、、、

風立ちぬ(2013年製作の映画)

5.0

声優の起用が秀逸すぎる、、、
現実世界の体現者としての庵野秀明
夢の世界の体現者としての野村萬斎
宮崎駿の破壊衝動と生きることへの執着を全てをつぎ込んだ作品だ

式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

3.5

某ドキュメンタリーに安易に答えを求めずに作品観てあれこれ考えてる方が有意義じゃない?

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

-

誰にでも起こり得ることだからこそ、台詞も凝った演出も無しに、全世界、全年齢の人々に届く形にしたのだろう。映像作品としての面白さは求められていないのでスコアは付けられない。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

花束のように完成された2人の出会いには枯れていく未来しかない。それを綺麗に花瓶に飾って毎日水を取り替えたとしても、それは「現状維持」ではなく「延命治療」だ。
そして、自分と似ている人を愛することは自己
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

5.0

押井守ファンとしてのフィルターを除いたとしても、確実にうる星2BDの影響を受けていると思う。ただラスト30分で決定的にこの作品が自我を持った印象。うる星2が夢より現実を「選択」したことでハッピーエンド>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

4.0

理性と本能のどちらが正しいというより、その葛藤が人間として1番美しいのかもしれない

海がきこえる(1993年製作の映画)

3.8

本当に飾り気のない水のような作品。BluRayで見るべき。

ビューティフル ドリーマー(2020年製作の映画)

3.9

観ていてつまらないし、イライラする。その感情こそがこの時代で映画を撮る監督が抱いている苦悩なのだろう。主役たちと夢見る人を演じるプロたちの演技力の差から来る緩急は押井守へのリスペクトなんだろうな。監督>>続きを読む

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.4

徹夜後に行ったため序盤居眠りしてしまったが、目が覚めるほど面白かった。後日しっかり見直したい。

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.0

マイノリティにとって世界がとてつもなく大きな檻になってはいけない

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.9

何度も劇場に足を運んででも理解したいと思える映画

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

3.6

いずれ手紙が廃れても形を変えて大切なものは残り続ける。言葉の裏表は本当に難しいな。

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

4.5

旧エヴァを見るととても安心する。他人を嫌ってしまう自分を肯定出来る。どんなに大切な人でも拒絶する心が少しもなかったら、出会えていないし、その存在すらなくなってしまう。何か嫌なことがあっても前向きに悩め>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.0

人間は忘れるからこそ生きていける。自らの意思で手放すことはなかなか難しい。

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

5.0

音楽、映像、脚本、全てが最高。漫画版を読んでない人は本当に読んで欲しい。映画化されているのは3分の1程度で、ナウシカの世界に浸れる。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.4

何も解決してないと揶揄されがち。
でも大事なのは世界を変えることじゃなくて、間違った世界の中でも自分を見失わないことじゃないのか。働く意味、資本主義の弊害、バブル崩壊、環境汚染、様々な問題にスポットを
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猫の恩返し(2002年製作の映画)

3.5

他のジブリ作品とは少し毛色が違って、悪く言えば平たくて浅いかも。でも、これはこれで日常に寄り添った気軽に観れるジブリ。