HarukaHiranoさんの映画レビュー・感想・評価

HarukaHirano

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ヴェルクマイスター・ハーモニー 4Kレストア版(2000年製作の映画)

4.0

ニーチェの馬(2011)、サタンタンゴ(1994)に続いて、タルベーラはこれで3作目。
150分ほどあるのに、わずか37カットという圧倒的な長回し。台詞をあとで吹き込んでいるのもあってか、ひとの見た夢
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ビルとテッドの大冒険(1989年製作の映画)

3.0

盲点だった。若いピチピチのキアヌがたくさん見られるなんて…。
しかし配信が吹替しかなく、それがまさかのちびっこギャング笑
絶対そんなこと言ってへんやろという思い切りのいい吹替台詞も、90年代特有という
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.0

アート系に振り切らない微妙なテイスト。面白い要素がたくさんあるのにうまく使いきれなかった感じ。

アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.5

怖すぎた。
この高齢化社会にあって、いつか自分にも訪れる恐怖だな。

Saltburn(2023年製作の映画)

3.5

後半の怒涛の展開…。聖なる鹿殺しのバリーコーガン、不穏さが素晴らしい。

ナショナル・シアター・ライブ「善き人」(2023年製作の映画)

4.5

3人でのミニマルな舞台で、異様なほど緊張と集中が継続する。
賢明なはずの人が、小市民的な幸福のために現実を楽観視し、自己正当化を重ねていく。決して悪人ではないが、他人のために危険は犯せない。
圧倒的な
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.8

映画自体がコロニアのプロパガンダという設定がおもしろい。
短編の『骨』はかなり好きなかんじ。

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

3.8

久しぶりに見たけど何もかも可愛い。フレンチミュージカルの独特なゆるさ。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.8

予想以上に良かった。
雪の静けさ、樹々のざわめきや大河の水流の音に寄り添うような坂本龍一の音楽が、邪魔などころかいっそう作品を際立たせていて、これがプロかと思わされる。
自然の中で生と死に向き合う、も
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キャビン(2011年製作の映画)

3.3

やば過ぎてちょっと面白くなっちゃうホラー。
クリヘムがふつーに出てた。

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

3.5

昔見た時よりも、幼少期の虐待描写が辛く感じられた。
破滅に向かう美しい男が嫌いな奴はおらん。

嵐ケ丘/嵐が丘(1939年製作の映画)

3.0

名作なのは分かってるんだけどどうしてもヒースクリフにむかついちゃってダメ。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

今すぐ誰かと話したいような、けれど自分のなかに大切にしまっておきたいような、不思議な気分。
戦後を支えてきた人たちが、亡くなったり、こうして仕事のまとめに入ったりしていく先で、さあ私たち、どう生きてい
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EO イーオー(2022年製作の映画)

3.6

思ったよりもコミカルで音楽もやや仰々しく感じたけれど、主役のロバの静かな瞳が良かったな(6頭いたらしい)。

若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

4.1

手を中心に描かれる情念。電話や鏡越しに撮られる、直接交わらない男女。雨に輝く香港の街。

スマイル(2022年製作の映画)

3.0

予告が怖かったのでちょっと期待しすぎたかも。

女神の継承(2021年製作の映画)

3.7

劇場で見れなかったので配信待ってました!
これはいい民俗系ホラー。
映像びっくりというよりしっかり脚本で唸らせてくれる。タイの田舎の気候も作風に合ってて最高。

フリーキッチン(2013年製作の映画)

3.0

モラハラ夫がもっと残酷に死んでくれなきゃやだ!

オールド(2021年製作の映画)

3.0

もっとB級っぽいスリラーかと思っていたけど、ふつうにちゃんと面白い。

顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

3.8

人の顔が見たい、というのは自然な欲望なのだろうな。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.5

思ったよりもふつうだった。
主人公のモノローグいらないんじゃないか。

詩人の血(1930年製作の映画)

3.9

アンダルシアの犬に次ぐコクトーの実験的映画。表現のために技巧を凝らしていて、こういう映画黎明期の作品はCG時代にはなお新鮮に感じられる。

落穂拾い(2000年製作の映画)

3.6

ヴァルダは世界の余白を生きる人びとを撮るのがほんとうにうまい。彼女の視線がそのまま映画になっている。

冬の旅(1985年製作の映画)

3.7

原題はSans toit ni loi(家も法もなく)。
逃避の末に冬を彷徨う少女。
家や法から自由になりたいと彼女を羨みながら、自業自得と目を逸らす人びと。
自己責任論にすべて回収され、資本主義の網
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エコール(2004年製作の映画)

3.0

エヴォリューションのほうがすきかも。
幼女に興味がないので。

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