見づらい字幕やぼそぼそした話し声まで、全て含めて計算されたうまい作品。もう一度じっくり見てみたい。
ストーリーは陳腐だけれど歌と演出はほんとよかった。純然たるエンターテイメント。芸術を名乗ろうとする中途半端なエンタメよりは、あくまでショービズとしてひたすらに楽しい虚構を売ることに振り切れていて清々し>>続きを読む
この夏にちょうど舞台の加計呂麻に行き、島尾夫婦の小説を読んだところ。
文学からも映画からも、湿度が伝わる。
「ホドロフスキーの〜」と言われると、なかなか深読みしてしまいたくなるもの。
もっと単純に見た方が良いのかも。
ネタが分かればもっと面白いはずなのに、自分の知識の無さがくやしい。
コメントでキャストの誰かが、笑いに必ずしも普遍性は必要ない、というようなことを言っていた。確かに笑いにはある種の閉鎖性がある。よいか>>続きを読む
面白かったけれども、アメリカのミュージカル映画ってこのまま終わるのかな、という印象。新しさはなく、往年のミュージカル映画のエピゴーネンに終わっている。
アクションシーンがキレキレで素敵だったけれど、やっぱり知的で狡くてセクシーなルパンが好きだな〜。
観やすいゴダールという事でお勧めされて観賞。若々しいアンナカリーナが素敵だった。
ルーブルを駆け抜けるシーンは無許可で撮影したらしい。良い映画を撮るのにそんなにお金はいらないようだ。