遥美沙樹さんの映画レビュー・感想・評価

遥美沙樹

遥美沙樹

以前は月70本、現在は年100本程度観る感じ。
基本的に節操なしです。劇場でもDVDでも観ます。
時間的余裕があれば、いつでも劇場に入り浸りたい派ですが、
そこから余韻を引きずって歩いて帰りたいので、
家の近所の映画館を主に利用。
小説を書くことや、脚本を書くことに興味があるので、
どうしでも内容が辛口になりがち(悪意はまったくありません。)。

映画(153)
ドラマ(0)

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.6

これまでの人生で、「いまの時代に生まれて良かった」と感じたのは、そう多くはない。
しかしこの作品で、ライブエイドの完全再現が、当時中学生だった私までタイムリープさせた。
眠い目を必死でこすりながら観た
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

3.6

夫婦関係存続の難しさは、とても同感できる。
私もその「魔の3年」を超えられず二度失敗したw
嫌いだから別れるんじゃないんだよね…。
だから妻が考えたその突拍子もない行動は、
深見じゅんの漫画「ぽっかぽ
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

3.8

軽いタッチの雰囲気ではあるけれど、とりあげた素材は現代に蔓延した大変重い問題。
観ているこちら側に「おまえのツレがウツになったらどうする?」と問いかけているようにも感じた。
しかし役者・堺雅人に隙なし
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.0

最初っから何も着ていない女優。

彼女を初めて見たときからそう感じた。だから本谷有希子原作だからでも、菅田将暉出演だからでもなく、趣里だから観に行った作品。

やはり彼女は最初っから最後まで心まで全裸
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フラガール(2006年製作の映画)

4.5

今さらながら鑑賞。
いやぁ…噂はかねがね、素晴らしい作品でした。
実話であったことを途中で気付きましたが、役者さん達の熱量がハンパないし、それをストレートにまとめた監督もすごい。
こういう作品こそ、後
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.0

中田秀夫監督なのに、なんでこんなに酷いことに?!がどうしても最初に言いたい感想です。原作がメディアの方と聞いていたので、さぞ面白く書いたのだろうと期待していたら…。たぶん役者が…なんですかね。あちこち>>続きを読む

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.8

ただのアイドル煽り作品だと思ってたら、あまりに評判が良いので全く期待しないで観たらもうびっくり。

坂の人、やるねえ!!!(誉めてます)

役者が役の世界観をきちんと演じている映画は、観ていてとても清
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その夜の侍(2012年製作の映画)

4.1

二度鑑賞。一回ではなんだか腑に落ちなくてモヤモヤが残ったので二度観たけれど、これだけの実力ある役者たちに、これでもかと難題を突き付け、それを彼らが見事にやってのけた作品としか言いようがない。
あらすじ
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.2

TBSをかけ流していると、何度もこの作品のレビューが出てくるので、”4回泣ける“は絶対に嘘だと承知で、とにかく松重豊さんの演技が素晴らしいと耳にしたので観に行ってきました。
まず原作未読なので、そちら
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散り椿(2018年製作の映画)

4.1

むかーしむかし、木村大作さんの鬼気迫るカメラワークを間近で拝見したことがあって、本当にこの人は狂人だ!と思ったのが蘇りました。
変わってませんねぇ、というか更に様子がおかしくなってないですかねwww
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.8

LGBTのマイノリティ問題を取り上げた作品ではあるけれど、
すごく大きな社会問題を提示してきた作品でもある気がする。
好き、お互いに好き、だけでは片付かない問題がたくさんある…。
もちろん周りの偏見、
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

吹替え版を堺雅人さんが演じていると聞いたものの、上映時間とタイミングが合わないので字幕で観ることに。
うん、基本的にプーさんはこれでいいです。
100エーカーの森は、人によってイメージがあるので難しか
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銀魂(2017年製作の映画)

3.0

いろいろな監督がいるので、こうした世界を表現する人も必要なんだと思います。
そこに銀魂をぶっ込んできたのも、まぁそうだよねって感じ。
キャストが豪華(しかし演技力乏しいをずいぶん集めた感)なので、
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宇宙兄弟(2012年製作の映画)

3.5

日本でさほど予算もなく作るとこうなりますの典型。
せめて30億ほどの予算があれば、ノーランとまでは言わないけれど、
いい感じの作品が出来たのではと惜しい感じが否めない。
原作が面白いだけにいろいろ惜し
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.4

なんだか面白そうな雰囲気だったので、amazonでぽちり。
個人的に韓国映画はさほど好きなほうではないけれど、
この作品は構想はとても面白かった。
けれど、細部が雑過ぎて…あぁ、韓国だなあってw
アナ
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.4

いろいろな大人の事情がひとつの作品にはあるということを重々承知でレビューすると、JEが木村拓哉という俳優を固定化させるのに必死なのは伝わりました。この監督は早口長ゼリフが有名で、それを得意とする主役2>>続きを読む

ビリギャル(2015年製作の映画)

4.0

酒を飲みながら観てしまったので、当時の自分とシンクロさせてしまって涙が止まらなかった。
あの時、母が最後まで私の味方で居てくれたなら、あの時あんな先生と出会えていたなら…。

テストの点数だけ良くて殆
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.9

原作未読、前フリも見ずに己の直感と行動力だけで観に行きました。
若干29歳の監督が商業映画を作るって、本当に大変なんだと伝わりました。自分のやりたいこと、表現したいことは、あの巨大なうみよりも大きかっ
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闇金ウシジマくん ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

3.6

脚本は4部作で一番よかった。
いろいろな人間模様、いろいろな価値観、いろいろな葛藤があって、観て居て全く飽きなかった。
茜のようなタイプの女の子は昔から居たけれど、高橋メアリージェーンさんはまり役だな
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闇金ウシジマくん Part2(2014年製作の映画)

3.4

こんなに予算使って豪華キャスト迎えて、失敗したらそれこそ樹海で赤ワインさせられそうな命がけの撮影だったんじゃないですかね…www
監督、スタッフの皆さんご苦労お察しします…。
カメレオン俳優・女優を迎
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映画 闇金ウシジマくん(2012年製作の映画)

3.2

劇場版4部作の中では、一番、うーん…だったかな。
いっぺんに観た私が悪いのですがw
しかし全編共通で思ったのは、同時進行で異なるケースを見せて最後まで交わらないで終わるって斬新w
小説なら最後必ずすべ
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変態だ(2015年製作の映画)

4.0

もう原作みうらじゅん、空耳アワーの安斎肇監督のコンビってだけで期待に胸弾むのに、本作は実に玄人受けに作られたので、終始クスクス、ニヤニヤが止まらなかった。
月船さららさんがボンデージを着用する際にブラ
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ゾディアック(2006年製作の映画)

4.0

未解決事件の実話を基に作られた作品。実はフィンチャー作品の中でも、さほどヒットしなかった作品で、私も見落としていました。感想を書こうと頭の中を整理するも、どう表現したらいいのか実に困る、という言い方し>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.5

いやぁ…もう細かすぎてどこからレビューしたらいいのやら、の作品。
生涯で何度も観ることになるかもしれない作品。
こういった静かで美しい映画は本当に好きなのです。
この作品のメイクも辻さんなんですね。
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.9

すっかりトムクルーズに愛されてしまった監督クリストファー・マッカリーが連投で今回も監督を務めたわけですが、この監督もまた波があるなぁと。
もちろん前回のMIも良かったけれど、前作のマミーがうーん…でし
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セブン(1995年製作の映画)

4.7

通算10回くらいは観ている大好きな映画。
すべてに於いて、なにをクローズアップしてもパーフェクト。
演出力、キャスティング、音楽、カメラ、小道具大道具、すべて素晴らしい。
そして回数を重ねてもなお、新
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.3

異国の作品に触れる時、最初に感じる違和感はこの作品も例外ではなかったけれど、それにしても価値観の相違とは、ここまでかと思わずに居られない作品でした。どうも既成概念として人魚=可愛い、美しいとしっかり脳>>続きを読む

8年越しの花嫁 奇跡の実話(2017年製作の映画)

3.6

抗NMDA受容体抗体脳炎ですって!なんのことだろうと思ったら「エクソシスト病」という、エクソシストって悪魔払いを「する」人のことで、「される」人じゃないんですけどね…www
それはさておき、そんな珍し
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名前のない女たち ~うそつき女~(2018年製作の映画)

2.5

あちこちのレビューが、悪評だらけなので劇場鑑賞はせずに配信されるのを待っていたのですが、いやな予感は大当たり。何故いまになって10年前の原作を採用したのかとか、いろいろな疑問はありますが、この作品自体>>続きを読む

蛇にピアス(2008年製作の映画)

4.0

実質3回目の鑑賞。
吉高由里子の演技力は紀子の食卓から注目していたけれど、この頃の吉高さん、恐ろしく美しい。死と背中合わせで生きているギリギリを演じさせると、彼女と満島ひかりが飛び抜けている気がするけ
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ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.5

やっちゃった感が否めない後編。
前編が良すぎたし、後半への期待が過度でしたね。
ユーザーはこのエンディングに納得しないのかも。
でもサイコパス的に演出しなかったのが逆に良かったと思うし、バブル期に中学
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.9

原作が宮部みゆきなら、間違いなく面白くて、映画が面白くないなら演出のせいとまで言われるプレッシャーと戦ったスタッフに、先ずは敬意を。上映する映画で前後編を打ち出したのは、これが最初ではなかったかとうろ>>続きを読む

小さいおうち(2013年製作の映画)

4.1

見逃したまま機会がなかった作品を観ました。
山田洋次監督らしい、一貫した色使い、家族から逸脱しないテーマ、美しい人、健気な人…これも安定の1作品でした。
不倫劇とも受け取れる内容ではありますが、黒木華
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血と骨(2004年製作の映画)

4.2

ずっと観る機会がなかった作品をやっと観ました。当初から鈴木京香さんへの強姦シーンは話題になっていましたが、いやぁ、役者ビートたけし恐るべしでした。暴力と人間愛を見事に融合させた素晴らしい作品でしたが、>>続きを読む

二重生活(2016年製作の映画)

3.9

脚本の切り込み方、キャスティングは最高!こういう演出面白い。でも展開がもっともっと早かったら良かったな。門脇麦と菅田将暉とリリーフランキーにはなんの文句もない。長谷川博己は、ランドウよりこういう役の方>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.0

駅のシーン以外、史上最低と言いたい。
「自分の名前を使われて、大人たちにいいように利用される気分ってどんな気分?」と言って昔の恋人を傷つけたことを思い出しました。
どうか、才能ある監督を潰さないでほし
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