遥美沙樹さんの映画レビュー・感想・評価

遥美沙樹

遥美沙樹

以前は月70本、現在は年100本程度観る感じ。
基本的に節操なしです。劇場でもDVDでも観ます。
時間的余裕があれば、いつでも劇場に入り浸りたい派ですが、
そこから余韻を引きずって歩いて帰りたいので、
家の近所の映画館を主に利用。
小説を書くことや、脚本を書くことに興味があるので、
どうしでも内容が辛口になりがち(悪意はまったくありません。)。

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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.1

「アンブレイカブル」「スプリット」に続く三部作完結編として描かれた今作、まぁ、媚びてない作り方で笑えてしまったw
たぶん前作、前々作を観ていない方は相当に付箋回収できなくてモヤモヤしたと思います。
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

4.3

ねー、なんでルーニー・マーラじゃないの?!最後の最後までそれに納得がいかなかった。それほどにリスベットは彼女のはまり役だと思ったのだけれど、今回のクレア・フォイは、どうしても違う感が否めなかった。
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素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

4.0

ダイナマイトで心中って、どないや!と関西弁がしっくりきそうな本作品、柄本佑がとうとう本領発揮した感じがした作品でした。
この作品の主人公の話は以前に耳にしていて、アダルト業界には数奇な幼少期を過ごして
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.1

まずは邦題つけた人、いい仕事したと思います。このタイトルだけでそそられる。demolition(解体)だと観ようとは思わなかったかも。

そして内容は突然大切なものを失った男の話。
これは、実体験があ
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ホイットニー~オールウェイズ・ラヴ・ユー~(2018年製作の映画)

3.7

似たようなドキュメンタリーは前にも観ていた(Netflixだったかもしれない)。しかしそちらはホイットニーの生活のだらしなさを浮き彫りにして、悪魔に魅入られたような表現をしていた気がする。
そしてこち
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ヴィヴィアン・ウエストウッド 最強のエレガンス(2018年製作の映画)

3.4

私が10代の頃、お金も持っていなくて、60代になったらクローゼットぜんぶヴィヴィアンで埋めてやると鼻息荒くしたものでした。彼女が服に主張をし始めた頃、つまりシド・ビシャスを代表とするパンクファッション>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.9

普段ホラーは殆ど観ないのですが、これは完成度の高さがあまりに評判になっていたので好奇心で劇場へ。
簡単に言うと主要キャストの顔芸がお見事!音楽もすげー!
内容は既視感があるのですが、処女作となったこの
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.0

私は思った。ハリウッドは、付け焼き刃的な努力では、決して頂点には立てないのだと。すべてに於いて完璧でなければ、スーパースターとは言ってもらえないんだと。

今回、レディガガ推しの日本公開ですが、どう観
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オー・ルーシー!(2017年製作の映画)

3.8

寺島しのぶの奥深さは、底無しなのかと思うような作品でした。この人、本当に腹の据わった女優なんだなあ…。設定は43才でしたが、もう少し更年期になってからこの精神状態は来るのではないかと思います。だからそ>>続きを読む

不倫純愛(2010年製作の映画)

3.5

目を瞑らずにするセックスの見本のような場面があり、特筆致します。
AVのようなファンタジーではない、リアルなセックスを描写したかったんですかね?喘ぎ声もわざとらしくない、フツーはこんな感じだろと思いま
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スマグラー おまえの未来を運べ(2011年製作の映画)

4.0

面白かった!
とにかくキャスティング最高!
満島ひかり最高w
この頃の高島兄はまだ変態紳士に抵抗があったのかしらw
拷問シーンに戦慄は走らなかった。
永瀬正敏のセリフが重く、ズシンと来ました。素晴らし
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嫌な女(2016年製作の映画)

3.3

既視感がある作品。
力のある女優を起用したから飽きずに観られたけれど、そうじゃなければ途中で止めてしまったかもしれない。

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.8

タイトルに釣られて観た作品w
なるほどソフィア・コッポラならではの女性目線が興味深かったです。
南北戦争当時の描写が本当に上手で、建物の中と外、最初にちょっと森、それしか場面はないのに、よくここまで膨
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

所々腑に落ちなかったので2度観しました。
こういった事実を元に作られた作品は背筋が伸びますね。
きちんと受け止めなくては。
それぞれの「事情」が結果、最悪だった。と言っては簡潔ですが、
これがアメリカ
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来る(2018年製作の映画)

3.0

監督が中島哲也、これで期待し過ぎました。そして金にものを言わせたキャスティング、期待し過ぎました。何がいけなかったんだろう…。とにかく終わってみれば、つまらない。映像と音のバランスは悪いし、タイミング>>続きを読む

ギャングース(2018年製作の映画)

4.3

びっくりするくらい面白かった!
まさに、『正しい役者の使い方』をドヤ顔で突きつけられた感じ。
お世辞にも、これまで才能がありながら役に恵まれなかった主役の若手三人が、やっと陽の目を見た気がしました。
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天才作家の妻 -40 年目の真実-(2017年製作の映画)

3.7

機内で暇つぶしに観たものの、ノーベル賞の授賞式にまつわる背景も伺えて、なかなか楽しかったです。内容は何を言ってもネタバレになりそうなので、強いて言えば『夫婦愛は永遠なのか』がテーマ。女性のレビューは酷>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.8

しばらく全米No.1だったのは知っていて、劇場を見逃した作品をやっと観れました。女子にはウケがあまりよろしくないサメものですが、現代のCGを駆使した魅せ方は、怖いとか気持ち悪いとか、そういう感覚ではな>>続きを読む

スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.5

ドウェインさんはダイハードをやりたいんですかね?と感じずには居られない今作、日本人でも次の展開がわかってしまう内容でも、派手な演出についつい観てしまう、いわゆる娯楽作品。
あれを本当にスタントなしCG
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劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(2018年製作の映画)

3.6

2018年の興行収入年間第一位ですって!!12月は結構揃い踏みするのに、それを待たずして一位獲得。すごいなぁ…。って事で、全く興味はなかったのですが、一位と聞いたら観ておきたくなる悲しいサガw
まぁ、
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.7

このシリーズは痛快に観流せるから、なーんにも観るものがないなーって時に観るを徹底していたのですが、今回はメットガラの最中とあって、ざわざわw
相変わらず美と退廃のキャスト陣に、あらリアーナ!あらアナ
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

4.0

とにかくジュード・ロウとジョニー・デップが強烈なので、JKローリング原作をうっかり忘れそうになる本作、ハリポタファンには、ああ、そうね、そうなるよねー、後付けでもこれはこれで!と納得出来る展開とオチな>>続きを読む

斬、(2018年製作の映画)

3.9

なんの前振りもなく鑑賞。
元々時代劇が好き。
元々塚本晋也監督作品が好き。

80分強という短い尺の中に、構想20年を詰め込んだ監督の執念たるや、思わず熱烈ラブコールで主演を依頼した池松壮亮を喰ってし
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.8

実は観る気はなかったんですが、フォロワーさんのレビューが良過ぎたので、どれどれと思って観てきました。
正直、東野圭吾のパターンはもうだいたい見えていて、きっとこんな感じというのが読めてしまうんですが、
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(2018年製作の映画)

4.1

中村文則原作で、原作と違うじゃねーか、こるあぁぁ!が一度もないのが実に不思議。映画にしやすいのかもしれませんね。今回は中村作品の中で実は一番好きなタイトルだったので期待が大きかったのですが、ちゃんと原>>続きを読む

カケラ(2009年製作の映画)

3.6

原作が桜沢エリカで監督が安藤モモ子で主演が満島ひかりという、好きの三拍子で観始めました。
内容はセクシャリマイノリティ問題で、かつ抗えない女・満島ひかりの揺れる心情を見事に表現した作品。
しかしこれも
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0.5ミリ(2014年製作の映画)

4.1

監督の安藤桃子の血縁を総動員して作られた作品。
うーん、ここまで身内だとやりやすいのか、やりにくいのか。
プロデューサーが父の奥田瑛二、フードコーディネーターが母の安藤和津、主演の安藤サクラは妹、マコ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.6

これまでの人生で、「いまの時代に生まれて良かった」と感じたのは、そう多くはない。
しかしこの作品で、ライブエイドの完全再現が、当時中学生だった私までタイムリープさせた。
眠い目を必死でこすりながら観た
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家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。(2018年製作の映画)

3.6

夫婦関係存続の難しさは、とても共感できる。
私もその「魔の3年」を超えられず二度失敗したw
嫌いだから別れるんじゃないんだよね…。
だから妻が考えたその突拍子もない行動は、
深見じゅんの漫画「ぽっかぽ
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

3.8

軽いタッチの雰囲気ではあるけれど、とりあげた素材は現代に蔓延した大変重い問題。
観ているこちら側に「おまえのツレがウツになったらどうする?」と問いかけているようにも感じた。
しかし役者・堺雅人に隙なし
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.0

最初っから何も着ていない女優。

彼女を初めて見たときからそう感じた。だから本谷有希子原作だからでも、菅田将暉出演だからでもなく、趣里だから観に行った作品。

やはり彼女は最初っから最後まで心まで全裸
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フラガール(2006年製作の映画)

4.5

今さらながら鑑賞。
いやぁ…噂はかねがね、素晴らしい作品でした。
実話であったことを途中で気付きましたが、役者さん達の熱量がハンパないし、それをストレートにまとめた監督もすごい。
こういう作品こそ、後
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.0

中田秀夫監督なのに、なんでこんなに酷いことに?!がどうしても最初に言いたい感想です。原作がメディアの方と聞いていたので、さぞ面白く書いたのだろうと期待していたら…。たぶん役者が…なんですかね。あちこち>>続きを読む

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.8

ただのアイドル煽り作品だと思ってたら、あまりに評判が良いので全く期待しないで観たらもうびっくり。

坂の人、やるねえ!!!(誉めてます)

役者が役の世界観をきちんと演じている映画は、観ていてとても清
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その夜の侍(2012年製作の映画)

4.1

二度鑑賞。一回ではなんだか腑に落ちなくてモヤモヤが残ったので二度観たけれど、これだけの実力ある役者たちに、これでもかと難題を突き付け、それを彼らが見事にやってのけた作品としか言いようがない。
あらすじ
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.2

TBSをかけ流していると、何度もこの作品のレビューが出てくるので、”4回泣ける“は絶対に嘘だと承知で、とにかく松重豊さんの演技が素晴らしいと耳にしたので観に行ってきました。
まず原作未読なので、そちら
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