にーはるさんさんの映画レビュー・感想・評価

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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

主人公のベラを通して人生におけるあれやこれを見ることが出来る映画

ベラは胎児の脳を移植して蘇生されたという特殊な生い立ちにも関わらず、所々で「あーあるある分かるよ」となるシーンもあり、不思議と愛着が
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.6

SNSで話題になっていたので鑑賞

鬼太郎自体の知識はざっくりキャラクターと話の雰囲気を知っている程度
近年のアニメ版はほとんど見ていなかったのでシュッとした姿がまだ見慣れていない

一応PG12では
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正欲(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

原作未読

自分が"普通"だと思っていることが世の中、他の人にとっても"普通"であるとは限らない
そのことは分かっているはずなのに、自分とは違う価値観や嗜好の人間をおかしい、「ありえない」と無意識に排
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福福荘の福ちゃん(2014年製作の映画)

3.6

公開日を見て、あれこんなに前だっけ!と思いながら視聴

森三中大島さんが男性の役を演じていますが、福ちゃん自体が性別の垣根を超えた可愛さのあるキャラだったので特に違和感はなし

ツッコミ不在でボケが展
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.4

ポップな色合いと着ぐるみ(ジェイコブ)の不気味さのコントラストが見る前からただのラブストーリーではない不穏な雰囲気を感じさせていた

思ったより血が流れる映画

岸井ゆきのちゃん、服装やメイクでこんな
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.6

公開当時からSNSで話題になっており気になっていた映画

女の子2人の殺し屋業と一般社会での暮らしの両立の葛藤を描いた話

ネットミーム的なものにまみれている

テンポが良いので見ていて飽きなかった
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ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~(2022年製作の映画)

3.9

昨日に引き続き2作目も鑑賞

お父様の愛の強さにただただ涙が止まらなかったです
お母様が久しぶりに家に帰ることが出来て泣いていらっしゃるところを見て私も泣いてしまいました

お見合い結婚とはいえ、こん
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ぼけますから、よろしくお願いします。(2018年製作の映画)

3.7

今度地元に監督が講演会でいらっしゃるとのことで視聴

元々公開時にリアルタイムで観た親から勧められていた作品

最近の祖母の様子と重なる認知症の行動や言動に涙が止まりませんでした


また、監督と同じ
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

母が映画館で見たと言っていて気になっていた映画

アマプラで見られるようになったので見てみました

ハリスさんがとにかくキュート…
人に親切にしすぎて大変なことになってしまうけれど、強く言うところは言
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

フォーラム八戸という1つの市民の映画館が幕を閉じる日に鑑賞

恥ずかしながら名作にも関わらず初鑑賞となったわけだが、きっと今まで観てこなかったのは今日このフォーラム八戸という場所で観るためだったのでは
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そばかす(2022年製作の映画)

4.0

まてまて、この映画もかなりオススメです

恋愛感情や結婚願望がない主人公

私自身には付き合ってる相手もいるけれど、シンデレラが男性目線の物語で王子様と結婚するのが当たり前のように幸せだとするのはおか
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愛してる!(2022年製作の映画)

4.0

これはオススメ出来る人が限られるかもしれないけれど個人的にはかなり好きな映画だった

SM×地下アイドル×プロレス=カワイイ

カノン様がとにかく美しくて……

そして高嶋政宏の変態性、勢いが良くて最
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(2022年製作の映画)

3.8

日活ロマンポルノの新作

濡れ場はもちろんしっかりあれど、ラブストーリーとしてよい映画だった

金子大地はがクズかわいかった


作中に出てくるコラージュブック、読んでみたいな……


手は嘘をつく
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.2

所々に感じるミッドサマー感

カルトっぽい雰囲気はわりとよかったけれど、あれ、そういえばあれはどうなったんだっけ……あれは何だったんだ……となって終わった部分もありモヤモヤが残った

スモアはしばらく
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.2

今年のベストかもしれない

1時間半にも満たない上映時間ながら満足度がすごい

タイムループものといえばの伏線回収もバッチリ

リリスクの曲もよいアクセントに

何よりキャストのみなさんが楽しそうに演
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

4.0

四畳半神話大系自体は10年近く前に少しだけ読んでそのときはやめてしまったが、こんなにもキャラが魅力的だったのかと驚いた

サマータイムマシン・ブルースは数年前に知人に薦められ映画を観た
伏線好きにはた
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

恥ずかしながらウエストサイドストーリー自体を初鑑賞だったのでオリジナルに忠実かどうかなどは判断は出来ない

ミュージカルシーンはもちろん良かった、特にAmericaのシーン

ただ、あんなにアメリカで
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老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.2

久しぶりに映画館行こうと思って

いつもは見ないタイプの映画だけど元気になりたくて鑑賞

出演されてる芸人さんたちは天海さんがセレクトしたのかしら、素晴らしい

トンデモ展開は多めだったけれども、
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.5

劇場公開時は自分の頭脳では到底理解できないだろうと思い見ていなかった映画

視聴済みの人と一緒にDVDで視聴

予想よりは理解が出来たがあのガラスを挟んだシーンとラストシーン近くの時間軸ごちゃまぜシー
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.3

永遠に続かない永遠の愛の話


先月観たとある映画がオマージュしたんだろうけども設定がいくつか同じで、終盤の鏡越しのシーンも恐らくオマージュされていた
元の映画であろうこちらの作品を先に観るべきだった
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半径1メートルの君(2021年製作の映画)

3.6

8つの作品が見られるオムニバス映画

どれもほとんど1ヶ所の場所だけで起きる話だったのに、展開が読めなくて面白かった

監督の色が出ているなと思った
粗品さんやヨーロッパ企画の上田さんは特に…😊

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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.3

解剖があまりにもサクサク進むのでグロいとかではなく実験とかそういうものだと思って見ることができた

だいたいラジオから歌流れがち

とにかくジェーン・ドゥが大変に美しかった

ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

3.3

伏線が散りばめられた映画 

途中まではああこんな感じの話かと思って観ていたけどラストシーンの前辺りはそうきたかとなった 

人形が怖い映画かと思いきやみんなお茶目な子たちだったよかった(よかったのか
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43年後のアイ・ラヴ・ユー(2019年製作の映画)

3.3

実際にありそうででもファンタジーな感じの作品


シェイクスピアや演劇について自分全く知らないなと思った

“星の燃ゆるを疑えど太陽の巡るを疑えどー”の一節のところとかね
元の作品を知ってからもう1度
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.3

なかなか取り上げられることのないテーマを痛々しいほどリアルに描いた作品

様々な“ぼうけん”の相手が出てくるところは一瞬映画『娼年』が頭をよぎった

最後のシーンでの真理子の顔、1番綺麗だった

途中
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.7

"人生にリハーサルはない"


プロムという文化って、どうしてこんなに魅力的なんだろうと改めて感じた
それと同時に、プロムで心を痛める人も少なからずいるんだろうなとも

登場人物がみんな魅力的でした!
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