これはもうひと月以上前に鑑賞していて、振り返るのを忘れていた。
モリコーネの履歴は知らなかったが、彼がどのようにして音楽を学んで、どのような志向があったのかがわかって、とても面白いなと思った。
アカ>>続きを読む
『パーフェクトドライバー』を観た後で、こちらもやはり韓国映画の力量が存分に示されている、という評価を知ったので鑑賞。まあ、普通は逆なのかな。こっちだけ観てPDは観ないという日本の観客の方が多いだろう。>>続きを読む
『パラサイト』でパク・ソダムが大好きになったので、この作品の情報が出た時は「本国で成功して、日本でも公開されてほしい」と願っていた。大ヒットとまではいかなかったようだが、それなりに成果をあげて日本公開>>続きを読む
とても響く作品だ。
事件のことはある程度知っていても、このタイトルに到るまでの様々な障壁のことまでは知ることもないままだった。
ハーヴェイ・ワインスタインのことはもちろんだが、彼が悪用する「システム」>>続きを読む
観たのは2週間前。彼女のドキュメンタリー映画『ホイットニー 〜オールウェイズ・ラヴ・ユー〜』を前に観ていなかったら、スルーしていたかも。
しかし観て良かったなと思えるし、映画館の音響でないと台無しにな>>続きを読む
『ケイコ 目を澄ませて』を撮った三宅唱の過去作に時代劇があると知って、どこかで観られないかと探していたらアマプラ経由の日本映画NETで配信されていたので鑑賞。これがまた良かった。
あらすじとしての「>>続きを読む
今年最初の鑑賞作にしてベスト級。まあ2022年の作品とするべきなのだろうけど。
地域で最も歴史のある映画館でかかっていたが、それが実に相応しい作品であるし、良い巡り合わせだったと思う。エアコンの音が時>>続きを読む
13年ぶりの続編。前作のリマスターである『アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター』を9月末に観ておさらいし、それこそ準備万端で今作を鑑賞したのが公開直後。Dolby Cinemaで3D+HF>>続きを読む
アレックス・ガーランド監督で主演がジェシー・バックリー。そういう情報を得たのは2021年の1月だった。それだけで観ることは確定していたが、まあここまで変わった作品になるとは思いもしない。アンドリュー・>>続きを読む
公開されて少し経ってから鑑賞。ファンタジーとしてとても丁寧さを感じさせる出来だと思うし、デヴィッド・ロウリーの履歴やA24のことを思えば、この出来は意外でもなんでもないのだろう。知ってはいたけれど、観>>続きを読む
珍しく初日に観たのでもうひと月前か。余韻が強く残る作品だし、やはりいろいろと知りたくなって調べたりもした。考察系に興味はないけど「何故」に溢れているのでそこで盛り上がるのもわかる。動機についてはスロー>>続きを読む
鑑賞したのは3週間前か。あまりレビューとして何かまとめようと思えなかった作品だ。本当に難しい。そして素晴らしい。
やはり冒頭のマーベルロゴで泣いてしまう。そんな映画作品はそうはないが、以前に『キャプ>>続きを読む
鑑賞からひと月以上経った。ちょっと振り返ると出来の良さ、評価の高さのわりに興収はイマイチだったようだ。題材が地味であったとはいえ、少し残念だなと思う。自分が観た回は女性中心でやはり主演のことがあるだろ>>続きを読む
ひと月前に鑑賞。
美しい映像が印象的な作品だが、正直言って体調が良くないときはあまり観たくない作品でもあった。それはダイアナの描かれ方と、クリステン・スチュワートの素晴らしい演技のためと言えるだろう。>>続きを読む
今作は、下手をするとトンデモの部類に入りそうなところで踏み留まる。
それは演者たちの確かさ、上質さがそうさせているだろう。
また救われるのは社会に押し潰されそうになっている若い女性たちだ。玲子にしても>>続きを読む
とても好きな作品だ。SFで「AIとは」という問いの作品はもはや珍しくはない。また、このように静謐なトーンで、こだわった映像とともに提示されるのが、このテーマと合っているように感じられたのは良い体験だっ>>続きを読む
『アバター:ジェームズ・キャメロン 3Dリマスター』が素晴らしかった。映画館の3Dで観ないと意味がないと思っているので、13年ぶり3回目の鑑賞になる。2009年当時の興奮と衝撃はまだ忘れていないが、こ>>続きを読む
コロナ禍でのスケジュール変更もあって『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』『燃えよ剣』に続き、またしても岡田准一の格闘アクションを観ることになった。そして原田眞人とのタッグも続くことに。今作もいつものように>>続きを読む
大筋は危険な生物から家族を守る、というシンプルな物語で、イドリス・エルバの存在感は王道という印象を後押ししている。しかし、カメラワークや長回しなどこだわりがあり、緊張感が必要でないシークエンスでも一貫>>続きを読む
封切り直後に鑑賞してからほぼひと月経った。
今作はさかなクンのこれまでを基に描いているのに、気がつけばのん(能年玲奈)のこれまでのキャリアをも描いてしまっているのが驚き。だから彼女がミー坊を演じるにあ>>続きを読む
これも「そえまつ映画館」のリコメンドがあり観ることにした。鑑賞は3週間前になるが、その時は冒頭から「思っていたのとかなり違う作品」だとわかり、かなり驚いたのを思い出す。しかし今年は磯村隼斗を映画館でよ>>続きを読む
実際のところ問題作だなと思う。鑑賞はちょうどひと月前で随分空いてしまったが、このシリーズを締めくくるに相応しい物語にもなったと感じた。
このシリーズを観るたびに、第1作『ジュラシック・パーク』のブラキ>>続きを読む
鑑賞したのは安倍元総理が暗殺された数日後で、統一教会のことが話題に上ってきていた頃だ。それはさらに広がりと奥行きを見せている。鑑賞の冒頭はなんとも言えない心持ちがあったが、次第にそうしたことは薄れ、単>>続きを読む
観ていながら「何なんだよ笑」と思わされることしきり。
ただし、そういう鑑賞体験はポール・トーマス・アンダーソン作品が好きになった理由でもあるし、彼の作品でそのように感じられるのは久しぶりだったので良か>>続きを読む
『そえまつ映画館』でのリコメンドがあり観ることにした。カンヌでの評価は知っていたが、SFの要素もあるということで俄然観る気になったのだ。そうなるとタイトルで察せられるわけで、やはりそのような内容だった>>続きを読む
まさかこうして“ファースト”の新作を観ることになるとは。まあ近年のガンダム界隈の動きを知っていればそれほど意外でもないのかもしれない。それでも安彦良和が監督でこのエピソード、というのは企画として十分面>>続きを読む
本来なら2年前に公開されるものだったので「34年ぶり」と言うべきなのかもしれないが、複数の公開延期を経て今作を2回観た後では、感動と同じくらいに感謝がある。そういう感覚は『TENET テネット』も同様>>続きを読む
新宿 K's cinemaで公開が始まると聞いたときは、はたして自分の地元でも観られるだろうかと思っていたけど、なんと1週間後には限定で公開されることが決まっていた。現時点でも地方の上映はまだなので、>>続きを読む
『ウルトラマン』の大ファンというわけではないが、幼少時に初代のウルトラマンとセブンのシリーズは繰り返し観たし、最近でもセブンのリマスターがBSで放送されたものは観ていた。一般的なセブンへの評価の高さは>>続きを読む
すでに配信も始まっていたし、評判が良いのも知っていたが未見だった。「ガンダムの新作」と言えばUCを思い出すし、ハマらずに途中から観なくなったくらいだから、もちろんNTも観ていない。
しかし今作はタイト>>続きを読む
鑑賞から1か月以上経ってしまったけど、あらためて振り返りたい。鑑賞の導入の辺りで「これって探偵ものなのか」とわかって驚いた。DCが“Detective Comics”の略だとは知ってはいても、原作含め>>続きを読む
映画製作の報道があり、タイトルを聞いたときに「reborn(再生)」とかかっていることは察せられた。はたしてその通りの作品になっていて、のん(能年玲奈)という作家がこのテーマで映像を撮るとなればいくつ>>続きを読む
去年の公開時には何となく後回しになって結局観なかったのだけど、アカデミー賞ノミネート後の特別上映によって近所でも観やすい環境が出来た。観たのはひと月前で、思ってもいないほどの感動があった。海外での評価>>続きを読む
好きな作品だ。ウィリアムズ姉妹の登場以前からテニスシーンを見てきているから余計に楽しめた。
この邦題がミスリードしているおかげで、「家族愛」「絆」「教育」「成功」みたいなところで感動した、という評をよ>>続きを読む