はるかさんの映画レビュー・感想・評価

はるか

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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.6

支配される側とする側、立場が変われば印象も変わる話

自由を勝ち取った人類の栄光史か
数だけの野蛮な生物に和平条約まで結ばされた異星人の敗戦史か

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

何となく思いついたことを備忘録

・1945年ごろの眞人は「便所」と発言していたが
下の世界でキリコの部屋では「トイレ」と発言。
1945年ごろの眞人は、数あるマルチバースの中のひとつの眞人であって
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アンテベラム(2020年製作の映画)

4.1

終盤でようやく理解するカラクリ
それがわかったところで絶望しかないんだけど

RRR(2022年製作の映画)

4.5

サンクチュアリ聖域の映像監督は絶対これ見たろ

ビースト(2022年製作の映画)

3.5

なーーーーーーんで車から出るのよ!!!!!!!!!!!!
に限る

バーバリアン(2022年製作の映画)

4.5

最高。
前半がピークかと思わせて
後半にカタルシスを味わえるホラー

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.5

テーマは良いのに主演女優の演技がこんなにも邪魔になるなんて、、

以前友人に海外で未成年買春したこと武勇伝のようにさらっと言われたことあるんだけど今更胸糞悪くなってきた。
その人も今や二児の父で罪の意
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.5

細かな設定とか「禍威獣」とか面白いことは面白いんだけど

例えば綾波レイでは見過ごせた「ラッキースケベ」的なシーンを
実際の女優を使って展開すると不快でしかない

私たちのまさみをよくもまあ汚してくれ
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

女が連帯するのを嫌がり
分断するよう圧力がかかる。

麦さんの判断は正しいし
決断力もある

残り火(2022年製作の映画)

3.2

マッチのシーンまで来たらがんばれーって応援したくなっちゃった

明日の食卓(2021年製作の映画)

3.4

サイコパスこさえてなお妹つくる気がしれない

日本は出生賛美されてるけど
機能不全家族になりそうなら子ども持つべきじゃないし
子どもを持つって綺麗事ばかりじゃないって自覚して子作りしてほしい

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.5

サムロックウェルが良い演技でいい役なんだよなあー!

リチャードは軽度ではあるけれど何かしらの発達障害だったのでは。
そういう弱者が権力に屈しないストーリーが好き。

この世の中、逆の場合が多すぎるか
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グッドライアー 偽りのゲーム(2019年製作の映画)

3.2

戦時戦後はこんなことたくさんだっただろうな

ベティーが賢くて強い女で良かった。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

2.8

流行ったのがわかる
自意識高い大学生カップルが陥る
あるある映画だね

手段と目的が入れ替わっちゃう人と
我慢こそが愛だと勘違いする人


まあ交際相手へのDVを
被害者の前で矮小化するあたり
お察し
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.2

こんな鑑賞体験はじめて。
不安で恐怖で堪らなくなったアンソニーホプキンスを最期まで温かく抱きしめてあげたい。

地獄の花園(2021年製作の映画)

1.0

脚本家が演者へリスペクトという皮を被って嘲笑してるの見ててしんどい

とことん女の事バカにしてるんだけど
お前がいつも連んでる女がそのレベルなだけだよって気付いてないのもかわいそう

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

冒頭5分で涙腺崩壊。
ワカンダの民も
私たちも
ティチャラの喪失は大きすぎた。

予想通りの王位継承だったけど
最後の最後がまさかだったな。


思い出したことをぽつぽつと。

ワカンダの葬儀の際の正
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

名作な予感がしてたのに後回し後回しでようやく鑑賞。
想像以上によかった。
ストーリーの展開も
人に忘れられたら二度目の死を迎えるという死生観も
メキシコの心地よい音楽と共にキラキラと綺麗な死者の世界。
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.1

広大な自然と優しい音楽が心地よくて
4回も見た。3回寝落ちしたから。

その日暮らしの自給自足の放浪生活の
理想な面と難しい面。

現代では現代の生活をしない選択を続けることはやっぱり難しい。

私は世界一幸運よ(2022年製作の映画)

4.6

加害側の性質を持った人間と
性被害の当事者や知識と想像力のある人間とでは
この作品への解像度がかなり異なることは
他のレビューを見ても明らか。

銃乱射事件なんかの話ではない。
レイプサバイバーの話。
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グッドナイト、マミー(2022年製作の映画)

2.0

オリジナル版の不気味さが一切感じられないポップなものになっちゃった。

かわいそうだよね、むすこ。

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

4.0

福祉が行き届かず悲劇を迎える物語が本当にダメだ、辛すぎる。

貧困てその人のせいだけではない
事件や事故で働けなくなったり
今回も3.11という大きな災害だったり
誰にでも起こり得ることなのに
この国
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

因果応報。

それにしても不気味な子が
じわじわ可愛く、母性を感じてしまった私は
きっと育てる側なんだろうな。

最後に家への帰り方を教わったアダムは
今後きっと無事に帰ってくるはず。

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

4.0

今回の主役は北村一輝演じる草薙刑事。

吐くほどトラウマな事件に
また関わってしまった彼に既に同情。

いつだってつよつよメンタルだった彼が
あそこまで憔悴しきってしまう姿

被害者遺族感情とおまえの
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人数の町(2020年製作の映画)

3.0

オチとしては弱いけど小綺麗にオトすならこんな感じ、ってかんじ。

製作費ないから田舎の巨大施設借りて一か月で撮影しました!って感じが邦画っぽくてよかったな〜

サクラ、とか
動員、とかじゃなく
人数っ
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ベネディクト カンバーバッチ自身は博識でリベラルでフェミニストであるのは周知の事実であるのにこのフィルときたら…


有害な男らしさを撒き散らすフィルが
人知れず同性に性的興奮を抱いていて
自身の信条
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