Longsleeperさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(124)
ドラマ(28)

カティンの森(2007年製作の映画)

4.3

大国に挟まれて祖国が消えたうえ、家族を失い、真実を知ることも許されなかった普通の人々の思いが辛すぎる。
誰がやったのかという事実すらも列強の思惑に翻弄されて変わっていく残酷さが、抑えた表情から伝わって
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ビフォア・ミッドナイト(2013年製作の映画)

4.3

第1作も第2作もとても素敵だけど、実際に夫婦になったらセリーヌの夫でいるのって大変そうだな…という懸念も含めて、絶妙なバランス感で最終作が登場した。笑
映画のような恋が理想と現実の狭間でもがいていても
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.3

もう32歳になっちゃったじゃないふざけんな!的な感情がなんか凄く良くわかる最近。
第1作より好きかもというくらい好き。
本格的な大人の苦さを知ってからの恋の閃きって感じする。いいなー。

誰もがそれを知っている(2018年製作の映画)

4.1

ペネロペ・クルスは歳をとらないんですか。そうですか。
スペイン映画史上最強カップルが観たい思いだけで観たけど、緊張感とか秘密を家族で抱えて生きる感じが『セールスマン』にめっちゃ通じる。
途上国やラテン
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.2

ラストシーンまでの持って行きかたが完璧すぎる。ラストシーン好きだよ!笑
レディになっていくジュリア・ロバーツの変貌ぶりが美しい。
続編よりずっと、こっちのハリソン・フォードのが紳士。

ヒトラーの贋札(2007年製作の映画)

4.0

レコードを聴いた収容者が、痩せ細ってやつれた姿のまま涙を流すシーンが頭から離れない。
終始緊張感に溢れていて淡々としている。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.2

人と圧倒的に違う孤独な存在として生まれるベンジャミンだけど、初めての一人暮らし、初めての給料日、初めての酒、初めての恋など、体験や記憶を分かち合って周囲の人とつながっていく。
仕事仲間の、孤独を語るセ
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.4

ただ喋って歩いてるだけなのに、こんなに主人公二人を好きになってしまう映画は他にない。。。
セリーヌの、強くなりたいけど愛ある人間でいたい気持ち、すごくよくわかる。
ジェシーの優しさもいい。
ウィーンの
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麗しのサブリナ(1954年製作の映画)

3.6

ハンフリー・ボガートを好きになる気持ちがわからず後半はついていけなかった。
本人の魅力云々より、単純に歳が離れてる。

ニキータ(1990年製作の映画)

4.2

苛烈で泣き虫で美しく成長する殺し屋という夢のような主人公。
前半と後半の変貌ぶりと、どんどん苦しくなる葛藤に目が離せない。
徹頭徹尾かっこいい主人公じゃなくても、徹頭徹尾かっこいい映画は成立する。

リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.0

バレエがしたいという純粋な気持ちを推進力に物語が進む。
おとーさんの気持ちの変化も見どころ。
こんな状況でどうやって家族を守ったらいいか、考えに考えただろうな。
誰かこの気持ちを認めて!と叫ばんばかり
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戦火の勇気(1996年製作の映画)

4.1

たとえ戦争に勝っても、それは戦った人が無傷で帰ってくるということじゃない、と教えてくれた映画。
目撃者の証言の揺らぎから、徐々に真実が見えてくる羅生門的展開。

日の名残り(1993年製作の映画)

3.9

アンソニー・ホプキンスがもう少し痩せてたらな。
イングランドの自然の風景が美しい。

モンスター(2003年製作の映画)

4.3

アイリーンの心が壊れて行く様子を淡々と克明に描く。
映画では少女期のことは一部しか描写されないけどWikipedia読んだら、この生い立ちで心が壊れないほうが不思議と思ってしまった。。。
その中でよう
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奇人たちの晩餐会(1998年製作の映画)

4.2

ずっと閉じられた空間だな?と思ってたら舞台原作だった。
奇人を取り巻く主人公とその知人たちは性格悪いけど、今思うと嫌なパリジャン像の投影なのかなと思ったり。
夜中に駆けつけてくれる、主人公の奥さんの元
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

4.0

栗林中将が素晴らしい上官だけに、状況の救いのなさと組織全体のポンコツさが残酷。
日本での組織と個人の関係をかなり正確に捉えている。海軍と陸軍のいがみ合いとかも。
二宮の振る舞いがあまりに現代的なのはこ
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.3

カトリーヌ・ドヌーブがとにかく素晴らしい。
歌もどこを切り取っても好き。
画面中に色のセンスが溢れている。

ボン・ヴォヤージュ(2003年製作の映画)

4.0

ヴィルジニー・ルドワイヤンとピーター・コヨーテのラストが良い。途中もとくにヴィルジニーが初々しくて可愛い。
パリ占領の大混乱がもしかしてこんな感じだったのかなというふうに描かれている。
ドタバタなんだ
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.2

主人公は銃を持たない衛生兵として沖縄へ。
日本兵の描写がひたすら恐ろしかったけど、こんなはずないという思いはなく、むしろ納得
実話だと言われなければ荒唐無稽としか思えないけど、こんなことが本当にあった
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エイミー(1997年製作の映画)

4.2

エイミーが父さんと歌うYou&meが名曲。
エイミーのトラウマの奥底が明らかになる場面では、エイミーと母さんと一緒に号泣してしまうこと必至。
都会に引っ越してからはほんとにオーストラリアかなと思うくら
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マイケル・コリンズ(1996年製作の映画)

4.0

アイルランド紛争にもつながるアイルランド独立戦争の流れがわかる。
屈強な大英帝国を相手にゲリラ戦で独立を勝ち取ったというのが驚き。
7分遅刻したエピソードはどうやら本当らしくそれも驚き。
国対国の抜き
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サイダーハウス・ルール(1999年製作の映画)

4.4

観終わってからタイトルの意味が呑み込めた。
ルールを曲げても筋を通す、という台詞とつながる。
一見もっともらしいルールでも、それは一体誰のためなのか、それで誰が幸せになるのか、問わない間に誰かが犠牲に
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

4.4

イングランドの寂寥感ある自然の映像がいい。
原作の雰囲気を忠実に汲み取った作品だと思う。
キャシーの切ない愛と哀しい諦観が終始伝わってくる。
あらかじめ誰かのために生まれた命だけど、夢や愛や希望を諦め
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

レイチェル・マクアダムスのあどけない演技がかわいい…どの歳でも最大の魅力を見せている女優さんだと思う。
若い頃のお話はまあまあオーソドックスなのに、終盤の老年期の場面によってグッとその印象を変えてくる
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(1954年製作の映画)

4.7

貧しい時代のイタリアで、ひねった展開はないどころか、ネットもテレビも電話も出てこなくて、ザンパノはただのDV野郎で、ジェルソミーナはそれに抗う力もないのに、心に絶対的な爪痕を残す映画。
イル・マットと
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.3

まだ現実にないテーマをSFで議論の俎上に載せる。
自分の可能性が未知なことってあらゆる意味で救いになっているんだと思い知った。
どう頑張っても夢は叶えられないと最初からわかっていることも、当然偉業を達
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7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

3.9

夢に溢れて軍に飛び込んで、こんな境遇に置かれた人が沢山いるんだろうか。
戦勝記念パレードの人たちが、言いようのない暗い顔をしている冒頭場面の意味がよくわかる。

めがね(2007年製作の映画)

4.1

奄美の南国な雰囲気と、良い味すぎるキャラクターがキリキリした主人公を癒す。
私も黄昏るためだけにこの島に行ってみたい。。。

オンディーヌ 海辺の恋人(2009年製作の映画)

4.0

難しいことはないんだけど、世界観づくりと自然な展開に引き込まれて、オンディーヌの正体から目が離せなくなる。最後までアイルランドの雰囲気に気持ちよく呑まれたまま終われる。

死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

3.8

賛否両論あるだろうけど、若くして妻になり母になった背景を思うと一刀両断にできない。
身近な人に言いたいことをあまり言わないからこそ、こういう行動に出たのかなと思う。

デッドマン・ウォーキング(1995年製作の映画)

4.3

死刑制度廃止を求めるシスターと、快楽のために殺された若いカップルの遺族、加害者の死刑囚をめぐるドラマ。
遺族の苦しみや処罰感情、死刑囚の死にたくない気持ち、多方面から客観的に描いている。
被害者が殺さ
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BIUTIFUL ビューティフル(2010年製作の映画)

3.9

主人公の人生がしんどすぎて観るのが辛い。
俳優ハビエル・バルデムの姿を初めて観て、凄さを思い知った。
これほど辛くても必死で生き続けられるのは、終わりがあるとわかっているからかもしれない。
トップシー
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エスター(2009年製作の映画)

3.9

怖かった。笑
ミステリーの要素が面白いので、普段ホラーをみない人にも優しい。
ハラハラしたし、とにかく主人公とマックス助かってくれ!!という気持ちで最後まで観た。

ハゲタカ(2009年製作の映画)

4.0

中国の無名ファンドが突如日本を代表する自動車メーカーに敵対的買収を仕掛ける。ホワイトナイトとして鷲津ファンドが参戦。
「この国では裁判所までが感情で判断を捻じ曲げる」という序盤のセリフが耐えがたい。ほ
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.8

クリストフ・ヴァルツの怪演が凄い。マルチリンガルなのもかっこいい。
ストーリーは正直荒唐無稽。笑
ドイツ人の国際派俳優って、共演のダイアン・クルーガーやダニエル・ブリュールも同じく、ネイティブかのよう
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.0

桐島出てこないけど、神木隆之助と東出昌大の対比が良かった。
別にプロの映画監督になるかはわからなくても好きだから映画を撮る子と、プロになるわけじゃないのに野球やるのかと悩む子と。
松岡茉優ちゃん演技す
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