りきおさんの映画レビュー・感想・評価

りきお

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海街diary(2015年製作の映画)

4.1

映画全体を通して自然な仕草や空気感がとても良かった。昔ながらの古い家や桜並木、風鈴など日常の日本らしい美しさが感じられる映像。異母姉妹の4人が少しずつ本当の家族になっていく姿に感動した。

ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

4.0

楽器を使うバンドとの勝負になったが、やっぱりアカペラにはアカペラの良さがあるなと再確認。どんな表現形態でも音楽に変わりはないし、音楽の楽しさがにじみ出てた。
3作品通して、苦楽を共にした仲間というのは
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ピッチ・パーフェクト2(2015年製作の映画)

4.6

前作に続いてこういうアカペラしたいなと思えた。振り付け、衣装がここまで揃うとビジュアル的にもすごい良いなと感じた。リフオフがかっこよくてやりたくなった。
PentatonixとThe Filharmo
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

4.5

自分もアカペラをやってるからか、胸が熱くなる青春ストーリー。パワフルなアメリカ女子大生の奮闘が凄く良い。たまにコミカルで笑いもありながら、ステージでの演奏では最高にハモってる。
全身を使って表現してる
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

4.1

コロナ感染問題が深刻になっている今だからこそ内容が刺さるように感じる映画だった。
陰謀論やデマがネット中で流れ、恐怖がウイルスより先に物凄いスピードで広まっていく。それにより様々な場所で起こるパニック
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.8

コメディの割にはリアルでシビアな設定だなと思った。しかし実際に同じことが起きたら途方に暮れる人が多くいることも確かだし、そうなる可能性も全然あると感じた。文明の利器に頼るようになってから、人は生きる為>>続きを読む

ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

3.7

1.2.3と3作品続けて観たこともあり、前の2作に比べ勢いが物足りないようにも思えた。二日酔いで記憶ゼロからのスタートという設定もなかったし。
ただ、笑える場所も多いしアランの成長?がよく分かったしハ
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ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

4.0

良くも悪くも前作同様の流れ、展開、結末という感じ。バチェラーパーティーで羽目を外さないはずが、ドラッグのせいで大荒れって展開は目に見えたが好き。ドラッグやるとあんなにイカれたこと平気でやってしまうのか>>続きを読む

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

4.2

男の仲間はいつになってもこんなアホをして最高に楽しめるのかもしれない。クレイジーで超イカれた二日酔いだが、記憶のピース探しをする気持ちにどこか共感できる部分があった。
警察沙汰にはならない程度で好き放
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そして父になる(2013年製作の映画)

5.0

これもやはりまた二元論では考えられない問題。是枝監督のDISTANCEを見た時にも感じたことだが、家族を形成するのは血縁関係のみではなく相互を思いやる心の距離も非常に大切なのだと改めて感じた。
映画後
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二重生活(2016年製作の映画)

3.7

伝えたいことは論文の内容だと思うがしっかり理解できないまま終わってしまった。
哲学的尾行、理由のない尾行であったとしても、尾行という行為自体決して良いものではないと思うが、その一方で主人公と同様に僕自
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.6

人間の脳の機能は普段10%しか使われていない。しかしそれが100%使えるようになったら人間はどうなるのか。非常にスケールが大きな謎の話であり、知的欲求心が掻き立てられる映画であったが、あっけなく終わっ>>続きを読む

クローズEXPLODE(エクスプロ―ド)(2013年製作の映画)

3.0

前作に続けて観たので少し残念。
前作まででしっかり出なかった後輩が少し関連してくるかと思っていたが全く関係なかったし、構成や演技も残念な点があった。
前作までのキャストもごく一部出ていたが少し無理やり
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クローズZERO II(2009年製作の映画)

4.1

前作に続けて観たが、こちらもカッコよさに痺れた。喧嘩のシーンに迫力があった上に、前作より敵の規模が大きくなった為、盛り上がりも増したように感じた。
前作から続いてる部分もらある為この作品だけ観ても分か
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クローズZERO(2007年製作の映画)

4.0

男がハマって見てしまうような映画だった。
小ボケみたいなのが少しだけ入ってたが原作の漫画だともう少し入ってたりもするそうなので、原作を読みたいと思った。
キャストが豪華でビジュアル的にカッコいいだけじ
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.8

今を大切に生きよう。そう思えるいい映画だった。タイムトラベルできなくても、余裕を持って少しいつもより周りに気を配るだけで幸せは見えてくる。その幸せを噛み締めて、1日1日を過ごしていきたいと思った。

奇跡(2011年製作の映画)

3.9

家族が全員一緒に暮らせることの幸せを感じた。決して裕福ではなくても、毎日喧嘩をしていようと、それは幸せなんだなあ、と。
大人の知らないところで子供は成長するし、大人が思っている以上に子供はいろいろ考え
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空気人形(2009年製作の映画)

3.9

"心をもつことは、切ないことでした"
中身が空っぽのはずの人形が心を持ったことによって知り得た様々な感情。ふんわりと優しくどこか切ない音楽からも世界観を感じた。
他者との関わりを避けあるはずの心がなく
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.5

家族だからこそ感じる苦しさや痛みというものをとても感じた。少し怖いなと感じる程に。
ほとんどの人が他人の死や不倫などは普段ゴシップとして楽しんでいるが、実際自分の家族になると家族が故に苦しく痛みを伴う
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感染列島(2008年製作の映画)

3.8

コロナが流行している今だからこそ刺さるものがあった。医療関係で働いてる人の苦悩、大変さが痛いほどに感じた。いままで思っていた以上に感謝しなければならないなと思った。
未知のウイルスの怖さを改めて感じる
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

4.0

上手いこと流れに乗せられて見ていたが最後で良い意味の裏切り。大どんでん返し最高だった。
22年間での変化を街の風景や映像、ニュースで分かりやすくしてたが、その中でも伊藤英明がすごい。41歳で27歳役演
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ミュージアム(2016年製作の映画)

4.1

すごい緊迫感のあるサスペンスで見ていてハラハラ。フラグの回収や展開も分かりやすく良かった。終盤になるにつれて緊迫感が増していき、とても楽しめた。最後のシーンは純粋なハッピーエンドではなかったが、それも>>続きを読む

HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.4

超絶くだらない。が、笑ってしまう。下ネタがこんなに不快感無く聞けるのには驚き笑笑
実際に撮影していると考えると尚更笑えてくる。
鈴木亮平もさすがだがムロツヨシや佐藤二郎はオモロさの塊笑笑

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

4.0

ホラーコメディ新感覚で面白いけどかなりグロい。タッカーもデイルも優しくて良い奴なのにアホな大学生の勘違いで殺し合いになるスレ違いっぷりはアンジャッシュのコントみたいだった笑笑
こんな休暇は本当に嫌だ笑
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DISTANCE/ディスタンス(2001年製作の映画)

4.3

一度見ただけでは理解しきれないが、血縁関係がありながらも心の距離が遠く絆が弱い現代社会の"家族"と、赤の他人でありながらも価値観の共有や共通の想いによって"家族"となり得たカルト教団信者達の対比によっ>>続きを読む

ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

4.4

ドキュメンタリー感がすごい。フィクションとの中間。是枝監督の虚構世界観。
自分自身もこのような観点から自分の人生を振り返ったことがなかったが、この映画を観て人生誰しも楽しいことの1つや2つあるものだし
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幻の光(1995年製作の映画)

3.8

自殺する理由はそれぞれだと思うし本意は死人しか知らない。自分自身では自殺したいとは思はないし思ったこともない。ただ、人は時として不意にそういう衝動に駆られる時があり、それに抗えなかったが為に死んでいっ>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

5.0

家族の定義ってなんなんだろう、そう考えさせられるし、観終わった後も考えてしまう。
個々がそれぞれ問題を抱える力のない存在でも、同じ屋根の下生活することで築き上げた強い絆で社会という大きなものに立ち向か
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凶悪(2013年製作の映画)

4.4

殺し方が酷い。実話なのが信じられない。
死刑囚の取材を続ける記者がだんだんと凶悪に染まっていき自らの家族を顧みないようになる描写にも怖さを感じた。
2度と観たくないとも思うが、その怖さが面白くも感じる
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告白(2010年製作の映画)

4.0

殺人ループ。壊れた3人の母によって繰り返される殺人と、人間味のない登場人物や気味の悪い雰囲気が怖い。少年犯罪やいじめ、HIV感染や幼児虐待などの社会問題が浮き彫りになっていたが、観終わったあともあまり>>続きを読む

誰も知らない(2004年製作の映画)

5.0

実際にあった事件をもとにしていると考えると胸が痛い。このような事はもう起こって欲しくないと思うが、作品中では道徳的なジャッジは下されなかった。あくまでも、観た人がそれぞれ多角的客観的に考え、自分の問題>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

5.0

末期がんと宣告されながらも家族のために全力で生きる母の姿に感動した。残り少ない命でありながらも娘たちを成長させた母の深い愛はとても偉大だと思う。
また、いじめ、シングルマザー、連れ子との関係性など、現
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