はちゃらさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

はちゃら

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灼熱の魂(2010年製作の映画)

3.9

ドゥニ・ヴェルヌーブ監督らしいスタイリッシュかつ重みのある作風で、非常に完成度は高いし、本来ならもっと高評価にしても良い映画だと思います。

ただ、子供達が自分たちの出生にまつわる真実を知ることを渇望
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グレートウォール(2016年製作の映画)

1.0

マット・デイモンが罰ゲームで出たというなら納得のいく映画。

予算をかければよいというわけではない。

来る(2018年製作の映画)

4.1

お祭りにして血祭りなホラー。湿度の高さよりエンタメ性の高さを優先した内容。基本怖さ
は抑えめな印象ながら、シーンによってはPG-12限界に挑んでる感もある。
豪華俳優陣も体当たり感がしっかりあって、
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シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

3.8

前情報ゼロでWOWOWでやってたので見ました。
酷評している人が多いみたいですが、自分は割とB級感楽しめました(笑)
アンハサウェイ扮する主役の女性が思いの外、尻軽な描写はちょっと残念やったなぁ←そこ
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

いい映画。
実写化作品としては優秀!

クリストファー・ロビンの心象がとても共感できる。
社畜からリベラルにシフトしていく様が
気持ち良い。

霧のシーンで怒るクリストファーが自分を見ているようで、泣
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10億ドルの頭脳(1967年製作の映画)

2.5

若き日のマイケル・ケインがたっぷり見れる。
北欧の景観などを楽しめる。

でもスパイ映画としては単調で、
娯楽映画を期待して見ると残念に思える。

レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

3.9

レミーの「料理を作りたい」という情熱が、全編に渡ってただひたすらに眩しい輝きだった。

覚えた料理はラタトゥイユ。

サスペリア PART2/紅い深淵(1975年製作の映画)

4.0

邦題詐欺でパート2ではないんよね。サスペリアとは全く別の、完成度の高い推理サスペンス。

有名な人形ランニングのシーンとか正直どうでもよい(笑)くらい、真面目なストーリー構成。

主人公は不法侵入のプ
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サスペリア(1977年製作の映画)

4.5

初見から20年以上見直してなかったので、リメイク版公開前に改めて鑑賞。

凄まじい!アメージング!
何より素晴らしいのは、
もはやリアリティなど求めない、非現実的でどこまでも攻め続ける「色使い」。
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キック・アス(2010年製作の映画)

3.7

クロエちゃんが愛らしい映画。

キングスマン好きなら楽しめる。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.9

ギリシャ神話をモチーフにしているとのことで、詳しい方のレビューを見ると「なるほど!」となるので、あえて自分はそこに触れませんが…

とりあえず旦那がひどいよね。
子供達のエゴなんて可愛いもの。
グルグ
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.4

曲は非常に良い。キャッチーで英語に弱い人でも聴き入る楽曲ばかり。

俳優陣のクオリティも高い印象。

ただ、「産業革命期という時代背景」と
「楽曲の最近っぽさ(EDMバッキバキの感じ)」
のミスマッチ
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猫の恩返し(2002年製作の映画)

3.5

ほのぼの映画と予想してたら、思いの外動きの激しいアクション!

さらっとしてる!

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

「家族(先祖含む)を大切にしよう」ということを、あまり説教臭くならないようにまとめている、秀作。

個人的に良かった点
・ひいひいばあちゃんのツンデレ感
・鐘のシーンへの印象が鑑賞1回目、2回目でガラ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.8

この映画を批判することほど、野暮なことはないでしょう(笑)
低予算で、ほぼ無名な俳優のみを起用し、「脚本の完成度」と「俳優の演技」の質の高さで、真っ向から勝負している勇ましさ。
伏線回収も非常に気持ち
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.6

全6作、映画館で観ているくらい好きなシリーズですが、最新にして最強と言わんばかりのイーサン無双。
予告で大々的に宣伝されている高度約8000mからのヘイロージャンプは、鑑賞前は正直そこまで期待してなか
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追憶の森(2015年製作の映画)

4.0

好みが分かれるかも。個人的にはすごく好き。弱ってどんどんHPが減っていく渡辺謙といえば「インセプション」ですが、この映画もなかなかのダメージ感(笑)
夫婦の描き方、良い。

オブリビオン(2013年製作の映画)

3.8

厨二なSFネタを、真剣にこれでもかと本気でやりきった快作。

話の展開もテンプレ感が強かったけど、まあこういう映画に変などんでん返しとか期待しないでよいと思います。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.9

海辺(江ノ島?)のシーンは泣ける。
そこが、ピークでした。

最後、なんだかなぁ…。
思いきってるけど、なんだかなぁ…。

劇場版ポケットモンスター みんなの物語(2018年製作の映画)

4.6

斬新な展開とか、孤高のオリジナリティがある映画ではないし、どちらかというと「お約束」をしっかり踏襲していくストーリーだけれども、人物描写・ストーリーのテンポ感・映像美に関してはファミリー向け映画として>>続きを読む

ザ・テロリスト 合衆国陥落(2014年製作の映画)

2.8

夜中にテレビでやっていたので事前情報なしの鑑賞。
犯人の言い分は分からないでもないし(俳優の演技力も高かった)、冒頭の路上で淡々と通行人を打つシーンとかも衝撃的っちゃ衝撃的かもしれないけど、
何より映
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アゲイン 28年目の甲子園(2014年製作の映画)

4.0

脚色されすぎない、現実感の強い映像の中で、ふとした感動を与えてくれる作品。

負けることすらできなかった、っていうのは考えさせられましたね。

魅力的な役者陣の中でも、門脇麦の演技力が光っていた。

ジオストーム(2017年製作の映画)

3.0

思いっきりハードルを下げて観ていたので、予想よりは楽しめました。
CGの使い方とか、脚本のステレオタイプさが非常に残念ではあるけど、二人の息子を持つ身としては兄弟愛の描写は仮に薄っぺらくても、ついつい
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

ホラー大好きなので、やや辛口寄りになってしまいます。

出演者の方々の個性、演技は秀逸。
各々の表情がこの映画の肝といえる
だけあって、本当に素晴らしい。

インシディアスとかの制作していた人が関わっ
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.2

一作目が凄く好きなだけに、結構期待して観に行きましたが、二作目も個人的には期待を裏切らず、楽しめました!

深く考えずに、それぞれのキャラの魅力とカメラワークをただ楽しむべき、
1級品のB級映画。
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.2

シリーズを月並みに観てきた人間なので、マニアックなことは語れないですが、
期待のハードル上げて観に行った結果、すごく良かったので、満足です!批判が多い作品なのは理解していますが、ジョージ・ルーカスも「
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

感想を箇条書きにしてみました。

コヴェナントあるある

・タイトルロゴ出しが懐古主義的でクール!
・冒頭の宇宙船の太陽光パネル(マスト?)はなんとなくダサい(笑)
・とにかく主人公のチームは自業自得
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.9

クリストファー・ノーラン監督作品は割と好きな故に、ちょっと偏った評になるかもしれないです。

戦争映画としては正直、ハンス・ジマーの音楽無双が良いとは思いません。(純粋に音楽として評価すれば、素晴らし
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キャビン(2011年製作の映画)

3.0

ホラー映画フリークに受けそうなオマージュを多々散りばめた作品、と言えば聞こえはよいですが、どうも全体的に散漫になっている気がします。(逆に言えば「死霊のはらわた」テイストがもうちょっと薄めでもよかった>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.9

秀逸な脚本、演技、美術。
ただこの映画(というよりドゥニ・ヴェルヌーヴ監督)が優等生すぎるが故、どうも全てのシーンを俯瞰で見てしまって土着感というか人間のきな臭さが漂っていない気がする。
(映画「メッ
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

4.0

茫漠と続く「回り道」の物語。
(約1年という期間がまた良くて、普段自分の日々生活する中での1年って短いと思うけれど、人から見ればけっこう色んなエピソードあって長いのかもって思いました。)

男視点的に
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ノロイ(2005年製作の映画)

4.0

個人的に脚本構成と美術周りが秀逸だと思う。手ブレ感からして「ブレアウィッチ・プロジェクト」を彷彿とさせるが、それより面白いと思った。ただ、肝心の禍具魂(というか仮面)のデザインが「もののけ姫」のコダマ>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アニメ版は過去に見たことあった上で、吹替にて鑑賞。

冒頭、ディズニーのロゴかと思わせといての本編導入から力の入れようが違うと思わされました。
CGといい、マンパワーといい、全てがパワフルに演出された
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