Hamanさんの映画レビュー・感想・評価

Haman

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セイント・クララ(1996年製作の映画)

3.5

予知能力のあるサイキック少女と不良少年がボーイミーツガールで終末ランデヴーなSF。恋の始まりが世界の終わりっていうロマンチックさに胸キュンが止まらないんだけど演出その他がけっこう独特で面食らう。本国イ>>続きを読む

黒い太陽七三一/戦慄!石井七三一細菌部隊の全貌(1988年製作の映画)

3.6

細菌生物兵器の研究、開発のため非人道的な人体実験を行っていたとされる旧日本軍七三一部隊を題材にした香港スプラッター映画。

解剖シーンで本物の死体を使用したり、ペスト感染してるネズミの大群に猫を放り
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死化粧師オロスコ(2000年製作の映画)

3.7

ガチ版おくりびと

死体写真家の釣崎清隆がコロンビアの危険地区カルトゥーチョで最長老の死化粧師オロスコ氏の仕事を取材したドキュメンタリー。

腹を割いて臓物を取り出し丸洗い、防腐処理のため内臓と脳
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ミラーマスク(2005年製作の映画)

3.2

世界観が爆発しててすごい。ヒエロニムス・ボスの絵画に入り込んだような悪夢的夢幻世界を半永久的にずっと見せられるから胃もたれすんでこれ。
CGがかなりチープなんだけどその違和感が翻ってずっと胸をざわつか
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猫に裁かれる人たち(1963年製作の映画)

3.8

もっと猫に頼りきった退屈映画だと思ってたしそれはそれで猫目当てのこちらとしてはモーマンタイだったのだけど、思ってたよりも摩訶不思議映画してて楽しかった。
突如として街にやってきたサーカス団と猫。その猫
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吸血の群れ(1972年製作の映画)

2.5

サメが襲ってくるからサメ映画、ワニが襲ってくるからワニ映画。その点で言えばこの映画はカエルヘビトカゲワニクモカメヒルサソリ映画なんで優勝でよろしいんじゃないでしょうか……!!!
もっかい漢字で書くけど
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.8

めちゃんこ大人が判ってくれない映画。あれですねえ……大人と子供の間には深くて暗い川が流れてんですねぇ……子供にとって退学はこの世の終わりだし暗闇も暴風も番犬も連体修飾語に「地獄の」が必ずつくほどホラー>>続きを読む

アンチヴァイラル(2012年製作の映画)

3.5

日によっては体調によってはすごくビビビときそうな色気に満ちた映画でなんだろう脳内にダイレクトアタック系というか良い意味で雰囲気映画。
セレブの病気を狂信的なファンにウイルス感染させる仕事ってなんぞこれ
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ガルシアの首(1974年製作の映画)

3.9

言うなれば首を求めて三千里。大富豪の娘を孕ませたために100万ドルの懸賞金をかけられたガルシアの首を追う男達。そこにあるのは愛と死と暴力と大量の蝿で舞台は案の定メキシコで。渇いた質感の血生臭い暴力的な>>続きを読む

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

生活。
メタ構造とか言いたいこととか『Air/まごころを、君に』とそこまで変わってないように思うけど、旧劇より庵野の物腰が柔らかくなっていてストレートに伝えてくる。押井守が庵野秀明は自分のキャラクター
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決死圏SOS宇宙船(1969年製作の映画)

3.7

『サンダーバード』のジェリー・アンダーソンが初めて生身の人間で撮ったらしい特撮作品。かなり格式高い古典SFみたいな題名とジャケットしてる癖して蓋を開けてみれば超弩級のえげつな不条理物語で普通に引いた。>>続きを読む

サン・ラーのスペース・イズ・ザ・プレイス(1974年製作の映画)

3.0

超現実的宇宙音楽の創造者サン・ラーが脚本・音楽・主演を務めるカルトSF。まあとりあえず前衛フリージャズの人なんだけど、映画もその演奏形態をそのまま映像化したかのように様式の破壊がすごかった。
ストーリ
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ナタ転生(2021年製作の映画)

4.5

封神演義をベースに『AKIRA』と『マッドマックス 怒りのデスロード』と『ジョジョの奇妙な冒険』を足して化学調味料を極限までマシマシにした中華三昧CGアニメ。

封神演義の知識が0なので登場神の背景な
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ゾンビの怒り(1973年製作の映画)

4.3

インド人の魔術師がブードゥーゾンビを操る話。

めっちゃ面白かった。いや大筋はつまんないんだけど演出だったり画的な面白さが殺人的。
美術やメイクは完璧にゴシックしてる黒魔術シーンなのに場所だけコンク
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未知空間の恐怖/光る眼(1960年製作の映画)

3.7

すごい馬鹿みたいな感想だけど光ってる眼がめっちゃよかった。
虎とかの夜行性動物みたく光が反射して瞳だけが浮き上がる様子がモノクロ画面にかなり映える。怪奇映画の根元的な不気味さがあって痺れるです…
お話
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利休(1989年製作の映画)

3.1

利休ってより秀吉の目線で観ちゃったな。卑しい身分出身がゆえコンプレックスの塊となり風流人利休への憧れを誰より持ちながら、金の茶室なんかの煌びやかな成金趣味で権力を誇示しようとする。そういった絢爛な派手>>続きを読む

スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)

4.0

宇宙人を素手で殺す格闘宇宙戦記。噂には聞いてたけどあの前作からなして面白くなってんだよ…て思ったらば、人類拉致型宇宙船がラオスに墜落してそこには宇宙人に肉弾戦闘で勝てちゃうシラットマスターがいた…二人>>続きを読む

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.9

脳機能停止してダニエル・ラドクリフとサマラ・ウィーヴィングを愛でるだけの映画とは聞いていたけど正にその通りじゃないですか。
ポッタリアンとしてはラドクリフに触れたい所だけどもひとまず置いといて、眉なし
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バスケット・ケース3(1992年製作の映画)

4.0

異形のベリアルがもっと異形に魔改造されて進化できるんだから人間の可能性は無限大。
始まりから前作の衝撃的なオチを全くもって有効活用してなくて笑った。単純にフュージョン状態のあそこからお話をまた作るのダ
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(2017年製作の映画)

2.4

海が聞こえる!海を思えばそこはもう海!UMI!海ない県だろうと海が聞こえる!だからプールへ行きたい!でもパイは食べない!そんな話。
そんでアマプラの糞字幕はいい加減にしろ。

北の国から'92巣立ち(1992年製作の映画)

4.9

田中邦衛の放尿シーンでオープニングに入ったり高倉健の前で童貞を捨てさせたり、センスが凄すぎる。

蛍は良い子だから五郎と一緒にいるとなし崩しに富良野に残ってしまうことを自分でよく分かってるからあんな
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北の国から'89帰郷(1989年製作の映画)

3.7

噛み砕いて言えば「ヤンキー富良野へ帰る」でお話としてけっこう苦手な回。なんかシリーズで一番痛々しいというか。
この当時の東京人がマジであんな感じなのかも知らんけど、登場人物の動作のどれもがトレンディで
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北の国から'87初恋(1987年製作の映画)

4.0

ただでさえ面倒事が服を着て歩いてるような純が思春期突入でとんでもない事になるかと思ったけど純本人の犯行は今回はわりと控え目。お話としては好きな女の子が友人と被ってしまったことを伝えられずにズルズルとし>>続きを読む

まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

4.6

カルト的傑作と呼ばれるのも納得の白日夢みたいな世界観ですってん転んで迷い込みたい…根本的にこういう映画が好きなんだと思う。というか観てそう思った。
時限爆弾によって全住民が避難しもぬけの殻となった街に
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ライブ・フレッシュ(1997年製作の映画)

2.8

一発の銃弾が男女5人の人生を狂わせる話。
それぞれ一方通行の純愛がそれこそ弾丸のようにほとばしるのだけど、かなり情熱的に他人に寄りかかるのはスペインていうお国柄なのかしらん。全員片思いで発狂してる言う
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スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.9

復讐物で人が数珠繋ぎにバタバタと死んでいくのに、どこか牧歌的な空気が流れていて心地よい…死んだ後にその人のあだ名と本名を暗転した画面に逐一載せて弔ってくれるあれにめちゃくちゃR.I.P.みがあって、つ>>続きを読む

スカイライン-征服-(2010年製作の映画)

2.1

『クローバーフィールド』からPOV要素と面白さを引いて÷2した感じ。最後だけちょっと面白くなってるから終わりよければ全て良いわけねえだろ。ふぁっっっく!!!!

黒い蠍(1957年製作の映画)

3.4

巨大サソリは目が血走ってるし涎はダラダラだしで普通に怖え。執拗にサソリの顔面アップを繰り返すから相当にその出来映えを自慢したかったんだろう。めっちゃ良いです。
サソリの他にも全長9メートルのミミズやカ
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クロノス(1992年製作の映画)

3.6

お爺ちゃん子だった自分には何とも…何とも!な映画だった。
絵に描いたような好好爺の老紳士が化け物へと変貌していくのを見るのは忍びないし、それを仲の良かった幼い孫娘が目撃してる構図はかなり切ない。それで
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バスケット・ケース2(1990年製作の映画)

4.1

肉瘤お兄ちゃんの品質が向上してる…
一作目に大してハマらなかった人間なんだけど、これは別方向の安っぽさで俗悪ムービーにメガ進化してたからかなり好みのやつになってた。前作が深夜に観たいショック映画ならこ
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ザ・レイド(2011年製作の映画)

4.0

入ったら二度と出られないと謳われた九龍城に迷い込んだら…とか妄想しては勝手に恐れおののいて生きてきたんですが、九龍城よりもこっちの麻薬王マンションの方がどうにも脱出の可能性が低そうな気がして震える。>>続きを読む

北の国から'84夏(1984年製作の映画)

4.8

文学性高くてめっちゃ好き。今までも何度もお通夜みたいな食卓風景があったけど歴代屈指で地獄の食卓してるんじゃないでしょうか。純は本当にザ・人間て感じのへなまズル行動で人類の業をこれでもかと背負ってくれる>>続きを読む

北の国から '83冬(1983年製作の映画)

4.2

冒頭20分くらいはめっちゃつまらんし蛇足じゃまいか、てか脚本からキャストから全員が仕切り直しに浮き足立ってるように見えて少し萎えてたんだけど、物語の起爆剤がもの凄い勢いで発火してからはめっちゃ面白くな>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.5

初っぱなからめっちゃごちゃごちゃしてて付いていけん…て思いながらも殺人鬼まで優しいリベラルワールドは完全に理想郷のそれで新時代の幕開けハッピー!を濃縮果汁で浴びさせられた感じ、とりあえず観終わったらハ>>続きを読む

コモド(1999年製作の映画)

3.0

コモドドラゴンが襲ってくるってことを除けばかなり地味なアニマルパニック。
VHSのザラついた画質で観たからかもだけど、コモドドラゴンのCGが思っていた以上によく出来ていて驚いた。実在感というあの肌のぶ
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