金田一少年みたいな入りから後半は「鬼畜にも勝る所業…許せん!」って5回ぐらいは確実になるダイナミックさ。これは歌舞伎になる。
主人公の見た目の仕上がりがめちゃくちゃ2010年ごろっぽいのが気になった。何故なんだ。
よく考えたら話進んでないんだけど一作目はプロモーションビデオみたいに割り切ってキャラを丁寧に描いて冬の北海道っていうロケーションもんふんだんに活かした展開にしてるのがゴージャス。
冬映画の定番として毎>>続きを読む
手に汗握るパンの売れ行き。
オチの付け方が戦争やる国のビター展開って感じで敗戦国の日本人からは出てこないなと思った。
言葉で表現しにくいんだけど絶妙や野暮ったさが80〜90年台の王道野暮ったい中堅洋画の空気を感じさせる、信頼の置ける野暮ったい映画。児童館のDVDコーナーにこの先20年は置ける。
予告を見る限りそれぞれ理由があって貧しい人達が身を寄せ合って田舎で共同生活していく生き方もいいよねみたいな映画かと思ってたけど全然そういうわけでもなかった。
15年前ぐらいならわかるけど現代でこういう>>続きを読む
話と綺麗な美術とドライな演出と役者の熱演も相俟って「嫌な話でっしゃろ〜?」感が前に出過ぎてて、全シーンが嫌な伊右衛門のCMのような完成度。
現代で言うところの池井戸潤風企業ドラマ。
時は90年代。貧困問題、労働問題、セクハラ訴訟、大手投資会社の乗っ取り等次々に難題が襲い掛かるアメリカ食品業界を日本のカップラーメン会社の特に何の切り札も持>>続きを読む
こんなにもてらいもなくゲームをストレートに作って大ヒットするんだったらもうゼルダの企画とか動いてそう
お金と車取られて後ろ手に縛られて、これで解放されると思ったら滅多刺しにされるんかい!!って心の中でツッコミながら死ぬのめっちゃ嫌だなと思った。
1930年版が結構好きだったんだけど、かなり違う感じなんですね。戦争の悲惨描写は濃くなってるけど味は薄味になってるような。同じようなシーンでもやはり古典の名作として映画の歴史に残る向こうは映像的ミラク>>続きを読む
「なんでクェスそんなすぐ着いていくん?!」とか冷静に考えたら多分100個ぐらい展開に納得できない所はあるんだけど、マジさは本物。本物の映画。
よくよく考えたらおじいさんが若者を演じて若者がおじさんを演じている。
アムロがガンダムで早く登場しすぎるとドラマにならないので一回溺れさすの大胆で笑った
序盤の溺れてる子供を初対面の2人が軽い仕草で合図して協力して助けるんだけどその助け方がめちゃくちゃ複雑で笑った。図で説明されないと無理なやつ。
後半の感動的なシーンのあと低いヒモ使って救出に行くシーン>>続きを読む
スポーツ漫画史上でも最高峰の試合である山王戦と現在の井上雄彦ドラマが夢のドッキング。
山王戦を完全再現しただけでそりゃドラマ的にもスポーツの展開的にも究極だし、新規のドラマパートが暗いとか重いとかって>>続きを読む
開始10分ぐらいで「これは…今回は高橋ヒロシ先生脚本に入ってないな!?」と気付きました。
仲間がやられた時の鳳仙のリアクションが今回描かれてなくて、やっぱりお客としては味方がやられるシーンはその仲間の>>続きを読む
「隠してるけど実は病気なんじゃ…!?」ってネタを一話の中で2回やってもいいんだというのは発見だった。
昔のホームドラマのように一見関係ない日常パートが沢山出てくるけどどれも最後にテーマに関係あるような>>続きを読む
演技、キャラクターともに中島歩がとにかく良かった。中島歩のアドリブ浮気弁明シーンは弁慶の勧進帳並みに手に汗握るものがあった。
やはりアメリカはクソな判事も日本とはスケールが違う。アメリカはでっかい国やで。
時系列の見せ方がちょっと特殊だし、意外と小さい話のスケールとか、舞台用作品っぽさが色んなところで垣間見える。とにかく舞台っぽい。
包丁を投げてくるタイプのヒロインは斬新だった。
このレビューはネタバレを含みます
YouTuberに感じる「なんかヤな感じ」の全てを端から端まで、余す所なくパンパンに詰め込んだ映画。YouTubeという巨大な虚構、虚無なシステムにひたすら突き動かされてチキンレースを続けるインターネ>>続きを読む
とにかく中村倫也と柄本佑が抜群に良い。
人生の重大な決断はクライマックスの柄本佑の「…………ハイッ!」の間で乗り切って行きたい。
音楽ライブ要素を取り入れたりいま大人気のadoを起用してシャンクスの娘って設定つけたり、マーケティング上のヒットさせる為の「都合」を物凄く感じるけど、実際観るとまったくストーリー上も矛盾なく全て機能さ>>続きを読む
こち亀をベースにした当時流行っていた香取慎吾主演ファミリードラマテイストと、こちらも当時流行ってた「踊る大捜査線」を頂点とするフジテレビ系ポリス映画テイストをちょうど1:1で混ぜ合わせたような、ある意>>続きを読む
一言で言うなら全員岸部一徳じゃないかってぐらいドライでオフビートな空気感のユーモアが実に決まっていて個人的には掘り出し物の映画だった。
とにかく会話がウィットに富んでいる。
宮沢りえのヤバいけどギリギ>>続きを読む
映画としての大きな流れはあまり感じず思ってた以上に小さいシーケンスを沢山出しては解決してく、CMのドラマみたいな手触りの映画。
それを歌っていうテーマでダイナミックにまとめた感じになってて、すごく今の>>続きを読む
途中明らかにロッキーのオマージュと思わせるシーンがあり、最後の走ってくシーンもそういえばロッキーを彷彿とさせるし、うだつの上がらない人生でたった一つのチャンスから栄光を掴む話なので魚版ロッキーなのかも>>続きを読む