荒巻セントラルプラザさんの映画レビュー・感想・評価

荒巻セントラルプラザ

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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.4

X JAPANの「紅」(Blue Blood版)はフル尺6分19秒。
その内
歌の入りまで1分11秒
ギターソロ1分06秒
YOSHIKIのドラムソロ5秒

と非常にカラオケで無となる時間が多い曲。
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海がきこえる(1993年製作の映画)

4.8

~あらすじ~
主人公の大学生・ススムには、高校時代から付き合っている彼女・エリカがいた。しかし、ひょんなことからエリカは東京の大学で出会ったチャラい先輩と関係を持っていることを知ってしまい・・・。
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.8

4期まで「ハイキュー」をアニメで楽しんできた私。
しかし以降が劇場版で製作されると知った時「どう考えてもカットされまくるだろ」と不安感を抱いた。
その結果「もうこれ期に原作を楽しむしかない」と全巻を一
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.8

タイムリープ物が溢れる中で、新しい一歩を踏み出した一作。

仕事と趣味、そして生きがいという社会人ならば誰でも唸ってしまうテーマを描いているのだけど、とにかく終盤に出てくるアイテムが全てを持っていく。
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.7

冒頭「下北沢トリウッド」のロゴを見たせいだろうか。
映像の質感にも「うん、下北沢っぽいな」
小劇場っぽいノリの会話にお「おお、下北沢っぽいな」
と安易に思ってしまった。
京都なのに。

EDが「くるり
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“それ”がいる森(2022年製作の映画)

3.5

「それ」の正体、というかデザインがすごい。
90年台の映画かと思った。

つまり「学校の怪談」のような子ども向け映画なのか。ほのぼの子どもたちのジュブナイルを楽しめばいいのか。
と思いきやバンバン人が
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X エックス(2022年製作の映画)

3.5

若者のセックスはエロいが老人のセックスは怖い、という残酷さを突きつけてくる映画。

全くもって笑えない、人生が時限爆弾である恐怖を考えさせられてしまう。

こじらせずに生きることは難しい。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.6

16ミリフィルムのルックてかっこいいな。
岸井ゆきのの無の表情と、笑ったら笑ったで心から笑ってる感じがいいな。
荒川区の風景てこんな感じなんだ。
やっぱ三浦友和はありがたみがあるな。
弟と弟の彼女と踊
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

2.8

ロケ車に乗るまでのワクワク感は凄かった!
鬼村のキャラはよかった!
その要素いらなくない?と言う部分が気になり後半楽しめなかった!

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.7

劇場版「ゴールデンカムイ」の超豪華予告編て感じの映画だった。

アニメ版熊CGの件があったので気合の入った熊CGには感動。
しかしCGに予算を使いすぎた結果、杉本の軍帽はフェルト生地になったのだろうか
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.7

正月だからなんかめでたい映画が見たいな、と思って視聴。

最初、凄い予算で作られた勇者ヨシヒコみたいな映画かと思ったら違った。

この会話のふざけ具合は、TRPGをプレイしてる時の、プレイヤー同士の会
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

時は2023年12月30日。
飲み会後、終電を逃した我々は無事に朝を迎える為、新宿バルト9へ向かったのだった。

そんな訳で見ましたゲゲゲの謎。

以前から話題は耳にしており、自分自身もゲゲ郎のキャラ
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バービー(2023年製作の映画)

3.8

メッセージ性が強い映画なんだけどそれ以上に「クレヨンしんちゃん」みたいで良かったです。
ライアンゴズリングのケンが完ぺきです。

この映画を見て「男はすぐ解説したがるって話が身に沁みましたよー。男こそ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

あの山崎監督のゴジラ。
と思ったけど実際自分は山崎監督作品を見たことない。
初の山崎監督作品でした。

とにかくゴジラの出来がいい。
とてつもない迫力。
咆哮の圧。
熱戦放射のギミック。
破壊描写。
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.4

「あのこは貴族」を見た後、何かのバランスをとりたくなって視聴。

「そうはならんやろ😄」という気持ちで見ていたがラストは「そうはならんやろ😠」と思った。



人の死で笑いをとる系の映画は倫理観チェッ
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

5.0

良いとは聞いていたけど本当にとても良かった。

東京で暮らしていると感じる「階層」がわかりやすく描かれている。
関西弁男がいる居酒屋のシーンでは「俺はここだ」と心がシュンとした。

いささか「そうじゃ
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カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)

3.2

2023年のお盆。
帰省から帰ってくると、家の鍵を実家に忘れていることに気がついた。
とりあえず鍵屋さんを呼べる朝までやり過ごすしかない。
困った私は池袋へ。
夏の夜のうだるような暑さの中、たどり着い
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.2

全28巻の青年向け漫画を2時間15分に収めたようなスピード感で突っ走る映画。
とにかく何もかもが速い。
顔も名前も一致しないまま物語が進んでいく。
(その割に長尺で挟まれる「東京忖度シークエンス」。モ
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

3.5

良くは知らないけど、お馴染みのキャラであるタートルズの現代版アニメ。
とてつもないアニメ技術で描かれるタートルズたちがかわいい。
そしてその他ミュータントたちの笑えるほどの気持ち悪さ。
子どもの頃、B
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ソウ(2004年製作の映画)

3.5

学生の頃、家に帰ると兄がSAWを見ていた。
丁度ラストシーンだった。
その時点でオチを知ってしまった私はSAWを見ることなく今まで来た。

しかし今更ながらちゃんと見てみようと視聴。

この約20年で
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リング(1998年製作の映画)

4.0

小説のリング三部作を読んだので久しぶりに視聴。
(「リング」以降の話が凄まじかったので今とても誰かに話したい)

子どもの時に見て、おそらく人生で最も恐怖した映画。

今見ても怖いし、何より映像がスタ
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戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-02 暗黒奇譚!蛇女の怪(2015年製作の映画)

3.0

第2シーズン2作目にして事実上の最終作。

番外編のような内容で前半の「何を見せられているんだろうか」感は凄まじい。
正直、昔見たはずなのに途中までどんな話か思い出せなかった。

今作のゲストキャラで
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戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-01 恐怖降臨!コックリさん(2015年製作の映画)

3.3

仕切り直して帰ってきた「コワすぎ」。
話も初期のフォーマットに戻り、落ち着きを取り戻している。

この作品に関しては突然不良ギャルから少年サンデー漫画のヒロインのように豹変する新キャラ、新菜が個人的に
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

3.0

前回で行くところまでいった「コワすぎ」。
どう話をまとめるのか、と思った所まさしくカオスにカオスをぶつけてきた最終作(一回目の)。

どういうを思考回路をしていれば考え付くのかわからない試練の数々。
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

3.3

「コワすぎ」シリーズ集大成となる劇場版。

前回の終盤からかなり怪しい感じはしていたが、遂にその挑戦心が行き過ぎている。

序盤は劇場版に相応しくJホラー映画の王道「やばい村物」か。
と思い来や伝奇物
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪い(2013年製作の映画)

3.5

前作で方向性を確立し、満を持して放たれた新章。

唐突なガングロギャルなど「まだまだトガッていくぞ」という意思を感じさせるスタート。

常にたまらない芝居を見せる道玄も登場し、いよいよ…という所で初期
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2012年製作の映画)

3.8

前作で方向性が定まったかと思いきや、「タイムリープ」「時限サスペンス」「多次元」などSF要素を大量に盛り込み一気に振り切ってきた4。

この4で「コワすぎ」という作品が「コワすぎ」として確立された気が
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説(2013年製作の映画)

3.5

かの有名な「五芒星の中心で河童を迎え撃つ工藤」を生み出した3。
シリーズとしてやるべきことを見つけたのか話もわかりやすくしっかりしている。

そして鈴木がナイスキャラゆえにその最後は無念だった。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

3.0

呪術バフによる霊との肉弾戦という発明がされた2。
今見ると呪術廻戦とはほぼ「コワすぎ」なのかもしれない。

そして3回ぐらい見ているのだが、正直どんな話なのか一番よくわからない。
唐突なエロシーンの気
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

3.0

2015年。当時住んでいた激せまマンションで見たニコ動の「コワすぎ」配信。
あの一体感こそが自分の「コワすぎ」原体験。

そんな「コワすぎ」の新作が公開されるという事で久しぶりに見返しました。

シリ
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.5

怖い。かわいい。熱い。かわいい。エモい。かわいい。

なとにかく子どもたちのかわいさが1億点でした。
もっと彼らがワチャワチャしている所を見たかった。

そして妹が横並びの幻影を見るシーンなんかはまる
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

同じ国に、同じ時代に、宮崎駿監督という才能がいて、
その新作をリアルタイムに見ることができる。
これがどれだけ尊いことなのだろうか。
その最後の作品になるかもしれない一作。
噛みしめて見よう。

と思
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.2

実は先週見ていたがレビューを書き忘れていた。
何故か。
特に言うことがないからだ!

いや、もう内容的には最高です。
楽しいし、懐かしいみんなにも会えるし、嬉しい。

ただ、まだストーリーが完結してな
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

3.6

ただただ辛い。
美しさが辛い。
青春も辛い。
藤井隆の気持ちを考えても辛い。

犬王(2021年製作の映画)

3.4

能だけどポップスターなんだぜ!
を伝える為に西洋音楽であるロックで表現するのはわかる。
わかるのだけどそういうことなのだろうか。
でもそれしかないよな。
という謎の葛藤を持ちながら見た。

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