ハラダユウキさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ハラダユウキ

ハラダユウキ

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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.0

羌瘣と縛虎申と昌平君は◎
尾倒の三浦貴大はここでは勿体無い、別の配役で残してればいいのに。
あと数年で早かったら嬴政は高良くんがよかった絶対。

蒙武はおれがやるはずだった。

それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

4.6

"愛して愛されるべきだ"って台詞を聞いて想う人が親ではなく、あの娘ならそういうことなんだって。

怖がってて、人に哀れまれたら終わり。
変性、退化、劣化するまで
まだ数年は楽しもう。

どうせ広い視点
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J005311(2022年製作の映画)

4.2

喫って拾って、そばで指を痛める相手がいて2度心配することができれば足音だって重なる。


観終わってからの舞台挨拶、すごくいい2人。
監督さんが劇中と同じスニーカー履いてて、主演の彼に貸してあげてたら
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EO イーオー(2022年製作の映画)

4.5

ZRYW(ズリヴ)のマスコットになっててほしかったから、歩速ゆっくり選んできたい。

GOLDFISH(2023年製作の映画)

3.5

スプリング・ハル・カム🌸

ダサいとは思わないから底には持ててるんだろうな。
冒頭に"アイデン&ティティ"のメロディ。

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.6

人の体は浮くようにできてて
ジタバタするから沈むみたい🙆‍♀️

くぅーっていう塩っぱさが優しさを引き立てる匿名性。
ポケット手つっこんで、書き換えてけば。

色即ぜねれぇしょん。
映画にそうしてもら
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Single8(2023年製作の映画)

4.3

ごっこを本気でやり続けること。
どこが1stでどこがLastかなんて惚れやすい女の子のように、目まぐるしく何本も撮り続けたらいいってラスト。
カメラ屋の幟にグッと郷愁、さっそく秋の気分。屋上に登れる家
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

5.0

ピンクは幸せになる色、なのにレッドっていうスラング。
急な方向転換は危ういんだろうけど、ずっとこんなでいたい。
ミルクをかけようって、ぼくにとっては下品ではなくロマンチックに映ってた。

ソファでドー
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

4.3

自分の役割が何なのか、観終えて席を立ってからその時から考えていけば世界は変わる。

果てを察した男前の口説き文句が、世界の果てからこっちへつながってた。
声帯を震わせずとも心は震う、恋せよおきく。
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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

4.0

こんな詰め込んだ作品は、引っ越したら窓辺で煙越しにボーッとまた(タルラ)観たい。
カーテンを外したくなった喫煙讃歌。

夜霧の恋人たち(1968年製作の映画)

4.2

劇場でたら逆手で髪をかきあげたくなって、クリスティーヌのニット姿がとことんかわいいし、小さなことでも教え合いたいからパリへまた行きたくなった。

プロらしく気取ったなら、瓶ではなく花を投げよう。

アントワーヌとコレット/二十歳の恋(1962年製作の映画)

3.8

1人って気楽でしょ?
そうでもない

朝は歌って目を覚まし
夜は踊って床に着く

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

"2001年宇宙の旅"ってのは三つ目を見開くどころか更には片目どころか半目でさえ十分で、夢と現実の狭間で生きてたらいいんだよと伝えてくれたことにもこの大袈裟な感じにもうとにかくシラけてしまって泣くほど>>続きを読む

若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

5.0

お得意のスロウダンス(0.8倍速)にまんまと踊らされてた下腹部。
急かして生きなきゃってとんでもなく儚い(嗚呼)56分、脇役おやじの二枚舌で見事に映画"花様年華"を支えててさりげないロマン。

童貞の
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サイド バイ サイド 隣にいる人(2023年製作の映画)

4.2

考えたってしょうがないことを考える余白がたくさんあって、けどそれは眠気にも繋がりやすいのが毎度のことだけど、この130分は違った。

自分のポケットで手を拭いてもらえるよう常に差し出すすべて、市川実日
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辻占恋慕(2020年製作の映画)

4.4

大切なことばだろうなって思うけどすぐさまあんな風に河原沿いを通り過ぎてって、珍しくもう一度観たい聴きたい捉えたいなって想えた。
それはほんと珍しいことで、たしかな魅力があった。

春の夢(2016年製作の映画)

4.0

入り浸れる酒場があること、羨ましくって仕方なかった。
飽きそうになったり次の展開が気になったり、それはしっかりと騒がしい理想的な日常。
次は酩酊して雨宿りがてら同じ映画館に寄って、またこの5人の人生を
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.7

パッションの映画、とりあえずGO!
こんなの連ドラ化した方がいいに決まってる。
こんなの観ないと"人生の半分は損してる"ってこと。

MOROHAの"革命"でやっぱり好きだって再確認、脚本の語彙力。
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

5.0

ジョンが仕事道具のハシゴを手放したのは、
真っ赤な手袋や安定した階段を見つけたから。
まだ天国に登っていきたくないって諦めの悪さなんかじゃない、とんでもない愛への諦観。


寝転んで壁に自分の足を寄り
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

1.5

一度でよくわかんなくって劇場で3回観たって人に聞いて観てみたんだけど、ぼくもまったくわかんなかった。

その人は3回観てもわかんなかったらしくって、その気持ちだけでもわかってよかった。
ビジュ爆発は認
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ひとりぼっちじゃない(2023年製作の映画)

3.7

劇中の宮子が舞台を観ての感想と同じ。

美術と河合優実の眼だけでも観る価値はある。
オープニングとエンドロールのピンクが好みで、たぶんこれは子宮へ向かう話。

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.8

街中のなんだかわからない違和感は早々に腑に落ちる。
伝わりづらさを伝えやすくするため、マスクのその有効的な使い方はイヤリングの煩わしさをも輝せていて、灯色のコートもそう。
京成本線の高架下と試合のリン
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.8

問題児のままでいれば、こんなにも人を"ちむどんどん"させられるのか。

あの時の17歳があの時の兄と同じ年齢で世界へ、そして沢北のあの祈りを叶えたのもそうちゃん、巡り合わせに体温グッと上がった。
エン
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

5.0

素晴らしい映画を教えてくれる人たちがぼくの周りにはたくさんいることが幸せ。

黒いとんがりブーツ履いて契約なんてせずに花屋に恋するためにロンドン経由でフィンランドへいつか。
それまでビールの空き缶を鳴
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エルヴィス(2022年製作の映画)

4.2

たくさん聴き覚えがあるのにまぁよくもここまで知らずに取っておいたもんだ。
あと5年で近づけるかな?メンフィスに。
その時は工藤夕貴に似たガールフレンド見つけて連れてこうって長い長いエンドロールでずっと
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.0

"LA LA LAND"ってやっぱりすごいんだなと感じながらのgood sleep×3.

RRR(2022年製作の映画)

4.8

前評判通りどころなんかじゃない。
エンドロール後に満席のル・シネマが盛り上がってたの、初めてでなんだか嬉しかった。
正月に限らずいつでもこうあれば映画館はそこに居続けてくれるはずなんだ。
シータを迎え
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

4.0

ジュリーのように"いただきます"はゆっくり丁寧に、松たか子さんのように食べる時は勢いよくたくさんを今年はモットーに。

明日、明後日のことを考えるから面倒。
今日のことだけをちゃんとやるんだと。
そし
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絶好調(1965年製作の映画)

3.6

ずっとうまくいかなくっても抜け道はきっとある。

健康でさえあれば(1966年製作の映画)

4.1

リラックスのしかた。
似合うものを着こなしてさえいればこそ美しい全編。映画館に行く服を用意しなくっちゃ。
最近よく思う、整うためには狂わないと。
と同時に"SOURIEZ!"と覚えた新年一作目。

"
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

"笑顔や優しい言葉は脅しより効果的よ"

でもその脅し(に感じる)というのも優しさだったりするもの 
ただ、その対象が利他的かどうかはまた別のもの

街のあかり(2006年製作の映画)

4.5

映画に誘うというスタンダードを断るような女は裏切る。
このタイミングでだれかを
パルシネマに誘ってみたりしてみたかった。

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.5

左利きならではの思いやりとMAXでも焼肉の対比。