みやびさんの映画レビュー・感想・評価

みやび

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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.4

原作未読で拝見。
犯人は誰なのか?目的は?ということに注力して見ていたが最後まで全く犯人が分からず、それはそれでハラハラとした。
最後の「三重構造」の展開がまさに東野圭吾。
(この物語の″脚本家″の気
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母性(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

原作の方が好きだった。
生気を失った戸田恵梨香の演技、こういう嫌味な義母いるいる…!!と原作そのまんまの狂った演技をする高畑淳子の演技が本当に素晴らしかった。

〜残念だった点〜
・憲子おばさんが出て
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

阿部サダヲの演技がすごい。
あそこまで絶望した、俗に言う「死んだ目」の演技は初めて観た。
(歩道橋の上での金山との対面時)
鑑賞しながら自分もはいむらの洗脳に騙されていることに終盤騙されていることに気
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.8

最後までどっち?(現実?妄想?)と疑いながら見ていく不倫がテーマの作品。
でも不思議とドロドロとした感じはなく、俊夫くんが全ては悪いのだけれども、慌てふためく姿が爽快感でもあった。
しかし、ラストはし
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.0

思わず、旅立ちの日にのシーン、泣いてしまった。
梨花さんが愛を持った人だから、だからみぃたん(優子)はこんなに優しく育ったんだね。
みぃたんを大切に思う父親たちが繋いできたバトン。タイトルの意味がわか
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

東野圭吾作品なので期待値高めで観たい気持ちと、前作「マスカレード・ホテル」の感想を踏まえると今回も同じテイストか…?という疑念を抱いたまま鑑賞。

感電死という殺害方法や未解決事件の連続殺人犯という要
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.2

話は安定に面白い!
エースとジェシーの登場とその使い方に泣いた。

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.4

護りたかったものとは、護られなかった者の声。
原作はおろか、未予習で鑑賞したので時代の前後が利根の髪型でしか区別出来ず冒頭部分は物語に溶け込むのに時間がかかってしまった。
先入観。ずっと利根が今回の犯
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.0

「共依存」
そんな言葉がピッタリの作品だった。
永野芽郁ちゃんの演技、今までのイメージを覆すようで素晴らしかったと思うけど、もう少しヤンキー感というかやさぐれ感が欲しかったかも。

水曜日が消えた(2020年製作の映画)

3.0

中村倫也さんの演技は凄い!
ただストーリーの緩急がないように感じてしまい、途中で眠くなってしまった。
メッセージ性にも欠けているように感じ、何を伝えたかったのかという制作側の声が聞こえなかったように感
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.0

アカデミー賞ノミネートされてたので気になったから鑑賞してみました。
う〜ん、、、深い話だとは思うけどこんな現実世界になるのは嫌だなぁ、、、

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.8

長澤まさみさん今回出ないのか…と見る前はショックだったけどそれを覆すくらい清野奈々ちゃんの演技、アクション全て痺れた。
続編気になります。

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.6

吉沢亮さん以外マイキーを演じられる役者が日本にいない、というくらいハマり役だった。
話はアニメを見てたので知っている分、ストーリーが面白いというよりはキャストがそれぞれ豪華で鑑賞していて胸熱だった。

月の満ち欠け(2022年製作の映画)

2.1

久しぶりの投稿。。原作では丁寧に描かれていた三角くんと瑠璃さんの出会いが短くて雑に端折られてて三角くんを返して。。。ってなったなぁ。1年間ずっと楽しみにしてたのに。。

愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.3

安田さん好きだったからこんな怪演するのかと思ってゾワっとした。笑
なかなかなオシモなストーリー、、、
アイリーン可愛いって言われてたけど納得。
その天真爛漫さが仇となり、母から嫌われるんだけども、、、
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ヒキタさん! ご懐妊ですよ(2018年製作の映画)

3.5

この作品は特に男性に見て欲しい。
不妊治療とは何か?向き合う辛さ、弛まぬ努力、そして女性だけが辛いのではないということ。

赤ちゃんが出来ることって本当に奇跡なんだ。母子共に健康で出産を終えることはも
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夕陽のあと(2019年製作の映画)

3.0

見ていて辛かった。豊和を殺そうとしたわけじゃない。茜も茜で誰にも助けを求められず辛かったのだ。せめて豊和だけでも(助かって)と思って、自分だけ死のうとしたのではないだろうか?
そんな血を分けた子どもを
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きみはいい子(2014年製作の映画)

3.3

母親が子供に優しくすれば、その子供は優しくなる、世界が変わる。

たしかにそうなのかもしれない。そんな優しい子がこの世にたくさん溢れたら。争いや憎しみなど、この世界には無縁となるだろう。
虐待、学級崩
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.9

「献身」…とても良い表現、言葉。
これはただ単なる恋愛の話ではない。自分のこれからの時間、この身全てを捧げ、一人の女を愛した天才数学者の話なのだ。
食い入るように物語にのめり込み、まんまと私も騙された
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

3.4

「健やかなるときも病めるときも、豊かなるときも貧しきときもあなたはこの男性を愛し、支え、助け合うことを誓いますか?」

病めるとき、まさにそのときのお話だった。
鬱病というものが名前だけ一人歩きし、何
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.8

全キャストが素晴らしい!古沢良太ワールド好きだなぁ〜!!!
お宝ゲット…してない??と思って最後までモヤモヤしてたけど、エンドロール手前の数秒で全てがつながる。あぁ、前作からもう私は騙されていたのか。
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恋妻家宮本(2017年製作の映画)

4.2

「正しいことをするのは大切なことです。でも、優しいことをする方がもっと大切なことではないでしょうか。」

胸に響いた宮本の言葉。
正しさと正しさがぶつかれば戦争のようなことが起きる。でも、優しさと優し
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エイプリルフールズ(2015年製作の映画)

3.9

思わずホロッと泣いてしまった(寺島進さんと浜辺美波さんのシーン)。
あとは櫻小路夫婦たちの話も泣けた。ウソから始まった本当のエピソードを知った後のアメイジング・グレース、泣けたなぁ。
戸田恵梨香さんと
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ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

4.0

未来に立ち向かう勇気。それは、真実に立ち向かう勇気。
死んだ柏木くんは自殺なのか?それとも殺されたのか?ついに裁判で明らかになっていくが、その事実が明かされた時、自分は果たして真っ当に生きてきたか?と
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ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

4.0

面白い…!宮部みゆきの作品に触れたことがなかったので完全に食わず嫌いをしていた。
重いテーマを掲げながらの俳優陣、子役たちの演技が素晴らしかった。時折涼子が見せる頬を伝う涙が流れるシーンに心が震えた。
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ブラック校則(2019年製作の映画)

2.5

ブラック校則の話だが、結局校則は変わっていない。
手代木みたいにデッカい声出せば生徒が服従すると思ってる先生、いたなぁ〜
まぁでも、地毛証明書を出せと言ってるのに出さないマオもマオではないだろうか?
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下妻物語(2004年製作の映画)

3.0

深キョンファンとしてはたまらない〜
可愛い!!甘ったるい雰囲気似合うなぁ
ロココ時代から生まれた天使のよう。
エンドロールが2人とも可愛い

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.3

楓は、なりたい自分になっている秋好が羨ましかったのかな。
2人で大切にしてきたモアイを飲み会就活サークルにしてしまった秋好が許せなかった。だからモアイを壊そうとした。
楓は聞いた。「それがお前のなりた
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劇場版『えいがのおそ松さん』(2019年製作の映画)

3.6

十四松推し!六つ子可愛いな。
最後はおセンチな感じだけど、所々に散りばめられるアニメ時代と同様のギャグ(笑)
アニメ見てる時は、すぐ爆死したり全裸になったり黒いモザイクかかってたりして初めての世界観に
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.3

私は結構好き。音楽が心揺さぶられた。
Uの声がカラダ全体に響き渡る。耳が震える。
なんとも言えない心がヒリヒリする感じが伝わってきて、この感情をなんて呼んだらいい?

小さい時にお母さんが見ず知らずの
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今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.4

お母さん、ありがとう。
そう思わずにはいられない。
高校時代3年間、お弁当作ってくれていたなぁ。
反抗期の自分そっくりだった。
「ウッザ」って言い放ってたな…ごめんなさい。

お弁当でメッセージを送る
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.8

これは悲しい物語ではない。
優しくて真っ直ぐで熱いほどの母の愛の話だ。

冒頭10分ですでに泣きそうになる。学校でイジメに遭う安澄を迎えにきた双葉のセリフ。
「安澄、その中で何色が好き?お母ちゃんは赤
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.3

偏見はあると思うが、私は最上の考えを尊重したいと思ってしまった。
性犯罪、ましてや強姦致死罪を犯した松倉を絶対に許せない。それが時効で過ぎた罪だとしても。

とある老夫婦の殺人事件の犯人を追い求める過
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