PRNFRKさんの映画レビュー・感想・評価

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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

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良かった!

リンチの6倍くらい尺取ってる分、人物描写が細かくて移入しやすかったし、音と映像も壮大で楽しかった。

ティモシーシャラメが美し過ぎて動揺した。

砂の惑星(1984年製作の映画)

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前評判が悪すぎるわりに、かなり壮大で面白い。
新作の方への期待が高まった!!

ハルコネンとその部下の気色悪さがツボだった。

裸足の季節(2015年製作の映画)

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家父長制が強いトルコの田舎で、抑圧のもと踠く姉妹の話。

家族自身よりも、家としての体面を大切にするスタンスがかなり恐ろしかった。
家(家長)の意思が最優先で、他の家族は駒に近い。

お見合い強制結婚
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青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

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あ〜すごい、まさに (自分の思う) ベトナムだった。
ゆったりした独特な空気感。。

在仏が長いとはいえ、ベトナム出身監督の視点で作られてるのも尊い。
他の作品も見てみたい。。

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

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ゲーム内のNPCが私生活を持つ設定自体、かなり面白い。

皆んなに自我が湧いて自由を得るのは感動的だったけど、手放しで喜ぶべきかは分からなかった。
初期プログラムに沿うだけのルーティン生活もクソだけど
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ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

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ご飯食べたりしながら観たけどめちゃくちゃ楽しかった。

Once in a Lifetimeの踊りが圧巻すぎる!!
Life During Wartimeで走り回ってんのもアガった。

イアンカーティ
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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

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何にも追われない隠遁生活を見て、自分まで達観してしまう。

果てしない時間の過ごし方として、アダムとイブの関係構築は理想像の一つに思えた。
あの場面で量子力学の話が出る気怠さが羨ましい。

Yasmi
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

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「男性・女性」「持つ者・持たざる者」の2つの関係に対する、批判的なメッセージが伝わった。

前半、女性は受動的で従属的立場にある、というスキーマを壊すキャシーの活動は、実社会において意義深い。
シリア
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シルバー・グローブ/銀の惑星(1987年製作の映画)

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ヴァージン・ギャラクティックの宇宙飛行を受け、70年代の共産圏で作られた点で対照的に思えて鑑賞。

政府の弾圧で失われた映像が、全てナレーションに差し替えられていて、かなり分かりにくい。(ただでさえ抽
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東京物語(1953年製作の映画)

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日本の家族観が描かれている。
年功序列と男尊女卑が強めなのを除けば、好きな世界観だった。

「もう帰りたいんじゃろ」
素敵な掛け合いで、周吉ととみは理想の老夫婦だった。
この文脈で見ると熱海も魅力的に
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アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

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わけわからんけど一つ一つのシーンは面白いし、20分程度なので長めの音楽感覚で観れる。

BGMが良すぎて、1920年代にこんなのあったらビートルズの出番無いだろと思ったが、調べたら6-70年代の曲を後
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

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少しずつズラしてる気持ち悪さが好きかな。想像力がヤバすぎる。
音はやっぱり素晴らしかった。

謎の未熟児と皮膚病、精神病はもちろんとして、
植木鉢無しで盛り土に刺さってる観葉植物(葉は無い)もかなりヤ
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緑の光線(1986年製作の映画)

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恋愛に限らずあらゆる生活面で、主人公の面倒くささが共感できるギリギリを攻めてた。
本人含め街や人がいちいちオシャレで、フランスだなあとなるのに、
内面が全くイケイケじゃないところが新鮮で良かった。
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

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まずライブとして最高で、リピートしたい。
パフォーマンスもセリフも面白くて観入った。
誰かYouTubeに上げてくれないかな。

Born Under Punchesが始まった瞬間は鳥肌が立った。
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

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ちゃんと分かりたいので体力ある時に観直します。
3回くらいに分けて観たのも良くなかった。。。

めちゃくちゃエロかった、という感想に留めておきます。。。

ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ドナの見た目が完全に別人で、性格もおかしい。あとジェームズの髪型が微妙に違うのがどうしても気になってしまった。。。

変に深読みしすぎかもしれないが、パラレルワールド、、?

というかデヴィッドボウイ
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

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ここ1年ちょっと抱えてきた違和感をよりクリアに出来たので、良かった。
人種差別系の映画です。

マイノリティ同士、貧乏人同士で目の敵にして、罵り合って、潰しあって、惨めすぎて視聴後3時間程どうしようも
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

4.0

シルヴェスター・スタローンのルックスと立ち振舞いだけで、5時間くらい保ちそう。

70も超えてすっかりお爺ちゃんなのに、過去作ほどではないにしろ、迫力のある怒りが観れて良かった。
いちいちオーバーキル
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さらば、愛の言葉よ(2014年製作の映画)

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まじでよく分からなかった。
もっとハイにならないと、、

ニューヨーク・ドール(2005年製作の映画)

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パンクの先駆けNew york dollsのベーシスト、アーサー "キラー" ケインのドキュメンタリー。

映画でもなかなか見られないダウナーな境遇に、こんなのアリかよ、、とバッド入りました。
カッコ
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コスモス(2015年製作の映画)

3.5

全瞬間が本当に気持ち悪かった。かなりトリッピー。
身震いしたり笑ったり、顔を顰めたい人にはオススメできる。

「スキーマ外であること」の気持ち悪さが顕著だった。
個人の行動/発言の単体としての不自然さ
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軽蔑(1963年製作の映画)

4.0

夫が過去の自分と重なってキツかった、
同じ目には遭ってないが気持ちは痛いほど分かる。
妻の気持ちは理解できるが全く共感できない。
死んだことで絵になったけど、逆に死ななかったらわりと平凡な未来になった
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ソラリス(2002年製作の映画)

3.7

宇宙の神秘をベースとした、倫理と愛の話。
つい考え込むテーマが散らばっていて見応えがあった。

妻の虚像を相手に、思い出の中で生きる主人公は、月並みだが人間の俗っぽさ全開でグヌヌとなる。
積み上がって
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コントロール(2007年製作の映画)

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モリッシーのを観た流れで高校ぶりの再鑑賞。
感じるものが全く違う。

2人は似て非なる存在に感じていたが、モリッシーが社会に絶望していたのに対し、イアンカーティスは自分に失望していたんだな、との気付き
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イングランド・イズ・マイン モリッシー, はじまりの物語(2017年製作の映画)

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「何食べたい?」
「何でもいいよ、毒入りだったら」

この時点でかなり出来上がっていて笑う。
暗黒期を経て磨きがかかり、垢抜けたモリッシーは、既にスターの風格だった。

底打ちサインで話が終わって丁度
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プラウダ(真実)(1969年製作の映画)

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60年代末、西側の影響を受けるチェコスロバキアを題材に闘争を呼びかける作品。

思想自体は、全然理解できませんでしたが、、、プロレタリアートの映し方、間に見応えがあった。

プラウダというタイトルの真
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男性・女性(1966年製作の映画)

5.0

永遠に観続けていたい、最高だった。

50年以上前の作品とは思えないくらい、彼らの価値観に違和感がなくて引き込まれてしまい、
観る前は少し構えていたけど、案外ピッタリとハマった。
むしろ客観的に捉えら
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

3.5

イアン・カーティスみたいなダンスシーンが、とても良かった。

ポンヌフの恋人(1991年製作の映画)

4.0

やっぱり感想が難しい。。

この世の終わりを思わせる、脳が萎縮したような儚い日々にやられてしまった。
それに対して、色々と治って終わりの見えなくなった2人を見ると、終わりが大事なこともあるなと思った。
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

3.8

永遠に無くならない黒人差別、万策尽きた被差別者の絶望を無限ループに重ねたお話。
30分でサクッと観れて良かった。

差別反対の表現方法として面白い!

一方で、被差別者の視点では"事実"だというのは大
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.3

2人の力関係が激しく変わるので、たった1-2日の物語に感じず面白かった。

愛を知らずに生きてきて、全肯定の天使が現れれば、元のペースは崩れて当然だと思う。
ドーナッツ奢りたくなる気持ちにとても共感し
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.5

2人を見ていて色々分からなくなった。
男なのか女なのかが、一度出来上がった関係性を壊すというのは、感覚的に分かっても頭が追いつかない。

子供を持ち普通の男親と家族構成することへの執着が、彼女の言う愛
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鏡の中にある如く(1961年製作の映画)

3.8

これを美しいと言えたほうが生命力は強いし、感性も豊かだと思うが、本当に色々終わっちゃってる、という前提を過小評価したくない。
病気とかに限らずそこら中に溢れてると思う。

おそらく関係ないが「黄色い壁
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