magnoliaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ある夏の始まりに/an early summer(2012年製作の映画)

3.1

あおはる

いろいろ未満で終わる素朴な関係性が未来を感じさせて良い、が、とれんでぃードラマ風の豪華なお住まいが風味を削いでるような
飯がイチイチ美味そう

[ going back to home i
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日曜日の人々(1930年製作の映画)

3.9

明日も会わない?

ほぼ全編に渡り、映像に巧みに寄り添うピアノサウンドがたいへん魅力的、ただ音が超クリアなので後付け…?バンドネオンのような劇伴の記憶もあり謎、中盤のレコード曲の名がうろ覚えで気になる
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丘の雷鳴(1951年製作の映画)

3.9

mercy and charity

そもそもの状況設定が地味ながら非常に凝っていて感服、難易度低いミステリだが役者が巧く魅せていて楽しめる
クロ―デットコルベールさんは割と厚化粧が多い印象だけど、今
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ダンサー・イン・ザ・ダーク 4Kデジタルリマスター版(2000年製作の映画)

4.9

圧倒的

ビョーク様!ドキュメンタリなのかと思わせる当人感に言葉もない
彼女の断末魔と、伴にある歌、どちらも等しく正面から受け止める必要がある、映画館で観る機会を得られて本当に良かった、感謝しかない
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合唱(2015年製作の映画)

4.0

pinky swear

本当に教育業に就く者は、自分の言動がどのように影響を及ぼすのか、これを見て学ぶべき、そして不定期でもいいから時々、意識的に反省の時を持つべし…自分への戒めも含めて、強くそう思
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奇妙な女(1946年製作の映画)

3.3

i don't want young, i want the richest

見事な手腕に舌を巻く才女な悪女、しかも絶世の美女で向かう所に敵無し
今なら診断名つくが、今でも彼女を捕まえるのは難しいや
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夏の嵐(1944年製作の映画)

3.2

peddle's hands

全体的に音楽がステキ、併せて結婚式が素晴らしい、歌にのせる牧師の祝詞、十字架のキリストへのキス、新郎新婦双方の戴冠など、初めて見る儀式がどれも素敵だった

まー何といっ
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ステキなパパの作り方(1951年製作の映画)

3.2

父の日に貰えるのは母の日の贈り物の請求書

前半の素敵な予感しかないテンポが超ラブリー、パパもママもメイドもチンパンジーもキュートでよろしい
中盤まで心から笑えていたが、演出がしつこく疲れてしまった、
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山河遥かなり(1947年製作の映画)

3.8

fence

ママのソフトな声が美しく、子供の細い足が頼りなく、モンゴメリークリフトさんが果てしなく良い兄貴で、プロパガンダ臭すれど良質な教育アニメのよう
特に、何度も起こるすれ違いが酷くドラマチック
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男たち(1950年製作の映画)

4.1

まるきり『the best of men』、どちらも胸を打つ良品
おそらく傷痍軍人の心の変化は定型でありふれていて、でもいつでも当事者には耐えがたい苦痛で、なのに増え続けている、だから何度でも作品が作
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人間廃業(1931年製作の映画)

4.0

where is my murderer !?

こんなことで笑うなんて!と悔しくなるがつい吹き出す一品、楽しかった

コンセプトは『dead in-a week or your money back
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あのクリスマス(2021年製作の映画)

3.3

大人の階段

ええ話や、サンタをパパに譲れる優しさ
背景知らんが、大人たちの大人らしい配慮が欲しいねぇ

[ i didn't come all this way for nothing ]

VS Santa / サンタ vs. 少女(2017年製作の映画)

3.8

これぞ真正サンタさん!愛と夢を届けちゃうよ!クフフ

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.2

" APPROVAL 99.1% "

まぁあれや、まるきり『the big carnival』(51)、70年くらいじゃ米国人変われへん...というか、人間の本質か
冒頭イイ感じの緊張感から、迎合す
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裏路地の自由区(2016年製作の映画)

3.2

chance to change

自分より下が必要な人って可哀そう
でも、虐げられているから何でもアリってでもんでもない、"社会"なんだから... その中間を支える刹那的でない何かが... 思いやり
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.0

it's just a number

オープニングのbullets線画とバイクアクションが素晴らしい、艶系新人諜報員の活躍辺りがピーク

ラストありきで辻褄合わせの物語がうまく機能しておらず、故にキ
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007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

3.5

almost immediately

軽妙洒脱で不屈で切れ者、最初から007は007なんやなぁ
普通の車で、何かとチープで、トンデモ設定満載だけど、それでも"ボンドらしい"要所の掴み方がキッチリ決ま
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遅い旅立ち(2017年製作の映画)

3.0

パパには

女性の心身、父娘関係、田舎町の閉そく感など、ありがちだがパーソナルでデリケートな話題の選び方はお見事、でもそれが融合せずに終わって残念
パパの気遣いの方法とタイミングがいずれもチャーミング
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.8

ask the bird

突然歌い出すミュージカル風味も、ここまでコナレたら全然違和感ない、という点に甚く感心
もの凄い熱量でラストまでノンストップ、しかもめっちゃ燻ってた時期の話が中心なので、観る
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ゲットアップ・キンシャサ(2016年製作の映画)

3.3

up to you

逞しいなぁ…子供が"活躍"して見えるの辛い
この子供時代のサバイバル力は、大人になると失うもの?

[ en route pour la gloire ]

世界記録の大家族(2015年製作の映画)

1.0

what for ?

旦那じゃなくても良くね?
つか、これコメディ?

フレッド&ドードー(2019年製作の映画)

3.3

助けてほしいのは

めっちゃハッキリした美男美女やなぁ
夫婦の良きバランス、バカップルを見る腹立たしさが少しと、羨ましさと微笑ましさと

[ in touch with in your inner c
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フレネルの光(2020年製作の映画)

1.9

平井家

アンニュイな仏の雰囲気はある習作、あの後ろ姿であの選曲、が一番の山
英訳が"えっ!?"てのが多くて気になる

[ enjoy ]

あと さん ねん(2018年製作の映画)

4.3

bastard

ぬぁにが「いいひと」や、その定義やと世の中の180%が「いいひと」やろが!
という、ダメ人間を助長する真正ダメ人間の好演に驚嘆
ママも西語に違和感ある程フレンチビューティな雰囲気
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サベージ・ナイト(2015年製作の映画)

3.4

go

しのぶさんのやさぐれ具合がたまらない
語りが説明的過ぎるのが超残念、揃った役者に任せても良かったか

[ but not the baby ]

一本の線(2016年製作の映画)

4.0

経験

お、おぉ、おおっ、あーもーそんなぁ…あ゛〜…うん、うんうん^^
足の向きだけで…うまいなぁ
まったりマゼンダの恋が素敵、ライトグリーンの終わりがもっと素敵

夢は叶う!(2011年製作の映画)

3.0

suit you

流行の"良いところを伸ばそう"系...主人公を贔屓るには小匙不足
でも水が合う場所ってのは、ある、ある

[ mooi (=nice)]

ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

4.3

don't give up

骨折れたまま撮影続けるのはトムクルーズさんだけやないのな

非常に清々しい、前向きになる、日々の不満が小さく見える、できること全部やってから言え私、という気になった

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メイ(2006年製作の映画)

4.0

想う気持ち最上級

くーっ、カッコえぇやん兄ちゃん~~~惚れてまうやろ
この恋がどうなろうと、兄ちゃんの糧になること間違いなし
見つめ合わない視線の交錯
この種の男気はいつ観てもキュンとする

[ s
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空腹(2019年製作の映画)

3.5

使いよう

も、もしや最初から狙ってた!?
食欲に勝る、美しく正しい承認欲求

[ hunger is felt by a beggar and hunger is also felt by a ki
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『ヒップ』なブランチ(2013年製作の映画)

4.5

[ would you leave me for a bagel ? ]

全然意見が合ってないのに愛があって憧れる、だいたい、腹ペコな上に運がない状況で喧嘩にならないって、いい時間の積み重ね感じる
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Yello(2020年製作の映画)

3.8

all i did

ほんの一瞬の小さなアクションに秘められた事の根深さ、という大小関係をマルっとうまく表現しているように感じた、実は変な柄の服、淡々とした語り、フライトで越える環境
ま、なんつったっ
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グレート デイズ! 夢に挑んだ父と子(2014年製作の映画)

4.5

あなたが笑ってくれるなら

登場人物が皆魅力的なところが最高に良かった
「なんだよ、器用な障碍者かよ」って言うのがちゃんと冗談として成立する成熟した環境!

子供への戸惑い、子供に力尽きたと告げざるを
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一対一(2020年製作の映画)

2.9

2hドラマラスト系

巻き舌言語で畳み掛ける凄みがハンパない
迫真の演技にキャッチーな題材、でもそんな簡単じゃない、とも思う

[ would you catalog her, as a succes
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キャッツ&ドッグス(2001年製作の映画)

1.7

20年前のCGということを差し引いてもあかんかった、特に猫は後半につれ雑さが増し人形以下、話のヒネリもなく、SF感やユーモア・ハートフルさ等、全方位半端
それでも時折見える生な表情が無限に可愛いワンぞ
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試合(2020年製作の映画)

4.3

タイガース?

これは面白い、審判視点のサッカー
審判、素晴らしい職業や、選手よりパパに観てもらいたくなる気がする、メンタル的にも
そしてスポーツの試合が多くの人に支えられ成立している事を改めて思う
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