ノーランの新作です。ノーランで一番好きかも。
長尺、ほぼ会話劇、複雑な時間軸シャッフルにも関わらずエンタメ作品として観られるのはすごい。スター映画としての楽しさもある。我々が「核以降」の世界を生きてい>>続きを読む
ダミアン誕生の物語。公開日に観て日が経ってしまい記憶が定かではないですが、これはリブートシリーズやるつもりやな。
山下監督の新作です。
主演二人がめっちゃ良い。綾野剛を初めて良いと思った。ヤクザをコミカルポップに描く作品は苦手ですが本作は許せるラインだったかな。ギリ。面白かったです。
金子修介監督の新作です。
事件を目撃した中学生がサイコパスを強請る話。ティーンvsサイコパス的な構図の作品の中でも、本作は両者が対等かそれ以上に渡り合うのでピカレスクロマン的な味わいがあります。原作が>>続きを読む
パルムドール受賞作です。
ミステリ映画風に始まるのですが、いざ見てみると、誰がいかに何故的なミステリではなかったです。会話劇法廷劇をベースにした虚実入り混じる夫婦倦怠映画といった趣。期末の繁忙期に見た>>続きを読む
マシューヴォーンの新作です。
確かに目に楽しいシーンはいくつかありますが、全体を通して振り返ると飛び抜けて面白かった印象はないというかいつものマシューヴォーン映画だなと思いました。とてもスパイには見え>>続きを読む
アリアスターの新作です。
最近忙しいしぎっくり腰だったりで映画から離れていましたが念願叶ってようやく観られました。
前半は不安症なオッサンによるヨブ記的な悪趣味コメディのようでそれはそれで笑えて楽しめ>>続きを読む
ジェームズワンの新作です。
公開から割とすぐ鑑賞していましたが、ウーン全然乗れず。もうアメコミ実写映画観るの無理かも。スターウォーズっぽいなとかソーロキっぽいなとか冷めた目で鑑賞しちゃいました。ジェー>>続きを読む
ヨルゴスランティモス監督の新作です。
「籠の中の乙女」から繰り返し描かれるモチーフは本作でも採用されます。手術、自傷行為、謎ダンスなど。特に監禁と脱出のイメージが過去作ではスリラーやホラーの装置として>>続きを読む
最近シネコンで旧作をやってくれるのは嬉しい。
タランティーノはデスプルーフ以降の方が好きですが、本作も学生時代に初めて見た時はオープニングのかっこよさに結構食らった記憶があります。今になって見返すと、>>続きを読む
「プロミシングヤングウーマン」のエメラルドフェネル監督の新作がアマプラに来ていました。
序盤は隠キャ大学生が憎悪を溜める話(劇中でスーパーパッドが引用されてるし)か、はたまた王子様とのBLかと思って観>>続きを読む
イコライザーの3です。
ファイナルってのは邦題なだけだし、続けようと思えばいくらでも拡張できるフォーマットだと思います。しかしこんなにハラハラしないアクション映画も珍しく、ただただ悪者が蹂躙されるのを>>続きを読む
ヘルレイザーの11です。
4K再上映を観て以来、シリーズを順に観ております。3まではめっちゃ好きだけど、4以降は正直しんどい。本作は現代のリブート作として見た目は良いのですが、真面目すぎるというか、全>>続きを読む
イーライロスの新作です。
ティーン、スラッシャー、仮面の犯人当て、というスクリームとかラストサマーの系譜の作品で、面白おかしいゴア描写もあります。「グラインドハウス」ネタでもあります。作品の出来として>>続きを読む
ヴェンダースによるほとんど日本映画です。
モヤモヤしたので2回観てきました。
エンドロール後に表示されるように、本作は「木漏れ日」に象徴される無常の物語でした。光と陰を捉えた撮影が素晴らしく、朝日、雨>>続きを読む
ギャスパーノエの新作です。
ドキュメンタリーのようにじっくりと老夫婦を追う作品。自分自身の「老い」に対する問題意識が希薄なせいか、退屈してしまいました。。ところどころアチャーっていうシーンは楽しかった>>続きを読む
A24の新作ホラー映画です。
普段よくホラー映画を観ますが、あまり思い入れのない登場人物がカジュアルに死ぬのが面白いのであって、本当につらいのはやめてほしい。本作は若者がノリで降霊術パーティをやったら>>続きを読む
ヘルレイザー4Kです。
学生時代に一度鑑賞して、訳わかんねーな!と思い2以降は観ていなかったのですが、久々に劇場で見たら面白かったです。シリーズ一気見しよっかな!性欲全開のおばさんがいらんことする話で>>続きを読む
ポールシュレイダーの新作です。
お話はめっちゃポールシュレイダーで、タクシードライバーから連なる、過去に陰のある男とバイオレンス。魚眼みたいな刑務所シーンは白眉で、映像的な面白さもありました(めっちゃ>>続きを読む
アレのアレのアレです。
阪神の2023年シーズンを試合のダイジェストと選手のインタビューで振り返ります。しわしわのどんでんを大スクリーンで見られます。不満があるとすると、テレ朝の映像素材で作成されてい>>続きを読む
Netflixで話題の作品です。
豪華キャストによるディザスター映画というか。コロナ禍を思わせる人々の不安や分断を描いています。ショックシーンのいくつかはとても面白かったですが、ちょっと長かったかな。>>続きを読む
中田秀夫はいつか帰ってくるはず。しかし今作はダメでした。でもハシカンは顔のパーツが大きいので、いちいち表情のリアクションが面白くて飽きない。
魔女の2です。
1の続きだと思って見てたら、主人公が代わっていました。復習的な説明入れてほしいし、監督の女の子の趣味似すぎ。バトルがインフレしていて、ドラゴンボールみたいになっています。お話も1の方が>>続きを読む
ほん呪の100です。
昔の家庭用ビデオ映像に映った怪異を追うミステリー。ちゃんと嫌な気持ちにさせられるのも良い。コロナ禍の記録映像仕立てでもあり、自宅待機の人手不足で中村監督が駆り出される件は今見ても>>続きを読む
クロムスカルに仲間がいた!という2。
人体破壊描写に全振りした1から、設定を足して世界観を拡張した続編です。スラッシャーの殺人鬼は非人間的なモンスターになりがちですが、部下とかいるのは斬新。秘密道具で>>続きを読む
リメイク版です。
オリジナル版に説明的なディテールを追加した結果、全体的に鈍重になってしまった印象。お話自体が荒唐無稽なブラックコメディゆえに、オリジナル版がポンポンとテンポよく話を進めることでその粗>>続きを読む
リドリースコットのナポレオンです。
妻ジョゼフィーヌのとメロドラマ(メンヘラ風味あり)を中心に、時々合戦のシーンが入る構成。「オフ」のナポレオンがとにかくみっともない親父で、ホアキンフェニックスのイケ>>続きを読む
エクソシストのリブートです。
正直、数多あるフォロワー作品との違い目がそんなに無かったかなと。ハロウィンだとわかりやすいホラーアイコンがいるけど、エクソシストはそういうのないからかも。胸熱なドラマで盛>>続きを読む
北野武監督の最新作です。
人の命が軽い戦国時代を舞台にアウトレイジにも通じるパワーゲームをやってます。血みどろ首チョンパ満載ですが、一貫してあっさりドライな視点が良い。時々挟まるコントのような会話シー>>続きを読む
クリスマッケイの新作はドラキュラアクションコメディでした。ニコラスケイジがボケすぎていて戸惑う。ゴア描写が結構あるのも草なんだ。
石井裕也監督の新作は、ポスターの印象とは違って家族の再生物語でした。こんな豪華キャストの家族があるかいと思いつつ、松岡茉優の可愛さが炸裂していました。個人的には芝公園がロケ地として出てきたのは嬉しい。
なんかめっちゃ青春映画でした。
全体的にギャグ多めで、ちょっと戸惑いました。アクションをしっかり見せたい心意気は伝わった。
スコセッシの新作です。
アメリカ先住民への侵略と迫害の歴史を描いた作品です。グッドフェローズやウルフオブ〜のようなチンケな小悪党の成り上がり物かと思ったら、本作は主人公が侵略者として悪事を働くのでピカ>>続きを読む
新しいゴジラです。
ゴジラが出てくるシーンは総じて良かったと思います。ギャレゴジにもありますが、CGだからこそ近距離で仰ぎ見るような映像はアガる。対して、浜辺美波周りの日常シーンがしんどかった。。ゴジ>>続きを読む
フィンチャーの新作です。
陰のある画面とジリジリと緊張感のある静的なシーンが多いので、映画館で観て良かったです。ファスベンダー演じる殺し屋が淡々と人を殺していく映画です。その無機質な感じは、プロメテウ>>続きを読む
かのヨコザワプロダクションをトカナの角さんが取材するドキュメンタリー作品です。
一連の霊現象は陣内デニスのYouTubeなんかでも見られるものの、本作はマジシャンを呼んで検証したりと、心霊ドキュメンタ>>続きを読む