へんりさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

ピンクとグレー(2016年製作の映画)

3.0

原作からどこまで改変されてるのかは知らないけど、芸能界でポッと出の奴がいびられる話をジャニーズの子が書いたと思うと感慨深い。中島君は映画の主演としては線が細すぎかな。その分菅田君が安定のクソ野郎ぶりを>>続きを読む

ゾンビスクール!(2014年製作の映画)

3.0

子どもをブッ飛ばしまくるところが新鮮だった。アメリカ映画では珍しいのでは。イライジャウッドはホラー映画に出演したり制作したりと好感が持てる。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.0

兄貴を始めとした家族の話や閉塞的な街の話はいいと思うしサントラもめちゃかっこいい。ただ、主人公が最初からイケてる感じなのところ、最初からみんないい感じに作曲できて演奏できるところ、バンドメンバーがただ>>続きを読む

葛城事件(2016年製作の映画)

3.5

嫌な映画だった…二人の息子とマイホーム、端から見れば理想の家族なのに実は最初から壊れていたという。家庭を持つのが不安になる一本。

死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

4.5

大作映画のケレン味と実話としての嫌な後味をあわせ持った稀有な作品だと思う。しかし怖すぎてほとんど薄目で見てたので、見逃した演出が結構ありそう。。

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.0

サウルの息子と続けて観た。こちらは現代社会に対してのメッセージ色が強い作品だった。まさに今観るべき作品。
ヒトラーがかっこよく撮られているのがずるい。だってそれが奴らのやり方なんだから。

サウルの息子(2015年製作の映画)

3.0

強制収容所でユダヤ人を殺し灰にする「汚れ仕事」は同胞であるユダヤ人部隊=ゾンダーコマンドが担わされていた。映画の感想を書くのがつらい作品。

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.5

カレーを食べて帰った。とにかく景気がいい映画で終始楽しかった。よく引き合いに出されるスコセッシの映画とか県警対組織暴力みたいな昔のヤクザ映画の世界よりもずっと近い世界で起きた話だったのでより楽しめた。>>続きを読む

エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

3.5

ポップなスパイ物、というような宣伝だったと記憶しているが、いざ観てみるとちょっと印象が違った。むしろフランケンシュタイン的な悲しい話(主人公はCIAによって訓練された人間兵器だったのだ…)で、終盤に向>>続きを読む

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

4.0

黒沢清の映画は難解で全然乗れないことも多いのだけど本作はとても見やすくて楽しめた。原作からの改変が多いなかで、特に香川照之の西野の造形がよかった。原作では犯罪の天才として頭がキレて狡猾な人物だったのが>>続きを読む

貞子vs伽椰子(2016年製作の映画)

4.0

肝心の「VS」のところをもっとめちゃくちゃに突き抜けて欲しかったなあと思った。ラストの対決までは本当に素晴らしく、霊能者、ババア、再現ビデオを思わせる急なアップ、NEOと工藤の間のような粗暴な男=安藤>>続きを読む

ノック・ノック(2015年製作の映画)

3.5

イーライロスよるメイクアップ恐怖の3Pのリメイクである。監督がネアカな人だからか、よりブラックコメディ的なポップな作品になっているし、とにかく女優が可愛い…キアヌリーブスはもっと可愛い…オリジナルは画>>続きを読む

鬼談百景(2015年製作の映画)

3.5

「残穢」のスピンオフ的なオムニバス作品を新進気鋭のホラー監督が撮る、という作品。出来にバラツキはあるものの、とても楽しかった!特に、大畑監督の「赤い女」と内藤監督の墓地で遊ぶガキの話がキツかったな〜(>>続きを読む

スタング 人喰い巨大蜂の襲来(2015年製作の映画)

3.5

でっかい蜂が襲ってくるだけ!!、という潔い作品。うっとりするほど素晴らしかった。モンスターパニック映画の新たな傑作だと思う。CGだけじゃなくてちゃんと模型でも作っていると思われる蜂たちが本当にキモくて>>続きを読む

探偵ミタライの事件簿 星籠の海(2016年製作の映画)

1.0

中高時代に最も夢中で読んだのが島田荘司作品であり御手洗潔シリーズだったこともあり、こんな2時間ドラマみたいな出来なら最初から映画化なんてしないでよ…という思いで劇場を出た。原作から変更があるから駄目と>>続きを読む

ベテラン(2015年製作の映画)

3.8

ファンジョンミンの味わい深さは異常。刑事物でありながら、実はアクションに気合が入っている作品。その場にある物をうまく使っての戦闘シーンはなかなか見応えがある。韓国映画で刑事というと、ほとんどが無能か汚>>続きを読む

トゥルー・ストーリー(2015年製作の映画)

2.1

ジョナヒルとジェームズフランコなのにラリパッパせず硬派なミステリをやってるのに感動する…記者が囚人の証言を元に事件に深入りしていき鏡像関係にある「信頼できない語り手」に影響されていく構成は最近だと白石>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

4.0

なんかしんみりするいい映画だった。敵が地味なおかげで主要人物とドラマにちゃんと焦点が合っていてまさにシリーズの1作目にふさわしい作り。ぶっ飛んだ原作と聞いていたけれど、思ったよりずっと固い作りだった。>>続きを読む

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.5

手汗がやばかった!自宅のテレビでも楽しめたけどやっぱIMAX3Dで見とくべきだったな〜
本作は大半を「いかにワールドトレードセンタービルに侵入してロープを渡すか」の準備に時間を割いているチーム犯罪映画
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クライム・ヒート(2014年製作の映画)

2.5

結構豪華なキャストにもかかわらずビデオスルーとなったのはもったいない作品。
以前「ウォーリアー」を見た時に、トムハーディは犬のように見える役者だと思ったのだけど、本作の見所はまさにトムハーディがわんこ
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

4.5

V6のファンなのかな、近くのオバチャンが悲鳴をあげていたのが印象的だった。「アイアムアヒーロー」然り、シネコンでかかる邦画にパンチ力があって楽しませてもらえるのは本当にうれしい。先日の女子大生が刺され>>続きを読む

スナッチャーズ・フィーバー 喰われた町(2014年製作の映画)

2.0

ブタの面をかぶった人物の写真に惹かれて鑑賞。マスク萌えの僕としては、ブタ以外のバリエーションがいっぱい出てくればもっと推せる作品だったなあ。ブタとウマ?の2種類では少ないよ。

POVのボディスナッチ
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

3.0

真利子監督最新作。小松菜奈に踏まれたい…
柳楽優弥演じる主人公は故郷松山の喧嘩祭りを独りで年中やっているような人間で、ケガがすぐ治ってしまう回復力とかほとんど何を考えているのか語らないようなある種神格
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ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー(2015年製作の映画)

3.0

いつものスタッフといつものキャストが安定のクオリティで楽しませてくれる。セスローゲンのラリパッパ芸はもはや伝統芸能か。目新しいのはアンソニーマッキーが野郎チームに参加しているところ。キャプテンアメリカ>>続きを読む

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.5

是枝監督の最新作。ボロボロになっても人生は続く。会話劇でこんなに楽しく見続けられるのはさすが。しかしキャスト含めどうも既視感があってそこまでの感動はなかったかなあ

シャークトパスVS狼鯨(2015年製作の映画)

2.6

初シャークトパス作品。面白かった!
始まって数分でシャークトパス登場、そこから怒涛の展開に。テンポがめちゃいいのと微妙なお色気のおかげであれこれ考えずに気持ちよく観られる。ホエールウルフがグーでボコボ
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

4.0

2013年鑑賞

銃社会の警察24時は超ハード。本作の見所はお巡りさんコンビの掛け合いで、そこに大好きなアナケンドリックちゃんも絡んでくるので会話シーンは観ていてとても楽しい。要所要所でPOVの主観映
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

4.0

2013年鑑賞

プラピとゾンビが戦うってだけでもう最高。壁を越えるシーンはもっと語られるべき。