heroheroさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

劇場版 おいしい給食 Final Battle(2020年製作の映画)

4.2

ドラマ版のシーズン1からシーズン2へ繋がる理由が提示されている映画版を、今更ながらに鑑賞。
そうか、神野くんこの頃はまだ中1だったんだっけ…と懐かしくなった。そしてクライマックスで感動。
やっぱりこの
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REDリターンズ(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アメコミ原案なので、前作同様マンガっぽいアクションが楽しめる。
ただ、ラストの騙し討ちは、そんな時間的余裕は無かったように感じて、いくらなんでも都合良過ぎで興醒め。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

2.5

今回こそはと思って懲りもせず鑑賞してみたが、やはりデヴィッド・フィンチャー監督作品は、ボクには合わなかった。
物語の途中経過は程々面白いが、感情移入出来るキャラが一人もいないし、最後の締め方も好きにな
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ザ・ベビーシッター(2016年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

多分ボクが今まで観たホラー映画の中で一、二位を争うつまらなさ。
主人公の少年が12歳とはいえ、利口なのか馬鹿なのか設定があやふや。
途中いじめっ子が来訪する時など逃げるチャンスはいくらでもあるのに、何
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0

前作はWindowsだったけど、今作はApple。
iMac(MacBook?)、iPhone、Apple WatchがiCloudで連携されて、オマケにSiriまで大活躍。それとGoogleの様々な
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最後まで行く(2023年製作の映画)

4.4

大きなスケールの物語じゃなくとも、ここまで面白く出来るという好例。
そして最後のタイトルが表示されても、席を立ってはいけない。

バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

2.4

どれだけスプラスティックなモノを見せてくれるのだろうかと期待してたのだが、期待ハズレだった。
個人的には、この程度でのドタバタでは爆笑の連続へは程遠い。
アレが突然鳥に攫われたりというような予期せぬ面
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バーバリアン(2022年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

期待してたのに愚作だった。
怖がらせるために、次々と通常ならあり得ない設定を放り込みすぎ。
当初ものすごく慎重な主人公が、事件発覚後、携帯電話の通じる地域なのに、すぐ警察を呼ばずに自分で困難に乗り込ん
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

なんとも後味が悪い。
自分の行動の罪深さに気付いて悩む少年を、気遣っている風でいて、実際は全て放り投げている。
感動話どころか実に残酷なラストだ。しかも湯川がその残酷行為に加担していて残念。

メランコリック(2018年製作の映画)

3.9

銭湯のボイラーでは遺体は完全には焼却できないだろうとか、まずは血しぶきを水で流してからブラシをかけろとか、ツッコミどころは色々あるのだが、それを補って余りある面白さが脚本にある。
家族三人のどうでもい
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オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

俳優トム・ハンクスに死角はないのか。
本作でも妻を亡くした頑固な老人を魅力的に演じている。
脚本も、過去と現在を何度も交差させる事で妻への愛の深さをしっかり表現できているし、彼が周囲の者とぶっきらぼう
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

ニコラス・ケイジ主演という事で予想してた物語ではなかった。
豚というより料理の話だ。しかし、豚への愛も料理へのこだわりも亡き妻への愛もどれも掘り下げが浅く、深い感動には至らなかった。故にテンポも退屈に
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怒り(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

何の予備知識も持たずに鑑賞。
三つの物語に似ている顔の人物三人をそれぞれ配し、相手を信じたり信じきれなかったりした時の怒りで、観る者の感情を揺さぶる構成は悪くないが、個人的には沖縄少年の飲み会後の行動
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.5

まず「アンブレイカブル」を観て、次に「スプリット」を観た上で、本作を観なければ物語を理解しづらいし、面白さも十分に理解出来ないと思う。
個人的には二作目の「スプリット」が一番好きなのだが、それでも本作
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

4.0

主人公のサンタにおける細かな設定が、物語に上手く活かされているので、血飛沫飛び散るバトルシーンも違和感が無い。
ラストのトナカイ達とのやりとりも微笑ましく、去っていくサンタの当初の考えも、変化したであ
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

2.5

原作未読。
NHKドラマ版は全話視聴済みで、本作も期待していたのだが、兎に角前半が冗長過ぎて眠くなる。
多分原作マンガでは、テンポ良く進行しているであろう物語を、約2時間の映画形態にしようとして、各シ
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

面白いとの評判に釣られ鑑賞。
確かに面白い。
主人公二人の会話が、この作品の面白さの半分。そしてもう半分がキレの良いアクションだ。
特にまひろ役の伊澤彩織の身体能力には驚いた。
アクション映画は多々あ
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アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.8

既にドラマ版を鑑賞済みな為、あの物語を映画ではどう表現したのか興味があったので、この映画版も鑑賞。
故に、設定の違う登場人物やエピソードの説明不足な部分に気付きはしたものの、それでもあの物語を128分
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.7

何気なく観始めたら、タッカー役が『レジデント・エイリアン 〜宇宙からの訪問者〜』に主演してたアラン・テュディックと知り、期待値が上がる。そして、やはり面白かった。心優しきデイルに、少々気の強いタッカー>>続きを読む

チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

4.0

大前提として、まずはドラマ版を先に鑑賞しておかなければいけない。
そうじゃないと登場人物達のバックボーンが分からないからだ。
ボクはドラマ版を楽しく鑑賞していたので、本作も十分楽しめた。
そして、予想
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.8

のんの演技がなかなか良い。
脳内で作り上げた別人格に語りかけつつ、勇気を持てない自分を誤魔化して生きる女性を、魅力的に演じている。
ただ、のんが設定年齢よりかなり若く見えるので、林遣都が歳下設定に見え
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.7

以前一作目を鑑賞し、そのつまらなさにガッカリしたのだが、本作の評判がまあまあ良さそうだったので鑑賞してみた。
設定をボードゲームからTVゲームへ変えた事で、ゲームの中に入り込む状況に不自然さが無く、更
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

大前提の設定が無理ゲー状態過ぎるので、未来に全く希望が見えず、ハラハラはするけど観終えても満足感は得られなかった。
せめて局地的設定にすれば、そのうち助けも来るかもという希望が見え隠れして、それまで頑
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メッセージマン(2018年製作の映画)

3.4

ストーリーは、今まで色んな映画で擦られてきた展開だが、主人公の徹底ぶりは悪くない。ただ、ラストボス相手にだけ油断し過ぎ。主人公が所属してる殺し屋組織の一部システムやら、そのメンバーの東洋人スナイパーな>>続きを読む

ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

とてつもなく高性能なハートは誰がどのように開発したのかとか、特定の国家に依存していないチャーターを金銭面で支えているスポンサーはどこなのかとか、肝心な部分がゴッソリ抜け落ちていて、大枠の設定が少年マン>>続きを読む

ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。
赤楚衛二は、このようなチョット抜けた感じのキャラが合っている。
とは言え、さすがにアメフト部にいたという設定だけは、体格から見て説得力が無い。
それと、対ゾンビの戦いが緩すぎる。コメディだ
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RE:BORN(2015年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

セリフの多くが厨二病的なのだが、そういう作品だと割り切って観れば充分楽しめる。
そもそもが、琉球古武術からくる身体操作であるウェイブを取り入れたゼロ距離戦闘術ゼロレンジコンバットを、会得者である坂口拓
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メッセージ(2016年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

評判が良いので鑑賞したが、満足感は得られなかった。
まず、3000年後に自分たちの危機を地球人に救ってもらう為に、時間を逆行してやって来た異星人に納得出来ない。
時間まで超越し、あれ程の宇宙船を作り上
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

昔からタイトルだけは知っていて、いつか観たいと思っていたので、今回やっと鑑賞。
テロで発生した火災は、なかなか消火出来ないので、ニトログリセリンを爆破させてその爆風で消そうという設定なのだが、それには
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.5

前作が面白かったので鑑賞したが、対ゾンビというより、ゾンビのいる世界でのマッドマックスという感じの作品だった。
スピード感のあった前作に比べると、演出面にもたつきが感じられ、主人公達の行動に、観ていて
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

実際に仮面を被る変身スタイル、大勢のライダーに襲われる、1号が死ぬ、などの要素は石ノ森章太郎の漫画版へ寄せに行ってて好感が持てた。石ノ森の別作品「ロボット刑事K」のオマージュや、政府の男たちの名が「立>>続きを読む

劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

4.0

主人公甘利田の給食時間での偏執ぶりは相変わらず常軌を逸していて面白いが、それだけで終わらせず、今作では給食とはどうあるべきかキチンと提示しており、更にはそれを感動できるラストへと昇華させている。
甘利
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サイコキネシス 念力(2017年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

冴えない父親が突然サイコキネシスを使えるようになる事の理由付けは、単純明快で悪くない。
その念力で地上げ屋達を翻弄するまでも楽しめた。
しかし、その後が頂けない。
娘達が、立ち退きに反対するとはいえ、
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.5

前作によって、エスターの正体は鑑賞者にも分かっているので、正体を知らない家族に入り込むという構成だと繰り返しになってしまい、盛り上がりに欠けるだろうなと考えていたら、キチンとそれを裏切る仕掛けを施して>>続きを読む

キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.7

実際に起きた事件を、緊張感の連続で見せつける構成は、観ている者を飽きさせない。
特に犯人役の俳優たちの演技は鬼気迫る感じで、作品の質を高めている。
救出作戦に登場するシールズの面々は、元シールズ隊員を
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決戦は日曜日(2022年製作の映画)

2.5

某YouTube動画で褒められていたので鑑賞したのだが、ボクにはイマイチだった。
確かに選挙裏での知られざる事実の数々や実在議員を思い浮かべてしまうセリフや行動など、面白くなりそうな要素は沢山あるのだ
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