heroheroさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

本作鑑賞直前に、前作を鑑賞していて良かった。
コレ、鑑賞と未鑑賞じゃ、満足度が全然違ってくるはずだ。
そして前作に続き今作も、ゲーム「エースコンバット」シリーズをプレイしていて良かったと感じた。
蛇行
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トップガン(1986年製作の映画)

3.7

公開当時は劇場鑑賞しておらず、その後TV放映された際に鑑賞しただけだった。ストーリーもほとんど覚えていなかったので、今回新鮮な気持ちで再鑑賞する事が出来た。
とにかく戦闘機シーンがよく出来ている。
F
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麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

3.9

2010年放映のTVドラマ「新参者」も、その後作られた映画版の本作も、当時観ていたのだが、ストーリーをかなり忘れてしまっていたので、改めて鑑賞。
今見ると、現在主役クラスの俳優である新垣結衣、松坂桃李
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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.7

大好きな「遊星からの物体X」の前日譚ということで、これは観るしか無い。
やや単調だが、全体の流れは悪くない。
ラストも「遊星からの物体X」へ上手く繋いでいる。
ただ、物体Xの造形に既視感があるのは、や
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嵐の中で(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

高評価だったので期待し鑑賞。
物語半ばまでは面白く観れたのだが、途中から落胆。
タイムパラドックスが起きない作りを期待したが、叶わなかった。
本作は重要行動の改変の度に、同時進行している幾つもの並行世
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モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

3.4

少々物語の盛り上がりに欠けるが、戦闘シーンは妙にリアリティがある。
たった今まで隣で一緒に戦ってた仲間が突然アッサリ死んだり、ウッカリ仲間を撃って殺しちゃったり、頼りにしてた武器が不発に終わったりと、
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.8

まずはアレのデザインが、想像の域を越えていて素晴らしい。
あの形状だからこそ空を飛べるのだと納得。
しかし、長い尺を使った或るエピソードが、本筋と関連性が殆ど無く、怖がらせる為だけのアイデアになってし
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

こういう雰囲気だけで淡々と進む群像劇は、嫌いではないし眠くもならないのだが、ラスト直前の走りながら長々と叫ぶ辺りから白けた。
あれはいらない。
急に舞台演劇みたいになっちゃってるので、それまでの雰囲気
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

4.5

なかなかの良作だ。
アフリカが抱える問題を、エンターテインメントとして分かりやすく構成し、尚且つ感動も与えてくれる脚本は秀逸だ。
ディカプリオ演じる主人公が、単純な立ち位置でない所も良い。
鑑賞して本
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.2

登場人物達が損壊された人体を見ても、さ程驚かないノリは、半分コメディなので許せてしまう。
殺される人物も嫌な奴らばかりなので、可哀想という気持ちも湧きにくいのだが、その分、入れ替わった殺人鬼に対する恐
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ソルト(2010年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

以前観た記憶があったものの、内容をハッキリ思い出せなかったので再鑑賞。
ソルトが敵でない事は、主人公である以上分かりきっているので、ロシア大統領死亡の報告が上がっても、何か裏が有ると思えてしまい、敵か
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マーターズ(2007年製作の映画)

1.9

ボクがホラーに求めるものは、良くも悪くもカタルシスだ。
だが、本作にはそれが全く無い。
只々ストレスだけが溜まっていく。
そして、それが何も解消されずに終わるのだ。
宗教感の強い人は、コレを面白く感じ
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

1.5

意味有りげに始まり、意味有りげに終わる。しかし、中身は殆ど無い。そんなお話。
期待し過ぎた。

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

いくら大脳をいじって能力を最大限に使えるようになったとしても、体の組織自体は固くならないので、厚さ15センチは有りそうなコンクリート壁を突き破って向こう側の空間まで吹っ飛ばないはずなのだが、まあ、この>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.2

ボクは北海道生まれなので、本作の舞台のような環境が、いかに厳しい寒さか想像出来てしまい、川に流されたら、あっという間に死ぬぞとか、全身びしょ濡れで雪の中歩いてたら、やっぱり死ぬぞと、ついつい考えてしま>>続きを読む

ルーム(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

いかに脱出するかがメインかと思っていたら、制作者は脱出してからを見せたかったようだ。
兎に角、子役のジェイコブ・トレンブレイの演技が上手すぎる。
あの長髪はカツラなのだろうか?
地毛ならば、あの長さま
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.1

面白い。
物語冒頭の夜道のシーンの意味がクライマックスで分かる。
そのクライマックスまで、様々な疑惑が少しずつ積み重なり、やがて一気に真相判明となる構成も良い。
なかなかの傑作だ。
そして持つべきは、
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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.7

物語の8割以上ずっとカーチェイス。しかもただ単に走り続けるだけじゃなく、要所要所で見せ場も忘れず、物語はスピーディーに展開する。
よくもここまでアクションと破壊が繋げられるものだと感心。
そしてラスト
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モンスター 変身する美女(2014年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

邦題よりも原題の「Spring」の方が、物語の意味を正しく捉えている。
ラストにて、主人公の顔だけ写している間に聞こえ続ける微かな異音が突然途絶えた直後、彼女の笑顔を見せる事で、彼女の愛の決断を表して
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兵隊やくざ(1965年製作の映画)

3.8

昔、十代の頃テレビ放映されてたのを観て、とても面白かった記憶だけが残っていたので、改めてAmazonプライム・ビデオにて鑑賞。
やはり面白かった。
第二次世界大戦をモチーフとした戦争映画は数々あれど、
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チャッピー(2015年製作の映画)

4.0

過去鑑賞備忘録。

ロボットが人間と関わる映画作品は色々観たが、個人的には本作が一番面白い。
チャッピーの行動を追ううちに、彼へいつのまにか感情移入してしまうのだ。

エスター(2009年製作の映画)

3.8

以前、テレビの地上波で観ていたが、記憶がかなり曖昧になっていたので再鑑賞。
今度はカラフルなエンドロールまでしっかり観られたので満足。
それにしても、本作に限らず精神科のカウンセラーって、ホントいい加
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

ああ、コレってよくあるパターンのヤツか・・・と思いきや、このあまりにもダイレクトな設定は、まだ誰もやっていないはず。
なかなか良いです。

バイオレンスアクション(2022年製作の映画)

2.5

見始めてすぐ、あの「キック・アス」でクロエ・グレース・モレッツが演じていたヒット・ガールと同じようなアクションを、やりたかったんだろうなと想像がつく。
まあ、それなりに頑張ってる。
しかし、肝心の脚本
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ウルトラQザ・ムービー 星の伝説(1990年製作の映画)

1.8

過去鑑賞備忘録。
昔レンタルビデオにて鑑賞。

これは「ウルトラQ」の名を借りたまがい物だ。
そしてつまらない。駄作だ。
ハッキリ言いたい。
皆んな実相寺昭雄を持ち上げ過ぎだと思う。
彼は決してウルト
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.2

亡くなった両親の抱えてた暗い秘密を知って苦悩するブルース・ウェインも、バットマンのコスチュームデザインも、個人的にはとても気に入ってるのだが、物語の流れには大いに不満。
とにかく3時間は長過ぎる。
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.7

主人公がスケボー少年と連携して逃げるシーンの見せ方が良かったのと、ラストで犬が無事だったので、鑑賞後の気分としてはまあまあなのだが、全体を通して見ると色々不満がある。
特に、本作は何故これ程までに警察
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

全編をパソコンなどの端末映像のみで観せるスタイルは、考えついても中々実現できるものじゃない。
脚本との兼ね合いで、どのように観せるか、かなり頭を使わないと難しいはずだ。
それをしっかり完成させてしまっ
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.0

主演のキーラ・アレンは、現実でも車椅子生活をしているそうだ。その事実を売りとして、この役のオーディションに応募したのだとしたら、演じた少女同様気骨ある性格なのだろう。
そんな彼女の迫真の演技は、ボクを
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サークル(2015年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

「CUBE」以降、目的不明の生き残り作品が増えた。
本作もそれに倣って、低い製作費を興味津々の会話劇で補い、最後まで飽きさせない。
しかし、ラストにはもう少し、このゲームの目的が何だったのかを提示すべ
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.5

一人の女性と一頭のサメとのガチバトル。
自分の持てる知識を総動員して繰り広げるサバイバル映画だ。
そして傷付いた一羽のカモメが一服の清涼剤。

透明人間(2019年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

まず疑問なのは、この科学者は、何のためにあの透明スーツを開発したのかって事。
スーツは既に完成してるので、本来なら学会で発表するか、極秘に軍事関係の団体と取引するなど、何らかの行動に出ていて然るべきな
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バクマン。(2015年製作の映画)

3.6

過去鑑賞備忘録。

原作既読。
個人的感想としては、主演の佐藤健と神木隆之介の配役は逆なんじゃないか?と思ってしまった。
それでも、漫画家を目指す青年達の物語としては十分楽しめた。

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

有名作品として昔から観たかったのだが、今回やっと観られた。
ハッキリ言うが、これ褒めなきゃダメなのかな?
自分には退屈で仕方なかった。
とにかく様々なシーンが一々長い。
あんなにダラダラ見せられなくと
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ダンケルク(2017年製作の映画)

2.7

まるで戦場に居合わせたかのような臨場感はある。
だが、面白いかと問われれば、ボクにはそうは感じられなかった。
絶賛するような作品ではないと思う。

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

3.1

過去鑑賞備忘録。

原作既読。
スタンドの表現は巷で批判されてる程悪くはないと思った。
主演の山崎賢人も、かなり原作イメージに寄せようと努力しているように感じる。
だが、物語を詰め込み過ぎだ。
スタン
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