アンナ・カリーナの素晴らしいところは、
どんな映画においても
「アンナ・カリーナ演じる○○」ではなく
「○○役を演じているアンナ・カリーナである」という点。
レオやフェイ・ウォンやマッティ・ペロンパ>>続きを読む
何度観ても本当におもしろいな。
純粋で単純明快な設定も変態ヴァーホーヴェンにかかればこんなにも悪趣味なエンターテイメントに仕上がる。
近未来のデトロイトはディストピアなムードが満載で、何故か男女混>>続きを読む
小学校を卒業した冬冬(トントン)が、母親の病気のために妹の婷婷(ティンティン)と共に田舎のお祖父ちゃんの家で過ごす夏休みの日々を優しさと詩情で綴った傑作。
台湾は夏休み前に卒業式があるんだな。
境>>続きを読む
大大大好きな変な映画のひとつ。
銀行の創立20周年を祝う仮面舞踏会を控えたある銀行家頭取。
彼はこれまで様々な悪事を働き莫大な資産を築いてきていた。
その頭取のもとに、
「これまでの罪を贖うため、財>>続きを読む
"よく映画を観に行った
暗闇のなかゾクゾクした
マドレーヌと僕は失望した
夢の映画ではなかった
僕らの夢見たトータルな映画ではなかった
僕らのつくりたい
生きてみたい映画ではなかった"
そ>>続きを読む
ソフィア・コッポラの登場人物たちはみな総じて自分(たち)だけの世界という部屋に引き籠ってきていました。
『Lick the Star』や『ヴァージン・スーサイズ』の開かれた現実世界とは精神的に隔離さ>>続きを読む
観返す度に好きになっていく映画です。
冒頭、主人公バリーの目の前で1台の車が大クラッシュを起こす。
さらにもう1台別の車がやって来ては、小さなピアノをバリーの目の前に棄てて走り去っていく。
こ>>続きを読む
この映画は
「普通の人々のサークルからはみ出てしまっている」と思春期特有の暴走してしまう自意識過剰な焦りと孤独を抱え殻に閉じこもった完全自己否定なヒロイン・杏奈が、謎の少女マーニーと出会い、
人を愛す>>続きを読む
ある意味『ザ・レイド』よりも超ド級の衝撃と
底力をみせつけるインドネシアの
Neverブッ飛び映画。
黒魔術研究の為、バリ島へやって来たつもりが
黒魔術女王のババアに弟子入りして
空飛ぶ首だけ女(ぷ>>続きを読む
トビー・フーパーが残した
数ある駄作の中の傑作であり、
彼の作品の中でも、唯一泣ける可能性を秘めた作品です。
内容はと言うと、
ひたすら「身体から火が噴く」
ただそれだけの映画。
本当にそれだけ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
何度観ても、やっぱり大好きだとうれしくなるような、そんな映画です。
物語なんかの大まかな部分は
何もこれといって真新しさや惹かれるものは
特にないのですが、1シーン、1シーンや細かな部分に、ものすご>>続きを読む